【写真あり】子供達に謎のぶつぶつが!「水いぼ」治療のために試した事
2019/05/18
5歳の長男の腕に謎のぶつぶつが出来ました。
さらに、3歳の次男の足(膝の内側)にもぶつぶつが。
なんかヤバイ病気かと心配してしまいましたが、どうも「水いぼ」と言うやつみたいです。
子供に出来た水いぼを治すために色々試したので、記事として書きたいと思います。
この記事の目次
子供達に出来たツヤのあるドーム状のいぼ
このぶつぶつは表面に光沢があり、半球形のぷっくりとした形でした。
ニキビともちょっと違いますが、爪で圧迫したらニキビみたいに潰せそうな気もする。
長男は右腕にたくさん出来ていて10個以上ありました。
次男は膝の内側に数個ある感じ。
この写真は長男の腕に出来たぶつぶつを撮影したものです。
多分スイミングスクールのプールでうつった
長男や次男の体にできた謎のぶつぶつを見た嫁の姉さんに、水いぼじゃないかと指摘されました。
水いぼ?
初めて聞いた。
どうもプールとかで子供が感染する、よくある病気らしいです。
長男も次男もスイミングに通っているので、そこで貰ってきてしまった可能性が高いです。
この季節、長男の幼稚園のプールも始まっていないので、感染経路がそこくらいしかありません。
皮膚科に行った
その後、嫁が怒涛のごとくネットで検索し、姉さんの言うとおりほぼ間違いなく水いぼだろうと思いましたが、一応病院へ。
皮膚科の先生は見た瞬間に「水いぼです」と断言。やっぱりそうか。
それで、治療方法としては、特に困らなければ治るまで放置する方法があるとのこと。
別に放っておいても問題はないです。
痒くなったりもしません。
唯一問題があるとすれば、人にうつしてしまうこと。
スイミングスクールや幼稚園によっては、水いぼがあるとプールに入っちゃダメという決まりがあるようなので、そこんとこ確認しておいてくださいねと言われました。
でも、治るまでの期間が長い!
自然治癒するには数カ月から数年かかることもあるそうです。
水いぼはウィルス感染によって出来るものですが、かきむしって水いぼが潰れたりすると中のウィルスが飛び散って他の部位にも水いぼが新たにできる「飛び火」が起きます。
なので、免疫ができて完治するまでに相当な期間を要するようです。
感染力は強くないですが、お風呂やプールで直接的な接触や、タオルを一緒に使ったりするとうつることがあります。
私にもうつるんじゃないか?と思い聞いてみましたが、大人には免疫があるのでうつることはあんまりないみたいです。
ピンセットで取ってしまう治療法もある
治るまで1年かかるとして、その間スイミングはどうする?と言う問題があります。
夏になれば長男の幼稚園のプールだってあります。
プールに入れず見学させておくのも可哀想です。
そこで、水いぼの直接的な治療方法として、ピンセットでいぼを取るという方法があります。
いぼを、ピンセットで、取る?
それ、絶対痛いやつですよね。
「痛いやつですか?」と皮膚科の先生に聞いたところ、「痛いやつです」とのお答えが。
それをすると長男は絶対泣き叫ぶと言う確信があります。
長男は痛みとか出血とかにめっぽう弱いですから。
ピンセット治療の1時間位前に麻酔シールを貼って痛みを和らげると言う対応は出来るとのことですが、それでも長男は泣き叫ぶと思います。
困った。どうしよう。
治るまで放置、又はピンセットで取るくらいしか病院でできる治療はないみたいで、特に塗り薬とか飲み薬とかが処方されることもなくこの日は終了。
ピンセットで取ってもらいたい場合はまたご来院くださいとなりました。
病院で教えてもらった情報によると、薬が全くないわけではなく、漢方で抑える方法もあるとのこと。
でも人によって効くかどうか分からないし、即効性もありません。
スイミングの規約を見ると、水いぼはアウト
家に帰ってから、通っているスイミングスクールの規約を見てみると、水いぼがあったらプールに入ったらダメと書いてました。
幼稚園のプールの時間も、水いぼがあったらやっぱり入れないっぽいです。
これは、早急にどうにかしないといけません。
出来ればスイミングは休ませたくない!
イソジン、ヨクイニン、はと麦茶を試す
嫁がネットで調べまくったところによると、イソジンきず薬を水いぼに塗って、ヨクイニンを飲んで、はと麦茶も飲んだら良いと書いてました。
なので早速、イソジンとヨクイニンのサプリメントとはと麦茶を近所のドラッグストアへ買いに行きました。
良いと思われることは全部試す精神です。
イソジンきず薬
「イソジン」と聞いて真っ先にうがい薬を思い浮かべてしまいましたが、「イソジンきず薬」の方らしいです。
ちなみに過去に「イソジンきず薬」として販売されていた商品は現在「明治きず薬」と言う名前で売られて、「イソジンきず薬」は従来とは別の会社の商品です。
細かい経緯は書きませんが、中身は同じとのことなので好きな方を買えばいいと思います。
イソジンきず薬は、綿棒に染み込ませて水いぼにチョンチョンって感じで付けていきます。
1日数回。
ヨクイニン
ヨクイニンってなんだと思いましたが、漢方薬らしいです。
病院で説明された漢方も多分これのことを言ってたんじゃないでしょうか。
ヨクイニンは、イボに効くということで有名な模様。
ドラッグストアではヨクイニンの錠剤が売ってたので買ってみました。
はと麦茶
はと麦茶にはヨクイニンが含まれています。
私の一家は普段麦茶を飲んでいますが、麦茶の代わりにはと麦茶にしたらちょっとは効果があるかもしれません。
はと麦茶のパックはドラッグストアに売ってなかったので、その後楽天とかで買いました。
飲んでみると、少しクセのある後味ですが、私は美味しいと思いました。
知らないものを積極的に口にしない長男は嫌がるかな?と思いましたが、特にリアクションもなく普通に飲んでいました。
木酢が利くらしい
他に「木酢」が聞くという情報を仕入れてきた嫁は木酢が配合されたクリームと液体を買っていました。
その名も「これだけでイケるかもセット2」。
何だそのネーミングは。
「これだけでイケるセット」ではなく、「これだけでイケるかもセット」。
逆に言うと、これだけではいけないかもしれないってことですね。
そもそも木酢が何かよく分かりませんが、木炭を作る時に副産物として出来る酸性の液体のようです。
殺菌作用があり、水いぼのウィルスを弱らせます。
これを1日2回くらい塗ることで水いぼが改善される、かもしれない…
木酢を買ってからは、イソジンは塗らずにこちらを塗ることにしました。
朝と風呂上がりに、サラサラの液体の方の木酢を塗り、その後クリームの木酢を綿棒でちょこちょこと塗ります。
ピンセットを使って自分で取ることも出来ると知る
皮膚科ではピンセットで取る治療もあると聞きましたので、どんなピンセットを使って取るのかな?と思って調べたところ、病院じゃなくて自分で取ってしまう人も結構いることが判明。
amazonで水いぼ取りに使いやすいピンセットも売っていました。
ホーザン製のP-878と言う型番ですが、ホーザンはハンダゴテやピンセットで有名なメーカーです。
このピンセットも医療用として売られているわけではありません。
でもアマゾンのレビューを見ると半数以上が水いぼを取るのに使っている模様。
正直、木酢を毎日塗るのは面倒です。
しかも、目に見えて良くなっている感じもしません。
木酢を塗ったからって、1週間やそこらで治るものではないのは分かってますが、もうピンセットで取っちゃったほうが手っ取り早いんじゃないのか?と思い始めました。
と言うことでピンセットを購入。
初めからピンセットを買っておけば良かったのかもしれません。
「これだけでいけるかもセット2」は結構高かったのに。
で、実際取ってみたんですが、寝てる時にやったら子供達は起きることもなく処置することが出来ました。
具体的にどんな風にやったかは↓こちらの記事に書きました。
しばらくしたら水ぶくれが出来て大変なことに!
ピンセットでだいたいの水いぼは除去できたので、これで安心。
水いぼ後のかさぶたが取れたら問題ない。
と思っていましたが、長男をお風呂に入れた時お腹の皮膚がとんでもないことになっているのに気付きました。
直径1cmくらいの傷跡が数カ所。
あと水ぶくれが1つ。
1cmの傷跡は水ぶくれが潰れた跡のようです。
その他に小さなかさぶたが複数。
小さなかさぶたの箇所は、ピンセットで水いぼを取った覚えはありません。
痒くてかきむしった結果傷ができたのかもしれません。
よく見ると、傷が出来ているあたりは他の部位と比べて皮膚が乾燥してカサカサになっています。
とりあえず病院に連れて行くと、なんかバイ菌が入ったりとかでこんなことになったでしょう。とのこと。
- カサカサ
- 痒い
- かきむしる
- 傷が出来る
- 変なバイ菌が入る
- 水ぶくれが出来た
みたいな流れでしょうか。
もしかして、下手に水いぼを取ったのが原因でこうなったのか?と自分のやったことに疑念を抱いてしまいましたが、関係あるのかないのかは分かりません。
水いぼはこんな風に水ぶくれが出来たりはしないと思うので、直接は関係ないと思いますが…
でも、水いぼを取った傷跡からの感染症もあり得るので、病院じゃなくて自分で取る方法は気安く人におすすめは出来ないな、と思いました。
結局スイミングスクールを休会する
長男の腕の水いぼはなくなりましたが、今度は足の方にも幾つか水いぼが出来てしまいました。
腕に出来ていたのが飛び火したのかもしれません。
お腹の水ぶくれ跡を完全に治したいし水いぼも新たに出来てしまったので、結局スイミングスクールは1ヶ月間休会することにしました。
次男の方は、足にいくつかあった水いぼを取ったらほぼ治ったんですが、長男のついでに次男も休会させることに。
スイミングは休会せずになんとかしようと思っていたのですが、目論見通りにはなりませんでした。
休会の届けを出したのは7月の分ですが、水いぼの治療のために6月も最初から休んでいます。
結果的に2ヶ月間スイミングを休むことになります。
しかも7月が終わっても治らなかったら更に休みを延長しなければなりません!
そんなに休んだら、せっかく慣れてきたプールの感覚を忘れてしまうかも、と言う心配もあります。
休会の届けを出した時のスイミングスクールの人の話では、自然治癒じゃなくて病院とかで取ってもらう子供が多いそうです。
そりゃそうですよね。
自然治癒に数ヶ月~数年もかかるんだから、そんなに待ってられません。
治療前後の比較
上の写真が5月20日、下が6月4日です。
まだかさぶたが残っていますが、この記事を書いている時点ではかさぶたも取れてもうちょっときれいになって来ています。
今後の方針
私がピンセットで水いぼを取ったから水ぶくれが出来たのでは?と言う強烈な疑惑の目が嫁から向けられました。
なので、また私がピンセットで取るという選択肢が取りにくくなってしまいました。
水ぶくれの跡が治ったら、一度皮膚科で取って貰うのもアリかもしれません。
でも、多分泣くだろうな。
やっぱり自分で取るか…
とにかく、7月中にはケリを付けたいと思います。
まとめ
今回試したことをまとめるとこうです。
- 皮膚科に行って水いぼと診断
- イソジン傷薬を塗る
- ヨクイニンを飲む
- はと麦茶を飲む
- 木酢を塗る
- 自分でピンセットで取る
水いぼは治るのか治らないのか、8月からスイミングに復帰出来るのか出来ないのか、結果が出たらまた書きたいと思います。
[追記]
8月になり、無事にスイミングに復帰できました!
水いぼは7月に入ったら徐々に落ち着いてきて、新たな水いぼが出来ることもありませんでした。
8月になる頃には綺麗さっぱり消えていました。
下手したら半年くらいの長丁場な戦いになると思っていただけに、案外あっさり終わったなと言う感じです。