【ヤマハ PAS little more】子供乗せ自転車を前カゴに交換する方法
2022/07/21
長男が生まれてまもなく購入した電動子供乗せ自転車「YAMAHA PASS little more(ヤマハ パス リトルモア」
息子たちが現在9歳と7歳になり子供が前のチャイルドシートに乗らなくなって久しくなりました。
子供の乗らないフロントチャイルドシートは、荷物を入れることは出来ますが、はっきり言って重くて邪魔。
ハンドル操作も重くなるし、段差でガタガタ言ってうるさいし。
というわけで、チャイルドシートを前カゴに交換します。
用意したのは純正ではなくお値段のお安い社外品のOGK製のカゴ、しかもこのカゴは手持ちの自転車には対応していません。
はっきり言って一筋縄では行きませんでしたが、そのへんも含めて画像付きで交換方法を説明したいと思います。
この記事の目次
かごを取り付ける電動自転車は10年くらい前のもの
かごを取り付ける「YAMAHA PASS little more(ヤマハ パス リトルモア」は、現在9歳の長男が生まれてすぐに買ったので、10年くらい前の電動自転車になります。
2年前位に新品のバッテリーに交換したので、まだまだ乗るつもりです。
うちのは後輪がちょっと大きめなやつですが、最近の子供乗せ自転車はタイヤが前後とも小さいタイプが主流っぽいですね。
一応純正の前かごが売られてないか調べましたが、今は売られてないようです。
何年か前に調べたときはあった気がしますが、少し古い自転車なので廃盤になったのかな?
と言うことで、社外品のかごをつけることにします。
用意したかごについて
用意したかごはOGK 「SB-011」
内容量約31Lと大きく、3000円前後くらいでAmazonで売られています。
カラーバリエーションは白と焦げ茶色。
手持ちの自転車に合わせて焦げ茶色にしました。
商品の説明には「前後に取り付が可能」とありますが、「ブリヂストン製アンジェリーノ、ヤマハ製パスkiss、丸石製フラッカーズと一般的な軽快車にはセンターバスケットとして使用できません。」とか書かれています。
「センターバスケットって何?」って思いましたが、要するに今回やろうとしている、フロントチャイルドシートをかごに交換したやつを「センターバスケット」と呼ぶみたいです。
商品の説明からは、対応している自転車が結局何なのかはよく分かりませんが、うちにあるヤマハ パス リトルモアには対応してないことは確かです。
かごの説明書の通りに取り付けできないんですから。
ちなみにこのかご、私が通勤で使っている自転車の荷台に付けてるのと同じものです。
前にもつけれるとは知らなかったな。
交換作業開始!
かごの取説には、かごの底と側面の3箇所をねじで止めるようにと書かれていますが、この自転車の場合は取説どおりに付けれません。
なぜなら、ハンドルのには取説に書かれているようなネジ穴がないんです。
かごに記載の対応自転車に自分の自転車が書かれてなかったのである程度は想定してましたけど。
どうやってつけるかは、作業しながら考えるスタンスで、最悪かごに穴を開けたりしてネジどめかな?と思ってましたが、結果的には追加工なしで取り付けることができました。
まずは作業前の姿から。
フロントに取り付けられた白いチャイルドシートをかごに交換します。
購入したかご、OGK 「SB-011」。
作業の最初に、ブレーキワイヤやコントローラのケーブルが止められているクリップを外します。
@@@ P1110210.JPG
クリップを内側から見るとこんな感じ。
クリップの先が「T」字型になっているので、ペンチなどでつまんで90度ひねると外せます。
片側外してみたところ。
チャイルドシート底のネジを外す
どうやったらチャイルドシートを取り外せるのか不明ですが、焦げ茶色の座面がなんか怪しいですね。
チャイルドシートは底と側面の3箇所で固定されているようです。
まずは底のネジを外していくことにしましょう。
底にあるナットを外します。
灰色のキャップを外してナットを外します。
すると座面がガバっと外せました。
ここのネジを六角レンチで外してみます。
外したところ。
次のネジを外すための準備として、上の画像はちょっとチャイルドシートをリクライニングしている状態ですが・・・
このように一番立てた状態にします。
ちょっと分かりにくいですが、角度の違いがわかるでしょうか。
すると底面にネジの頭が現れるので・・・
六角レンチではずします。
リクライニングした状態だとこのネジ頭が隠れて見えません。
これで底面の固定が外れました。
残すは左右2箇所のハンドル部の固定を外せばOKです。
ハンドル部左右2箇所のねじを外す
ハンドル部は、ここのネジを六角レンチで外します。
外した金具。後で使うのでまだ捨てないで!
金具を外したところ。
反対側も同様にねじを外すと・・・
チャイルドシート取り外し完了
チャイルドシートを外すことができました!
ハンドル周りがとってもすっきり。
かごの取り付け
カゴの取説によると付属のネジを底と左右の内側に止めるとありますが・・・
底はOKとして、この自転車には左右に止めれるネジ穴がありません。
困った。
もともと自転車に付いてた金具を利用して、こんな感じに止めてみることに。
ちなみに、かごにはこの位置にもともと穴が開いてました。
取説には何も書いてませんが、こんな風に取り付けることは想定されてるっぽいです。
この長いネジは、かごに付属していたものです。
かごの内側にネジの先が飛び出るのは嫌なので、ネジ頭がかごの内側に来る向きにしました。
ナットを締めて固定が完了したところ。
ナットが1本だと緩みそうなので、ネジ1本に対してナットを2個つけることでしっかり固定してます。
反対側も同じようにネジ止めすればかごの固定は完了です。
はっきり言って、結構無理やり止めてる感じですね。
でもすぐに壊れたりはしなさそうです。
と、ここで前触れなくナットが出てきてますが、かごの付属品ではありません。
下の画像みたいに、取り外したチャイルドシートに使われてたナットを摘出して再利用しています。
でも、数を揃えるのがまあまあ面倒だったので、M6のナットをホームセンターなどで買ってきたほうが早いかもしれません。
仕上げに、最初に外したブレーキワイヤとケーブルを止めるクリップを取り付けます。
交換作業終了!
これでチャイルドシート → 前カゴの交換完了です!
横から見たところ。
全体像はこんな感じ。
だいぶ見た目もすっきりしました。
かごを交換したらすぐに嫁が試乗してました
お、軽い軽い!と大喜び。
チャイルドシートよりもこのカゴのほうが荷物がたくさん入るので、たくさん買い物した日も安心です。
前カゴへの交換作業まとめ
今回の交換作業で一番困ったのが、「このかごを買って本当に取り付けられるのか?」と言う不安がやってみるまで解消されなかった点です。
でも、やってみたらなんとか取り付けることが出来たので一安心。
チャイルドシートのガタガタうるさいのもなくなり、ハンドル周りが軽量化したのでハンドル操作も軽快になり、荷物もたくさん積めるようになったので、いい事づくめでした。
子供が前チャイルドシートに乗らなくなった自転車は、前かご交換がおすすめです。