カワハラの、雑多な記録。

レゴ互換ブロックがおまけの食玩「ホビーブロック」なるものを発見

   

スーパーのお菓子売り場に行ったら、なんかブロックを組み立てるレゴ的な物を発見しました。
お菓子売り場なのでいわゆる「食玩」なわけですが、レゴに似たブロック系のおもちゃが入ってるのね、と最初は思いました。
でもよく見ると、レゴに似てるというより、もうほとんどレゴ!

これは中身を確かめてみなければ!
即買い決定です。

価格は150円(税別)と激安

食玩って結構高いのありますよね。
500円位するのもあったりして、おいそれと買えません。
それに引き換えこのレゴ風ブロック食玩はなんと150円とお手頃価格。
300円だったら買うのをためらってしまいますが、150円なら、試しに買ってみようかなってなりますよね。

子どもたちには「100円までならお菓子を買ってやる。」と言っておきながら、150円の食玩を買う大人。
それは私のことです。

150円で26ピース入りの消防車両を買いましたが、種類によってパーツ数は違うようです。
とりあえず、一番パーツ数が多いのを選んでみました。

この商品は中国製らしく、パッケージに日本語はなく、英語の表記のみです。
底に日本語のラベルが貼ってますが、これによると商品名は「ホビーブロック」って書いてます。
元の箱には“RESCUE TEAM”と書かれていますが、シリーズ名みたいです。
警察車両っぽいやつは“POLICE”、建築車両的なものは“CITY PROJECT”と書かれていました。
商品名らしいものはなく、ブランド名は“QI ZHI LE”とあります。
調べてみると、中国のおもちゃメーカーのようです。

輸入しているのは「株式会社 甲山屋」。
Webサイトを拝見すると、QI ZHI LE以外のレゴ互換ブロックも「ホビーブロック」の名前で販売しているようです。

パッケージも明らかにレゴを意識してる

左上に品番とか対象年齢とか書いてる感じとか、明らかにレゴを意識してますよね?
もちろん「LEGO」のロゴはありませんが、そもそもこの商品の名前もよく分からないです。

箱が破れてるのは、目を離したすきに次男(4歳)が勝手に開封したため。
油断も隙もないですね。
食玩なので申し訳程度にお菓子(ガム)が入ってたはずですが、これも次男が勝手に食べてしまい、どんなのが入っていたのかは確認できず。

勝手に食べるな。
なんというか、教育が行き届いていないと感じます。

ブロックの形状は完全にレゴのコピー。もちろん互換性アリ

レゴで遊んだことのある人なら、パーツを見た瞬間にレゴの完全コピーだとすぐ分かるはずです。
フェンダーのパーツなんか、レゴによくあるやつだ。
レゴと混ざっちゃうと、分けるのが困難になりそうなほどです。
レゴはポッチの上に「LEGO」の刻印がありますが、多くのレゴコピー商品と同じく、この食玩ブロックにもポッチ上の刻印はありません。

そして気になるレゴとの互換性ですが、パーツの形をここまで忠実にコピーしてるんだから、互換性がないほうがおかしいですよね。
試しに手持ちのレゴにはめてみましたが、なんの問題もなく結合できました。

ただ、タイヤだけはゴム部品がない独自形状です。
レゴはプラスチックのホイールにゴムタイヤを嵌める構造ですが、こちらはプラスチックの一体成形。
150円で売られている食玩なので、わざわざゴムのタイヤを作ったりしたらコスト的に厳しくなるのかもしれません。

ちょっと組付けが硬いパーツもある

レゴコピー商品と本家レゴの違いとして、プラスチックの成形の品質もありますが、「組立時のフィーリング」も大きく違うと思います。
言葉では伝わりにくいですが、レゴはブロックとブロックを組むときに「にゅにゅっ」と気持ちよく入ります。
コピー品はブロックの組み合わせによって硬かったり緩かったりと、感触にバラツキがあったりします。

この商品の対象年齢は6歳なので、6歳の長男に組み立てさせてみました。
ところが、クリップをバーに取り付ける箇所は結構固く、「硬いから付けて!」と言われてしまいました。
いつも諦めが早すぎる長男ですが、たしかにレゴよりちょっと硬いかも。

クオリティは悪くない

26ピースしかないので、仕上がりはしょぼいです。
いや、150円という価格を考えれば妥当だと思います。

パーツの品質はそんなに悪くないと感じました。
レゴほどシャキッとしてないですが、このブロック同様にレゴと互換性のある「メガブロック」と同じ程度のクオリティはあるんじゃないでしょうか。

まとめ

組み立てるときは喜んでやってましたが、組み上がった後は子どもたちはあまり興味を示さずでした。
まあ、本物レゴがあるし、あえてこれで遊ぶ必要もないし。

この手のレゴ互換品は、パーツがレゴと混ざっちゃうと厄介なので隔離して保管しないといけません。
作った後の取扱に困りますね。
細かいことを気にしない人は混ぜて遊んでも良いと思います。

わけのわからん、すぐ捨てちゃうような食玩を買うよりはオススメ出来ます。

 - LEGO(レゴ)