【レンズ】M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II Rの絞りが故障したのでパナソニック製に買い替えた
オリンパス OM-D E-M10のレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」を数年愛用していましたが、壊れました。
壊れたのは多分半年以上前ですが、他のレンズで凌いでたので、新しいのは買ってませんでした。
他のレンズというのも、2000円くらいで買ったCマウントのレンズをアダプターで無理やりつけたもので、絞りもフォーカスも完全マニュアルだし、独特のぐるぐるボケが出るし、画面の中央と端でピントが合う距離がずれてるしで、さんざんなレンズです。
F1.4と明るいレンズというだけが取り柄ですが、結局F4~8くらいに絞って使うことが多いのであんまり意味無し。
オリンパスの電動ズームレンズはやめておけ!すぐ故障したM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
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絞りが動かなくなった
そもそもどういった症状で故障したかというと、絞りがキュッとF22くらいに絞られた状態で動かなくなりました。
撮影は不可能ではないですが、画像は真っ暗で何を撮ったか全然分かりません。
分解して修理しようか?とも思いましたが、交換部品もなく多分無理なので諦めました。
修理に出すのも、おそらく他の中古品が買えるくらいの費用がかかるので選択肢から除外。
他のレンズに買い替えるのが良いかな。
このレンズ、そもそも壊れやすいんじゃ?
E-M10と同時に買った電動ズームレンズが直後に故障して、「電動ズームレンズはすぐ壊れるからやめとけ」みたいな記事を書いたこともありました。
電動ズームじゃないレンズが今回壊れたので、電動ズームじゃなきゃ壊れないわけじゃない、と痛感しました。
今回壊れた手動ズームのM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II Rと同じレンズを中古で買おうと、メルカリなんぞをウォッチしてたんですが、きちんと動くのは1万円前後のお値段。
安い値段で出てるのはレンズエラーが出る故障品。
こういった故障品が本当にたくさん出回っているんですね。
内部の配線のフレキ基板かなんかが断線する、というのが主な原因らしいですが、私のレンズもフレキ基板の断線が原因で絞りが動かなくなったのかも。
実は前にオリンパスの電動ズームレンズの記事を書いたときにコメントで、このレンズも壊れやすいという情報を頂いていたんです。
来るべき時が来た、と言えるのかもしれません。
オリンパスの安いレンズはコンパクトにするために無理な設計をしているのかも。
代わりのレンズはオリンパスじゃなくパナソニック製
壊れたレンズの代わりに何を買うかですが、最初は同じレンズを買おうとしていました。
でもまたすぐ壊れる可能性があるし、違うレンズを探します。
壊れたらもうちょっといいレンズにステップアップ・・・ と言うのは理想ですが、悲しいことに予算に限りがあるので、極力安いレンズを望みます。
わたし自身がそれほど熱心なカメラ好きってわけでもなく、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II Rで十分満足してたので、同等品で問題ありません。
E-M10のマウントはマイクロフォーサーズですが、採用しているのはオリンパスだけじゃなく、パナソニックもあります。
同じマウントなので、パナソニック製のマイクロフォーサーズマウントのレンズももちろんE-M10で利用可能。
壊れたオリンパス 14-42mmと同様のスペックとしてパナソニック製では「LUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 II ASPH. MEGA O.I.S.」なんかがあります。
どちらもキットレンズとして付属している最低限の標準ズームレンズ、と言ったところですが、今使ってる2000円のCマウントレンズよりはましでしょう。
メルカリで中古が安く売られてないかチェックしましたが、パナソニックの14-42mmはあんまり出ていません。
Amazonのほうが多く売られていて、価格的にもAmazonのほうが安いのがあったのでこちらで買うことに。
注文後に旧式だったと気づく
パナソニックの手動ズームの14-42mmを中古で探すとき、実は2種類あるので注意が必要です。
- LUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S [H-FS014042]
- LUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 II ASPH. MEGA O.I.S. [H-FS1442A]
「II」が付いてるのが新型、ついてないのが旧型。
新型と言っても2013年発売なので10年近く前なんですけども。
つまり旧型は10年以上前の品物の可能性が高いです。
わたしはこんなことよく知らないもんだから、まんまと旧型を注文してしまいましたよ。
何が違うかって言うと、まずサイズが一回り違います。
重量 | 直径 | 長さ | フィルター径 | |
新型 | 110g | 56mm | 49mm | 46mm |
旧型 | 165g | 61mm | 64mm | 52mm |
レンズ構成も違い、最短撮影距離も新型の方がちょっとだけ寄れたりするみたいです。
旧型と新型、どっちを買ったほうが良いかって言うと、多分新型のほうが良いんでしょうけど、旧型はかなり安く売られてます。
わたしが買ったのはたったの5618円でした。
新型の中古では安くても15,000円前後ですかね。
3倍の価格差を考えると、「旧型でいいや」ってなります。
だから知らずに注文したとは言え、旧型でいいんです。
(と自分に言い聞かせています。)
あと、旧型のほうがサイズが大きいので、詳しくない人が見たらなんか立派なレンズをつけてる感が出ます。
ここで「新型」とか言ってますけど、「II」の方もすでに生産終了していて、現在も生産中なのは電動ズームの「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」となります。
個人的には電動ズームは良い思い出がないので選択肢から除外しています。
オリンパスの14-42mmの不具合品は中古でたくさん出回っていますが、パナソニックの14-42mmの不具合品は中古で見かけないし、壊れやすいという話も聞きません。
パナのほうが壊れにくい可能性があります。
まとめ
サイズが大きい以外は、大きな問題はなく、おおむね満足しています。
なにより、価格が安かったし。
もうちょっと細かいレビュー的なことは別の記事で書きたいと思います。