カワハラの、雑多な記録。

セセリチョウがかわいい。大きな瞳に一目惚れ!

      2019/06/24

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セセリチョウを知っているでしょうか?
昆虫の蝶々の一種なんですが、妙にかわいい見た目をしています。

セセリチョウとの出会い

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私とセセリチョウとの出会いは2年前、自宅の玄関でのこと。
夏で暑かったので玄関のドアを開け放していたら、ドアになんか止まっています。

茶色っぽいからだと羽根を見て、「なんか蛾が止まってる」と初めは思いました。
彼らは、その地味な色のせいでかなり損してるんじゃないかと思います。
もっと華やかな色をしてたら、アゲハチョウ並のアイドルになれる可能性を秘めているはず。

その頃、一眼レフカメラのマクロレンズを買って昆虫の撮影にちょっと興味があった私は、カメラを持ってきてとりあえず写真を撮影してみることに。
虫なんて、写真をとってたらすぐに逃げるのが普通なのに、こいつはなぜか逃げない。
大丈夫かこいつ?死んでるのか?と思いましたが、時々動いてるので生きてる模様。

至近距離でパシパシ撮っていて気づきました。

なんだこのかわいい顔は!

体にも毛がみっちり生えてる!もふもふしたい!

羽根をちょっと触ってみても逃げない。なんて人懐っこいんだ!

弱って飛べないのかと思いきや、その後は普通に飛んでどっかに行ったので、触らせてくれたのはセセリチョウなりのサービスだったんだと思います。

また、別の機会にセセリチョウを見かけた時、手を差し出すと指に乗ってきたこともありました。
普通はチョウに近寄ると逃げるものですが、この個体が特別人に慣れていたのか、セセリチョウが人懐っこいのか、どっちなんでしょうね?

その後、撮影した写真を見ながら調べてみると、どうもイチモンジセセリという蝶ということが分かりました。
蛾じゃなくて蝶々だった。
そもそも、蛾と蝶の分類なんて曖昧なので、私としてはどっちでもいいんですが、下手したらセセリチョウも蛾に分類されてしまっていたかもしれません。
万が一、蛾に分類されていたら、今よりも世間の人気からは遠い位置にいることになっていたんじゃないでしょうか。

セセリチョウがかわいい3つの理由

なんでこんなにセセリチョウがかわいいのか、自分なりに考えてみました。
次の要素により、かわいいと感じるんじゃないでしょうか。

  • 大きな眼
  • 密に生えた体毛
  • 小振りな羽と太く短めな胴体

大きな眼

セセリチョウは、体の割に大きな眼をしています。

眼が大きい = かわいい

と言って差し支えないと思います。
なんで眼が大きいとかわいいのかというと、人間でも動物でも、赤ちゃんは大人と比べて、顔の大きさに対して眼が大きいですよね。

赤ちゃん = かわいい
眼が大きい = 赤ちゃん

すなわち、

眼が大きい = かわいい

と言う三段論法が成り立つんじゃないでしょうか。

密に生えた体毛

セセリチョウの体は結構長めの毛がわさわさ生えています。
獣のようです。

ところで、毛が生えた動物はかわいいですよね。

これも三段論法で説明すると、
猫 = 毛が生えている
猫 = かわいい

すなわち

毛が生えているセセリチョウ = かわいい

いや、ちょっと無理やり過ぎたか。
世の中には猫をかわいいと思わない人もいます。残念ですが。

スモールライトがあったら、小さくなってセセリチョウの体を思い切り抱きしめたいですね。
もふもふしてて気持ちよさそうです。
なんか「クモがかわいい」の記事でも同じようなこと書きましたけど。

小振りな羽と太く短めな胴体

胴体の大きさに対する、羽の大きさが、アゲハチョウに比べて小さいです。
アゲハチョウは「優雅」「キレイ」と言った言葉が似合いますが、「かわいい」とはちょっと違う気がしますね。
形もなんかかっこいいし。

一方、セセリチョウは羽の形は、アゲハチョウに比べると丸い感じです。

小さい」「丸い」と言う、「かわいい」の2大要素を備えているというわけですね。

また、胴体もちょっと太くて短めでずんぐりむっくりした印象です。
ひょろ長いのよりも、太くて短いほうがかわいいですよね。
ルイージより、マリオのほうがかわいい、みたいな感じです。
どっちもおっさんですが。

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まとめ

茶色いと言うだけで蛾と思わないで下さい!
よく見るとかわいい顔をしてますから。

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