カワハラの、雑多な記録。

50円でブックホルダーを自作する方法

   

ピアノを弾こうと思って譜面台に楽譜を開いたら、ページが閉じてしまって演奏どころじゃなくなったのでイライラが頂点に達しました。
片手でページを押さえてると、両手でピアノを弾くことが当然出来ない。

または、本を読むときに手で持たなくてもページが開いたままにしたい!と思うことがあるかもしれません。

その悩み、50円で解決してみせましょう!

直径2mmのステンレス製針金を曲げたら自作ブックホルダーが出来る

今回私が提案したいソリューションがこちら。

見ての通り、針金を曲げただけの物体です。
簡単に作れるので、サイズ違いで無駄にいくつも作ってしまいました。
でもこれが驚くほど役に立ちます。

このように開いた本に自作ブックホルダーを装着すればあら不思議。
本を開いた状態で保持することができます。

ここで一つお詫びがあります。
タイトルで「50円でブックホルダーを自作する方法」なんて書きましたが、50円分だけ針金を買うことはできないので、使った針金が50円分と言う意味です。
10mのステンレス針金を一巻き買ったら1,000円位するみたいです。
ちょっとタイトルを盛ってしまいました。

@@@ amazonリンク

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E7%B7%9A-%E7%B7%9A%E5%BE%842-0mm-25kg%E5%B7%BB-10kg%E5%B7%BB-%E3%80%90250g%E5%B7%BB%E3%80%91/dp/B01C3NN710/ref=sr_1_7?ie=UTF8&qid=1552854473&sr=8-7&keywords=%E9%87%9D%E9%87%91+%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B9

わざわざ針金を買うのもな、と言う場合は針金ハンガーを曲げても同じようなものが作れるかもしれません。

作り方は画像を見ての通り、針金を曲げるだけですが、曲げたり切ったりするためにペンチやニッパー、鋭利な切り口を丸めるためのヤスリもあったほうが良いですね。

自作ブックホルダーの装着方法

こんな感じで取り付けます。

本を傷つけないためのちょっとしたコツ

先端をちょっと曲げて、針金の先端が本に直接触れないようにしてみました。
先が直に本に触れるよりは、本へのダメージが少ないかと思います。

今回使ったのは直径2mmのステンレス製の針金ですが、アルミ製の針金はちょっと注意が必要です。
アルミの針金をこすりつけると、紙に跡がつくことがあるからです。
アルミは柔らかい金属なので、微妙に削れて粒子が紙に付着するんだと思います。

ステンレスだと絶対に大丈夫だという保証はありませんが、アルミよりは安全です。
針金の先も尖ったままだと手をけがしたり、本を傷つけてしまうかもしれません。
借りた本とかには使わないほうが無難かと思います。

幅15cmで大抵の本は止められそう。
楽譜とかの大型本でページのめくりやすさを考えると20~25cmくらいが良い。
特に大きい本だと30cmでもいい。

ページもめくれる

楽譜って、1曲が複数のページにまたがっていることがあります。
そんなときはページをめくらなきゃいけません。
でも大丈夫!
このブックホルダーはページめくりにも対応しています。

コツは、本のページを保持できるギリギリ大きめのサイズにブックホルダーを作ること。
小さめに作った場合、めくるのが難しくなります。

ブックホルダーのサイズはどれ位がいい?

ブックホルダーの作り方は簡単ですが、サイズ(幅)は何cmにするのが良いか悩んだので、30cm, 20cm, 15cmと複数作ってみました。

一番汎用的に使えそうなのが15cmです。
400ページくらいあるA5よりちょっと大きい本も、文庫本も対応できます。

結構大きめのこの楽譜に使ったのは30cmタイプ。
15cmでも止めれますが、ちょっとページをめくるのが辛くなります。

15~30cmの範囲で作れば、世の中の大半の本には対応出来ると思います

場合によってはただのオモリのほうが便利

プログラミングの技術書とか、本を開いて確認しつつPCにコードを書いたりする場合、手で本を押さえると著しく効率が落ちます。
先程のブックホルダーでもいいんですが、ちょっとページをめくりにくいのが玉に瑕なんですよね。

机に直接本を置いて開きたい場合、「オモリを乗せるて開いておく」と言う原始的な方法が有効です。
ピアノの楽譜は立てた状態で譜面立てに置くので、オモリ方式は使えません。

ただ、いい重さのオモリがなかなかないんですよね。

私が「これちょうどいい!」と思ったのが、カメラのストロボ。
単三電池が4本も入ってるので、程よい重さ。

各自、使いやすいオモリを見つけてもらえたらと思います。

作るのが面倒なら市販品をどうぞ

今回自作したブックホルダーは針金を曲げるだけですが、作るのが面倒くさいという人や、見た目のみすぼらしさが嫌だという人は、市販品をどうぞ。
地味に高いのが多いですが、機能的で見た目もいいです。

と言うか、市販品が高かったので自分で作ろう!と思ったのが事の発端だったんですけどね。

本を開く機能のみの市販ブックホルダー

市販品のブックホルダー(ブックスタンドや書見台)には大きく2タイプあります。
私が今回自作したような、本を開いて保持するだけのタイプと、開いた上に本を立てておけるタイプ。

まずは開いて保持するだけのタイプから。

フリップクリップ ブックホルダー

メカニカルでちょっとかっこいいです。

プラムネット ブッククリップ

なんというか、ただのでかいクリップです。
これで役に立つのかな?と思いましたが、Amazonの評価は上々です。

Just a mall ブックスホルダー

一見して使い方が分からない。
でもこの手の他の商品1,000円~と言う価格が多い中、やたら安いです。
レビューが今の所ないので、使い勝手のほどは不明ですが、幅の調整も出来るので、案外良いかも。

本を開いて立てれる市販ブックスタンド

続いては本を開いて立てることのできるタイプ。
ブックスタンドとか書見台とも言うみたいです。

actto BST-02 ブックスタンド

スッキリしたデザインで、本の角度も調整可能。

HENGSHENG 竹製ブックスタンド

ブックスタンド,HENGSHENG 書見台 筆記台 本立て 5段階調整 全面竹製使用した
HengSheng

珍しい竹製のブックスタンド。
ナチュラルな素材の温かみを感じたいあなたに。

ソニック ブックスタンド リビガク

1,000円以下と、比較的安価。

譜面台

ちょっと毛色を変えて、「譜面台」はいかがでしょうか?
ページを保持するアームは付いてるし、見やすい角度に調整できるし、机のないところに置いて高さも調整できると言う高機能さ。
しかも安い。
机の上に本を置くスペースがないよ、と言う人にいいかもしれません。

自作ブックホルダーまとめ

針金でブックホルダーを作ったはいいけど思ったほど使わないな、というのが現実だったりします。

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