超ハイクオリティなレゴのミニクーパーを徹底レビュー!
2017/04/18
いまさらですが、レゴのミニクーパー(10242)を買いました。
今回はこれのレビューを書きたいと思います。
このミニクーパーが期待していた以上の出来栄え。
いい買い物した満足感でいっぱいになれます。
LEGO 10242 ミニクーパーの概要
レゴ10242ミニクーパーは2014年8月頃に発売されたようです。
発売からもう2年も経つんですね。
発売当初は品薄で、並ばないと買えないほどだったそうですが、私はエキスポシティのレゴストアで普通に買いました。
アマゾンで見た限りでは残り数点となっていますね。
レゴの公式サイトではまだ現役の商品として掲載されているので、また入荷するんでしょうか。
1万円を超える価格で、レゴとしては結構高額な部類です。
と言っても、普通のおもちゃ屋に売ってるレゴは数千円クラスが多いですが、レゴストアとかの専門店では数万円クラスの商品が多数置いてあるため、そんなにむちゃくちゃ高いという感覚でもないですね。
でも冷静に考えると、1万円超えは結構高いです。
私の感覚が若干麻痺しつつあるのかもしれません。
レゴ 10242 ミニクーパーの出来栄えはレゴ史上最高峰と言っている人も多く、全体的なフォルムから、細部の作り込みに至るまで一切の妥協なし!と感じます。
レゴ10242 ミニクーパーの対象年齢は16歳以上となっているだけに、大人でも納得のクオリティです。
ボンネットを開ければ直列4気筒のエンジンが顔を覗かせ、トランクルームにはピクニックセットにスペアタイヤ。
屋根を外せば作り込まれた運転席に、かわいいチェック柄のシート。
イギリス車らしくハンドルは右です。
パッケージを開封すると、内容物はこんな感じで入っています。
なぜ買ったのか
このミニクーパーを買った理由は、一言で言うと「自分への誕生日プレゼント」です。
誕生日にレゴを買う33歳の大人というのもいかがなものかと思いますが、別に良いですよね。
ミニクーパーが前から欲しかったとかではなく、なんか買おうかなと思ってレゴストアに言った時にたまたま置いてあったから買いました。
LEGO CITYの60098 貨物列車とどっちにするか悩みましたが、レールを広げられたら家が狭くなるという嫁からの圧力に屈し、こちらを購入することに。
列車は、またいつか買うことにします。
買う前に、「どうせアマゾンのほうが安いんでしょ?」と思ってアマゾンでの価格をその場で調べてみたら、アマゾンより安かったので購入に至りました。
それにしても、店にいながらアマゾンチェックするって、なんとも嫌な客です。
税抜き12,500円でした。(税込13,500円)
ちなみに私が買ったレゴの中では、今までで一番高いです。
あと、嫁の愛車の旧型ミラジーノとミニクーパーはちょっと似ています。
しかも、嫁の車はこのレゴのミニクーパーと同じ緑色です。
作ったあと、子供たちもこれをミラジーノだと思ってるらしく「みらじーの」とか「おかあさんの車」って言ってました。
↑ミラジーノ
完成写真
製作途中の写真は撮ってないので、いきなり完成写真です。
作ってる時は夢中になっちゃって、写真を取ろうなんてこれっぽっちも思いませんでした。
対象年齢16歳以上となっていて、組立難易度はどんなもんかと思ったのですが、そんな難しいものではありません。
何と言っても「レゴ」ですからね。
組立図通りに作っていけば、小学生でも充分に組み立てられるはずです。
4歳の息子にはちょっと難しかったようですが…
大人も唸る出来
一人で組み立てに没頭したいところですが、こんな面白そうなものは嫁も子供も組み立てたいに決まっています。
なのでみんなで組み立てます。
と言っても、2歳の次男はあまり戦力になりません。
パーツを鷲掴みにして、どっかに走って行っちゃうし。
4歳の長男は、パーツを渡して組立図を見せたらなんとなく組んでいきますが、上手くパーツをはめれないところがあったりして、途中で飽きて違うことをして遊んでました。
嫁はドア、エンジン、インパネあたりを組みたててたんですが、ずっと
「これすごいな。」
言ってました。
予想していたよりも細かい所もレゴで再現されていて、関心しきりです。
うーん。
大人も唸るクオリティ。
個人的に気になったポイント
ミニクーパーを組み立てて、個人的に気になってポイントや、「なるほど」や「おっ!」っと思わせられた点をいくつかまとめてみます。
エンジンのインテークマニホールドの表現方法が斬新
エンジンのインテークマニホールド(吸気管)の、黒いパイプが伸びているように見えますよね。
これがどうなってるか分かった時、「そうきたか!」とすごく感心しました。
このエンジンだけを取り外してみると…
そう、インテークマニホールドはドラゴンの爪なんかに使われるパーツで、見えてない部分の先はないんですね。
でもエンジンルームに収まってると、見えない部分にもにパイプが伸びているように思えてきます。
シフトレバーのボールジョイント
シフトレバーは動くようになっているんですが、その仕組みにまた関心しました。
そんな使い方ができたのか!と。
ドーム状のパーツを外すとこうなっています。まだちょっと分かりにくいので詳しい説明を下に記します。
上の写真はよくあるクリップ2個で作るヒンジです。
でもこのクリップとボールジョイントのボールを組み合わせると…
入った!
なんと、クリップとボールはピッタリ入るサイズだったんですね。
以外な部品が接続できる、それもまたレゴの魅力です。
ちなみに上の画像のパーツは、クリップとボールジョイントの接続を説明するために手持ちのパーツを撮影したので、ミニクーパーで使われている部品とは違います。
フロントグリルの部品
ミニクーパーのフロントグリルって特徴的な形をしていますよね。
下のほうが幅広になった「台形」です。
この形は旧型のミニから、現行のミニにも伝統的に受け継がれています。
レゴミニクーパーでも、この形状は見事に再現されています。
こんな風に。
これ、どの部品を使っているかわかりますか?
その答えはこれ。
これ、名前なんていうのか知りませんが、取っ手みたいな部品ですね。
このパーツの横から見た形を利用するなんて、うまいこと考えますね。
ドアのヒンジ
ドアは開閉しますが、どういう機構かな?と思っていたら、答えはあっさりしていました。
答えは「1部品でヒンジとして完成している部品を使う」でした。
ドアの取手がスケート
ドアの取手には、取っ手っぽい形の部品が使われていますが、なんかこれ見たことあります。
アナと雪の女王のアイスキャッスルにも入っていましたが、スケートですね。
なるほど、こう使いますか。
ミニフィグの足につければスケートに、車のドアにつければ取っ手に早変わり。
ポッチがあまり見えない
レゴと言えばポッチの付いたブロックを思い浮かべますが、完成したミニクーパーの外観にはほとんどポッチが見当たりません。
執拗なまでにポッチを隠して、レゴっぽさを消しているわけですね。
ポッチがあるとおもちゃっぽさが濃くなりますが、ポッチがないと何とも言えない洗練された感じがして良いですね。
レゴが好きなのに、そのレゴの特徴でもあるポッチを隠したくなる。
なんだか矛盾しているような気がしないでもないですが、そんなレゴ好きは多いんじゃないでしょうか。
子供に遊ばせるとすぐにばらばらになる!
このミニクーパー、完成後の強度はお世辞にも高いとはいえません。
4歳児と2歳児の手にかかれば、すぐにこのようにばらばらになってしまいます。
屋根なんてリアウィンドウの上のポッチ2つだけで止まっていますからね。
ちょっと触っただけですぐに外れてしまいますよ。
インテリアを楽しむために、わざと外しやすい設計なんでしょうけど。
屋根が外れると、ウィンドウも結構かんたんに外れますし、トランクルームのドアも引っ張ったら割と簡単に外れます。
小さいお子様に与える際には、屋根を止めるポッチを増やして強度アップさせるなどの改造をしてからにしましょう。
そもそもこのセットの対象年齢は16歳以上となっているので、遊ぶためじゃなくて観賞用ですよね。
今回掲載している写真も、一回バラバラにされた後に夜なべして組み直したものです。
よく見ると幾つかパーツが足りてません。
まとめ
レゴのミニクーパーの出来は、評判通りでした。
買って損はありません。
また入荷されるのかもしれませんが、アマゾンの在庫が残り少ないようです。
入手が難しくなったレゴはすぐに価格が高騰するので、手に入れておきたい方はお早めに。