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大人向けのおすすめレゴ紹介 | ハマる大人が急増中!

      2017/08/31

最近、大人でもレゴ(LEGO)が好きな人が増えているようです。

そういう私も、レゴで遊びだしたのはここ数年のことで、大人になってからのこと。
実は、私は子供の頃にレゴで遊んだことがなく(少なくとも記憶にはない)、おとなになって興味が湧いてきました。
子供に買ってあげているという名目ですが、本当は自分で遊ぶために買っているようなものですね。

レゴは子供向けの玩具というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません!
レゴは明らかに大人をターゲットとした商品もたくさんあるんですよ。
今回は、大人が充分に楽しめるレゴを紹介したいと思います!

大人の初めてのレゴにもオススメ「クラシック」

今までレゴであまり遊んだことがない、持っていないと言う大人はまずは「クラシック」シリーズのコンテナを買うのもおすすめです。

レゴといえば、青いバケツや赤いバケツが有名ですよね。
おもちゃ屋さんにはどこでも必ず置いていました。
実はアレ、現在は販売終了しているんです。
現在は廃盤となった青いバケツ、赤いバケツの後継商品がこの「クラシック」シリーズ。
黄色いパッケージが特徴です。

青や赤のバケツは、入っているパーツも青や赤など、原色のカラーが多くて子供っぽかったんですが、クラシックではそれに加えて淡いピンクや紫など、今までになかった色も入っています。
パッケージもちょっとおしゃれになってますよね。

クラシックシリーズは対象年齢が4~99歳。
99歳と言うのはジョークかと思いますが、その対象年齢の通り年令に関係なく楽しむことが出来ます。

これから本格的にレゴを楽しみたい場合、スターターセットとして「10698 レゴ (LEGO) クラシック 黄色のアイデアボックス<スペシャル>」を買っておけば失敗が少ないでしょう。
レゴの分解時に必携の「ブロックはずし」も入っていて便利です。

レゴクラシックにはラインアップとして、「スペシャル」と似た箱の「プラス」や「ベーシック」もあります。
でもどうせ買うなら、入っているブロックが一番多い「スペシャル」がおすすめです。

レゴ テクニック

「レゴ テクニック(LEGO TECHNIC)」は、一般的なイメージのレゴとはちょっと違います。
レゴと聞いてイメージするのは四角い箱の上にポッチが並んでいる形状ですが、「レゴ テクニック」シリーズはアームと呼ばれる穴の開いた棒がメインとなってで構成されます。

technic

さらに歯車やチェーン、ショックアブソーバーなどの部品があり、動きのあるモデルを組み立てることが出来ます。
つまり、車だとタイヤの回転に合わせてエンジンのピストンが動いたり、ハンドルの操作でタイヤの向きが変わったり、ダブルウィッシュボーン構造のサスペンションが搭載されていたりするわけです。

これ、メカやカラクリ好きにはたまらないですよね。

テクニックは2000円台の安いセットもありますが、高いのになると5万円とかする高額な物もあります。
もちろん、高額なものはパーツ数も多く、複雑な機構を楽しむことが出来、さらに電動で動かすことも可能な商品もあります。

私はテクニックのパーツで自由自在にモデルを作るスキルはありませんが、オリジナルモデルに挑戦してみるのも大人心を刺激されますね。

このバケット掘削機はLEGOテクニック史上でも有数のパーツ数の多さと巨大さ、複雑さを誇ります。
しかも、バケットの回転、クローラーによる移動などがモーターによる電動なわけですが、たったひとつのモーターによって全ての動きが実現されています。
この辺のメカ的な出来の良さも含めて評価が高い商品。

これは廃盤になる前にぜひ手に入れておきたいですね。

[追記]
バケット掘削機作りました!
レビューはこちら↓
史上最大級のレゴ、バケット掘削機レビュー。大人も子供も大満足

こちらのトラックは、荷台についているバケットのアームが、空気圧のシリンダーにより動きます。
レゴテクニックには空気ポンプやシリンダーによって動くものもあり、「ニューマチック」と言う名前で呼ばれています。
レゴテクニックには重機系が多いですが、重機に多用されている油圧シリンダーの再現にはこれが欠かせません。

この「メルセデス・ベンツ アロクス」は今はちょっと価格が高騰気味かなと感じますので、そこまで強くはオススメできません…
そう。
レゴは廃盤になったりするとすぐに価格が高騰するんです。
欲しいと思ったときが買いどきです。
次も同じ値段で買えるとは限りませんので…

レゴ マインドストーム

「レゴ マインドストーム(LEGO MindStorms)」はかなり特殊な存在で、プログラミングによってモーターを動かしたり、センサーの入力に反応して動くロボットを作ったり出来ます。

対象年齢は10歳~となっているので、子供がプログラミングやロボットの知識を学ぶと言う、教育的な要素も強いです。
もちろん子供の教育だけじゃなく、大人の頭脳を活かして今までできなかった動きのあるレゴで未知の世界を切り開けるかも知れません。

しかし、価格が5万円近くと高額で、そのへんのおもちゃ屋に置いていることはまずないので、ほとんどの人は知らないですよね。

私もプログラミングやロボットに興味があるので、いつか挑戦したいと思っています。
買う時の名目上は、「子供の教育のため」と言うことで。

レゴ クリエイター

「レゴ クリエイター(LEGO CREATOR)」シリーズは、「クラシック」や「シティ」に並ぶ、レゴの代表的なシリーズです。
テクニックやマインドストームなどのちょっと特殊なものを先ほど紹介しましたが、ここからは一応普通のレゴです。

クリエイターシリーズは結構幅が広く、安い1000円台のセットは「これはすごい!」と言う程のものでもないんですが(それでも十分楽しめます)、数万円台の高額なセットは思わず見入ってしまうほど精巧な出来栄えです。

「10242 ミニクーパー」はドアやトランクの開閉ギミックや、車内のシートなどのインテリアも忠実に再現。
トランクの床下にはスペアタイヤまで用意されているという周到さです。
全体のフォルムも、実車の雰囲気がよく出ていて素敵。

[2016.09.25追記]
10242ミニクーパーのレビュー記事を書きました。
超ハイクオリティなレゴのミニクーパーを徹底レビュー!

「10234 シドニー・オペラハウス」もすごい。
あの複雑な形状を、よくもレゴで再現できるなと感心してしまいます。
それにオペラハウスなんて、子供に買ってあげても多分そんなに喜ばないですよね。
完全に大人向けレゴです。

それもそのはず、対象年齢も16歳以上となっていて、レゴ側もはなから大人をターゲットにしていますから。

レゴ スターウォーズ

スターウォーズが好きなら外せない!レゴとスター・ウォーズのコラボレーションそれが「レゴ スターウォーズ(LEGO STARWARS)」です。

「75105 ミレニアム・ファルコン」は屋根が開くようになっていて中にミニフィグ(人形)が乗っています。
ミレニアム・ファルコンのかっこよさと、チューバッカ等の登場人物がデフォルメされたミニフィグの可愛さが絶妙ですね。

バネでビーム(?)を発射するギミックもあり、子供から大人まで楽しめます。
飾ってよし、遊んでよしと万能なレゴ。
スターウォーズが好きなら外せません!

スターウォーズシリーズは灰色のブロックが多用されているので、原色ギラギラのレゴっぽさが少なく、部屋にも飾りやすいですね。

レゴ アーキテクチャー

「レゴ アーキテクチャー(LEGO Architecture)」は世界各都市を代表する建築物や有名な建物をレゴで作ることが出来ます。
その落ち着いた雰囲気はまさに「大人のレゴ」。
ルーブル美術館やリンカーン記念館など、聞いたことある建物や、なんか見たことある建物がラインアップされています。

なかでも「21050 スタジオ」はちょっと変わっていて、ひたすら白いブロックが大量に入っています。
これで自由に組めってことでしょうか。
さらに、277ページに及ぶ書籍が付属。
これには組立のヒントやテクニックなどが載っています。

ただの白いブロックのセットと思えば割高な感じがしますが、マニアはこの本目当てで買うようなものですね。
大人の、というよりもレゴのマニア向けの商品かもしれません。

スタジオ以外のアーキテクチャーシリーズの商品は、5000円前後とわりとお手頃価格のセットが多いです。
パーツ数もそんなに多くないので、お手軽にシックな雰囲気のレゴを作って飾りたい、と言う場合にも、「アーキテクチャー」シリーズはオススメできます。

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