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【3万円以下の安い液タブ】初心者におすすめ19選!2023年

   

高価なイメージのある「液晶ペンタブレット」(通称「液タブ」)ですが、最近ではびっくりするくらい安い機種が多く出ています。
かつての液タブはプロや上級者向けの機材で、初心者はより安価な板タブから始めることがほとんどでした。
しかし、これだけ安くなると、デジタルイラストを今から始めたい!って初心者さんがいきなり液タブから入るのも全然アリですね!

というわけで、比較的手を出しやすい3万円以下の液タブで、現在販売されているものを網羅的に比較してみました。
この価格帯は初心者におすすめの液タブとなっています。

液晶ペンタブレットとは?

説明不要と思いますが、パソコンに接続してデジタルイラスト・お絵かきに使うペンと板状の機器を「ペンタブレット」といいます。

ペンタブレットにはいわゆる「板タブ」と「液タブ(液晶ペンタブレット)」があります。

板タブはモニターを見ながら描く

板タブはただの板にケーブルが生えているようなデバイスで、板の上で専用のペンを動かすとPC画面上のカーソルが対応して動きます。
つまり手元を見ずに画面を見ながら描くことになります。

アナログのお絵かきとは感覚が異なるため、慣れが必要です。

液タブは手元を見ながら描く

液タブは、液晶画面のついた板(スマホを大きくしたようなイメージ)の上に専用ペンで描くと、カーソルが対応して動き、絵を描けます。
手元に置いた液晶画面に直接描き込むため、紙と鉛筆を使ったアナログのお絵描きに近い感覚です。

アナログのイラストで経験がある人でも、スムーズにデジタルイラストに移行できるでしょう。
イラスト未経験者でも、誰でも使ったことにある紙と鉛筆の感覚に近いのですんなり慣れることが出来ます。

つまり、すべての人におすすめとも言えます。

従来は価格が高いのがデメリットでしたが、現在は3万円以下でかなりの選択肢があります。

液タブの見た目がタブレット端末(iPadやAndroidタブレット、Kindle fire等)に似ているため勘違いする人がいますが、通常は液タブ単体では使えません。
あくまでPCへの入力機器、外部モニタとして使うため、パソコンが必要です。(Androidスマホ対応機種もあります。)

3万円以下の液タブ比較表!

メーカー 形式 価格(円) サイズ
(インチ)
筆圧
段階
傾き
検知
液晶
種類
解像度 ショートカット
キー数
色域カバー率 フルラミ
ネーション
ディスプレイ
android
対応
発売年
GAOMON PD1161 16798~20998 11.6 8192 60° IPS 1920 X 1080 8 NTSC 72% 2019年
GAOMON PD1561 29999~32999 15.6 8192 60° IPS 1920 X 1080 10 NTSC 72% 2019年
GAOMON PD156 PRO 32299~37999 15.6 8192 60° 1920 X 1080 10 NTSC 88% 2019年
GAOMON PD1320 25499~29999 13.3 8192 60° IPS 1920 X 1080 NTSC 86% 2021年
GAOMON PD1220 23799~27999 11.6 8192 60° IPS 1920 X 1080 NTSC 86% 2021年
HUION Kamvas13(スタンド付き) 27197~32980 13.3 8192 60° IPS 1920 X 1080 8 sRGB 120% 2020年
HUION Kamvas13(スタンドなし) 23999~29999 13.3 8192 60° IPS 1920 X 1080 8 sRGB 120% 2020年
HUION Kamvas12 19900~27999 11.6 8192 60° IPS 1920 X 1080 8 sRGB 120% 2020年
HUION Kamvas 16(2021) 35999~44999 15.6 8192 60° IPS 1920 X 1080 10 sRGB 120% 2020年
ワコム Wacom One 13 30000~39000 13.3 4096 60° IPS 1920 X 1080 NTSC 72% 2020年
XPPen Artist 12 20240~22980 11.6 8192 IPS 1920 X 1080 6 72% 2018年
XPPen Artist 12 セカンド 26680~32980 11.9 8192 60° 1920 X 1080 8 NTSC 90%, AdobeRGB 94%, sRGB 127% 2021年
XPPen Artist 13 セカンド 33600~39980 13.3 8192 60° 1920 X 1080 9 NTSC 92%, AdobeRGB 96%, sRGB 130% 2022年
XPPen Artist 13.3 Pro 29733~34632 13.3 8192 60° IPS 1920 X 1080 8 NTSC 88%, AdobeRGB 91%, sRGB 123% 2019年
Parblo Coast10Pro 19999~25999 11.6 8192 60° IPS 1920 X 1080 6 AdobeRGB 85% 2022年
Parblo Coast16Pro 29999~39999 15.6 8192 60° IPS 1920 X 1080 6 NTSC 92% 2022年
UGEE U1200 22999~27999 11.9 8192 60° IPS 1920 X 1080 NTSC 90%, AdobeRGB 94%, sRGB 127% 2022年
UGEE U1600 29999~39999 15.6 8192 60° IPS 1920 X 1080 NTSC 90%, AdobeRGB 94%, sRGB 127% 2022年
VEIKK VK1200 23799~27999 11.6 8192 60° 1920 X 1080 6 NTSC 72%, sRGB 100% 2020年

※表は横にスクロール出来ます。

3万円以下の液タブは中国製品が多い

昔はイラスト用のペンタブレットといえばワコムくらいしか選択肢がなかったですが、最近急激に各メーカーが参入しています。
それでも「ワコムか、ワコム以外か」と言った具合にワコムは相変わらず強いです。

そしてワコム以外はたいてい中国製です。
中国製の液タブはワコムと同等スペックより大幅に安く、初心者が始めるにはお財布にも優しくおすすめとなっています。
安いとは言え、最近の中国製品はしっかりしたものが多く、決して安かろう悪かろうではありません。

  • XPPen
  • GAOMON
  • UION

あたりが中国メーカーの中では比較的有名です。

液タブの選び方とスペックの説明

一覧表を見てもスペックの見方が分からないかもしれません
重要なスペックの解説をしていきます。

価格

ものを買うとき、やっぱり価格は重要ですよね。
今回は3万円以下(一部3万円を超える機種もあります)の液タブを紹介していますが、一昔前なら考えられない低価格です。
新品で液タブを買う場合、一番安いもので2万円程度になります。
3万円以下で新品の液タブを買う場合、2~3万円の範囲内で選ぶことになります。

画面サイズ

液タブのサイズは大体決まっていて、下記のサイズが主流です。

  • 11.6インチ
  • 13.3インチ
  • 15.6インチ
  • 21.5インチ

3万円以下の液タブでは11.6インチ、13.3インチあたりがメインとなります。
発売から数年立つ一部機種なら15.6インチもぎりぎり手が届くかなといったところ。

デスクのサイズとの兼ね合いもあり、ただ大きければ良いというものでもありません。
大きく手を動かすように描く人は大きいサイズを、指先で小さく描くタイプの人は小さいサイズで十分と言えます。

自分のスタイルに合わせて選択してください。

解像度

高級な機種ではWQHDや4K解像度の液タブがありますが、低価格帯ではフルHD、つまり1920 × 1080 の解像度しか選択肢がありません。
余程古い機種だと解像度が低いものもあるので、念のためフルHDかどうか確認しましょう。

ペンは電池不要?

最近の液タブは軒並み電池不要のペンとなっています。
ペンに充電池を内蔵しているタイプは充電が必要なので、いざ描こうとしたら電池切れ!なんてことも。
作業のモチベーションにも影響するので、出来れば電池不要のペンを搭載した液タブを選びましょう。

上の各機種比較表に掲載の液タブは、全て電池不要ペンです。

傾き検知有無

ペンの傾きを検知し、タッチを変えることが出来る機能です。
こちらも最近の機種にはほとんど搭載されています。

ただし、使用するペイントソフト側で対応していないと機能しません。

フルラミネーション

液晶やガラスを一体化して製造する手法のこと。
視差がすくなくなる、つまりペン先と実施に描かれる線のずれが小さくなります。
できればフルラミネーションの液タブを選びましょう。

ショートカットキーの有無と数

自由に機能を割り当てられるボタンの有り無しと数もチェックしておきましょう。
液タブによってはショートカットキーがないものもあります。
なくてもキーボードショートカットを併用したり、左手デバイスを別に準備すれば快適な操作が可能な場合もあるので、絶対必須というわけではありません。

接続方法

液タブとPCの接続方法もチェック。
よくあるのはHDMI端子とUSBでPCに接続する方法。
液タブ側はUSB Type-C 1本で、ケーブルが分岐している3in1ケーブルと呼ばれるものを採用している機種が多いです。

液タブ、PCともにType-C 1本のみで接続する機種もあり、配線が少なくてスッキリした作業環境を実現できます。

スマホ対応か?

androidスマホに対応した液タブもあります。
液タブとスマホをType-CのUSBケーブルで接続する方式ですが、スマホ側が対応していないと使えません。

液タブ、スマホ両方対応しているかよく確認してから購入してください。

3万以下ではそんなに重要ではないスペック

以下は、3万円以下の液タブではそんなに気にしなくていいのかな、というスペックです。
3万円以下では選択の余地があまりない、というのが実情です。

液晶種類

IPS液晶を採用した液タブが多いです。

色域

NTSC 〇〇%とかsRGBとか、Adobe RGBとか色々あります。
数字が大きい方がもちろん良いですが、最近の格安液タブはどれも十分キレイな表示なので、色域の数値は機種選択の決め手になるほどではないかと思います。

筆圧感知レベル

8192レベルが多いですが、ワコムのWacom Oneは4096レベルと一段落ちます。
とは言え、4096レベルでも十分なので、この数値だけの理由でワコムを選択から除外するのは待ったほうがいいでしょう。

タッチ対応

ペンだけではなく、スマホのように指でのタッチに対応した液タブもあります。
しかし、3万円以下でタッチ対応の液タブはないので、あまり気にしないでいいでしょう。

その他気になる液タブをピックアップ

3万円でワコムの液タブが買える!Wacom One 13

ワコムといえば高級品が多いですが、中でも破格なのがこの「Wacom One 13」。
なんと約3万円で買えてしまいます。

やっぱりワコムのブランドと安心感は絶大ですよね。
やっぱり日本製がいい、って人はWacom One 13を選ぶといいんじゃないでしょうか。

板タブとして使える機種

液タブを板タブとして使えることを売りにしている機種もあります。

HUION Kamvasシリーズや、XPPen Artist 12など。
どういうことかというと、PCディスプレイと液タブを同じ画面を映す設定にしておき、液タブの画面をOFFにすることで、板タブと同じように使える、ということ。

液タブは手元を見ながら作業するため、首や体に負担がかかります。
一方板タブはPCディスプレイを見ながら作業するので、首への負担が少なくなります。
時々板タブモードにすることで、快適に作業ができるってことですね。

Type-Cケーブル1本で接続可能な機種

液タブ周りの配線をスッキリさせたいとき、USB Type-Cケーブル1本で液タブとPCを接続できる機種がおすすめです。

XPPen Artist 12 セカンドGAOMON PD1320など。
ただしUSB 3.1GEN1、DP1.2をサポートしている必要があるなど、PC側が対応している必要があるため確認しておきましょう。

スタンドの有無

液タブを適当な角度を付けておけるスタンドを別売りオプションとしている機種が多いですが、本体に付属している機種もあります。
別に買うよりオトクなことが多いので、スタンドが必要ならチェックしましょう。

GAOMON PD1320 / PD1220は画面のカバーを折りたたむとスタンドになるというアイデア仕様になっています。

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