カワハラの、雑多な記録。

まあまあ高コスパなSIMフリースマホwiko g08レビュー

   

嫁のスマホが壊れたので新しいスマホを至急選定することになりました。
条件としてはSIMフリーで、しょぼすぎないスペックで、5.5インチ以上で、なるべく安い(2万円以下)。

探してみたら、良いのありました!

というわけで、Wiko g08というSIMフリースマートフォンを買ったので紹介したいと思います。

なぜWiko g08を選んだ?

嫁が前に使っていたASUSのZenfone2 Laserですが、しばらく前から画面にヒビが入っていたので、手頃なのがないか探していました。
ところが、ある日画面が完全に点灯しなくなってしまったので、本腰入れて探さないといけないことに。

スマホが壊れたことに対して嫁は、毎日やっていたキャンディークラッシュソーダのデータが消えたことに一番ショックを受けていました。
え?ショック受けるとこそこなの!?

壊れたスマホをよくみたら、バックライトが点灯しなくなって表示がほとんど見えなくなっていただけで、幸いにも一応液晶は映っててタッチ操作は生きているみたいでした。
なので、メールアドレスを登録してキャンディークラッシュソーダのデータは一応引き継げたので、嫁安堵。

新しいスマホの条件として嫁の要求はただ一つ。

  • 画面が大きいほうが良い。6インチくらいほしい。

とのことです。
Zenfone2 Laserの画面は5インチで、私はこれで充分だと思いますけどね。
6インチもあったら片手で持ちにくいんじゃないの?

あとは私の判断で、

  • メモリは3GB以上
  • できるだけ新しい機種

と言う条件を追加して探したところ、Wiko g08が一番条件に近かったため購入しました。

価格は17,820円でした

私にとってスマホ選択の最重要要素である価格は17820円でした。
できれば1万円台前半で、と考えていましたが、そのお値段では条件に合うのがなく。

ちなみに私が現在使っているalcatel IDOL4は10980円という安値で手に入れて満足しています。
嫁にも同じのを買おうか?と思いましたが、値上がりして17000円くらいになっていました。
この金額出すなら他の選択肢もあるのでパスしました。

ちなみにSIMフリースマホで人気機種の価格帯は3万円前後らしいです。
個人的には2万円超えたら高いと思いますが、高級な機種だと10万超えとかあります。
正気の沙汰とは思えないですね。

使ってたら落としたりして傷だらけになるし、2~3年使ったら買い換えるし。
スマホ本体はなるべく安いのに限ります。

スペック、特徴

スペックはざっくり下記の表の通り。
今まで使っていたZenfone2 Laserと比較してみました。

型名Wiko g08Zenfone 2 Laser
画面サイズ5.7インチ5インチ
画面解像度1440 * 7201280 * 720
OS(工場出荷時)Android 7.1Android 5.0
サイズ(mm)152.3 * 72.8 * 8.3143.7 * 71.5 * 10.5
質量(g)162145
CPUSnapdragon 430 MSM8937Qualcomm Snapdragon 410
メモリ4GB2GB LPDDR3 RAM
ストレージ64GB16GB eMCP
カメラ(前面)2000万画素500万画素
カメラ(背面)1600万画素1300万画素
バッテリー容量(mAh)30002400
SIMカード種類Nano SIM 2micro SIM 2
発売日2018年2月23日2015年8月8日

流石に2年半も後に発売された機種なので、全てにおいてg08が上のスペックです。
それでいて購入時の価格を比べるとg08がだいぶ安い!

Wiko(ウイコウ)はフランスのメーカーらしいです。
スマホの世界では中国、台湾のメーカーが幅を利かせている昨今ですが、フランスとは珍しい。

メモリは4GBと充分だし、ストレージも64GBと充分です。

18:9と縦長のディスプレイを搭載。スリムで持ちやすい


左からZenfone2 Laser, IDOL4, g08

g08のディスプレイは5.7インチあるんですが、この数値ほどは大きく感じません。
というのも、今まで一般的だった縦横比16:9ではなく、18:9の縦長ディスプレイを採用しているためです。
幅的には5.2インチとほぼ同じです。
ということは、今まで使っていた5インチのZenfone2 Laserと幅はあまり変わらないんです。

大画面のスマホがご希望だった嫁は「思ってたより大きくないなあ」と言いつつも、その後特に文句は言ってないので、OKなんだと思います。

ところで、「18:9」って要するに「2:1」です。
なんでわざわざ「18:9」と表現するかというと、今まで主流だった「16:9」に対して「縦がちょっと長いですよ」ということを分かりやすく伝えるためですね。たぶん。

表示領域を増やすためには画面を大きくしたいけど、単純に画面を大きくすると幅が広くなって持ちにくくなる。
そんなジレンマを解消するために縦だけ伸ばしたのが18:9ディスプレイです。

この18:9ディスプレイは今後のトレンドっぽいですね。

g08の外観


外観は、安っぽくなくいい感じです。
と言っても、私は「スマホの外観なんてどれも大差ない」という考えですので、よっぽど変じゃなければOKです。

左からZenfone2 Laser, IDOL4, g08

背面はラウンドしてなくて平面です。
ASUS Zenfone2 Laserは背面が丸みを帯びているので、机に置いたらグラグラしたんですよね。
これがちょっと嫌だったんですけど、g08はグラグラせずに安定するので、机に置いたまま操作しやすいです。

保護カバーと保護フィルムは付属しています。
マイナー機種のカバーも、ネットで探せばたいてい手に入りますが、最初から純正のカバーが付いてる方が嬉しいですよね。

カバーは普通のプラスチックよりも柔らかく、ゴムみたいな素材なので、落下時の衝撃も多少は吸収してくれそうです。

USB Type-Cではなく、昔ながらのmicro USB

最近のスマホは裏表を気にせずに津挿入できるUSB Type-Cのコネクタで充電するのが増えています。
ところがこのg08は今年の2月発売と比較的新しいにもかかわらず従来型のmicro USBを採用しています。

どうせならType-Cにすりゃいいのに、とは思いますが、今まで使ってた充電器やモバイルバッテリーのケーブルがそのまま使えるので、個人的にはOKです。

ディスプレイ解像度は控えめだが、これで充分じゃない?

私が使っているalcatel IDOL4を買う時はフルHD液晶にこだわって機種を探しました。
だって、画面の解像度が高いほうが気分がいいじゃないですか。

でも嫁が使うスマホではフルHDのような高解像度ディスプレイにはこだわらずに選定しました。
嫁が使うものだから適当に選んだ、とかではなく、フルHDのIDOL4を手にしたとき、思ったほどの感動はなかったからです。

前のスマホと比べて解像度が
1280 * 720 → 1980 * 1080
となったわけですが、5.2インチ程度のディスプレイでフルHDは明らかにオーバースペックかと思います。
正直言って違いがわからない。

いや、並べて比べたわけじゃないので、実際には細かい文字とかがちょっと見やすくなったりしてるのかもしれませんが、体感としてそんなに違わないなと感じます。

そしてg08の解像度は1440 * 720と、HD解像度の縦を160pixel延長した格好です。
この解像度でも表示は充分きれいですし、問題ないです。
嫁自身も解像度については全く関心もこだわりもないようです。

自撮り用のインカメラが2000万画素もある。広角の切り替えも可能

g08の特徴として、自撮り機能の充実した点が挙げられます。
アウトカメラの画素数は1600万ですが、インカメラは高性能な2000万画素を搭載しています。
しかも、インカメラは2つのカメラが付いていて、より広い範囲が映る広角カメラに切り替え可能。
広角のインカメラは800万画素と少し控えめなスペックです。

なんというか…
個人的にはものすごい無駄な機能です!
インカメラの方を高性能にするというのが個人的には理解できません。

自撮りなんてしませんしね。
嫁も使わないので、インカメラ自体がいらないくらいです。

それにしてもインカメラにわざわざ性能を振るほどの需要があるんでしょうか?
まあ、あるからこうなったんだと思いますけど。

DSDSってなんだ?

最近の流行りは「DSDS」らしいです。
g08もご多分に漏れず「DSDS」対応しています。

ん?何、DSDSって?

DSDSとは「デュアルSIMデュアルスタンバイ」だそうです。
要するに2枚のSIMカードを入れることが出来、両方のSIMカードで待ち受け出来るということ。

個人的にはSIMは1枚しか使わないのでどうでもいいです。
便利な人には便利なんでしょう。

ちなみにSIMのサイズはnano SIMです。
私のIDOL4と同じく、micro SIM → nano SIMに手作業でカットして使えるようにしました。

普通の人が普通に使う分には問題ない

スマホの性能に直結するCPUですが、g08はSnapdragon 430を搭載しています。
400番代はエントリー向けでスペックは控えめです。

3Dを多用するようなヘビーなゲームを楽しみたい方には向いてないと思います。
でもゲームとかそんなにしない、普通の人が普通に使う分には全く問題ありません。

このスマホを使う嫁の用途としてはWeb閲覧、メール、LINE、そしてキャンディークラッシュソーダくらいしかしないので、スペック的には充分です。
しばらく使ってますが不満の声は聞こえてきません。
前使ってたZenfone2 Laserのスペックでも特に不満はなかったみたいですしね。

しかもメモリは4GBもあるので、複数のアプリを立ち上げてもメモリ不足で動作が遅くなることもそうそうないはずです。
メモリはあればあるほど嬉しいですが、正直言ってスマホで4GBも使うことあるの?って思ってしまいます。

まとめ

全体的に見て、際立った特徴があるわけでもなく、可もなく不可もなくといったところでしょうか。
性能と価格を考えると、コスパはまあまあだと思いますので、スマホ選びに迷ったときにいかがでしょうか。

 - PC, ガジェット