【DIY可】屋根のアンテナがダサい！カッコいいテレビアンテナ11選
オシャレな一軒家に住んでたら、屋根の上に乗っかっている魚の骨みたいな形のテレビアンテナがダサい！と思ったことがあるんじゃないでしょうか？
魚の骨みたいなアンテナは｢八木式アンテナ｣と呼ばれ、高性能で安価な反面どのお家も同じ八木式アンテナが立っているので面白みがないですよね。
実は八木式アンテナ以外にもテレビのアンテナはいろいろあるんです！
壁面に取り付けて目立たないフラット形状のものや、室内に設置出来る簡易タイプなど。
屋根の上に設置する八木式と比べて、設置工事の難易度も低くネット通販で簡単に入手可能なので腕に覚えがあればDIYも可能です。
スマートなアンテナでお家の見た目をスッキリさせてみてはいかがでしょうか？
この記事の目次
そもそも八木式アンテナってどんなの？屋根裏設置という手もあり
そもそも八木式アンテナってどんなの？と疑問に思う人もいるかと思いますが、この画像の上の方にある端に｢く｣の字の部品が付いてるのが八木式のUHFアンテナです。
下の方の｢く｣の字がついてないのは｢VHFアンテナ｣と言って、アナログ放送用のアンテナ。
地デジに移行してアナログ放送は終了したので、今の時代は役に立ちませんが、新築の家以外は割と今でもVHFアンテナが付いたままだったりします。
魚の骨型の八木式アンテナがダサイと感じる人は、役にも立たないVHFアンテナがいつまでも屋根の上に乗ってるのはもっと許せない！と感じるかと思います。
そういう不要になったアンテナは出来れば撤去したほうがいいです。
台風の風で倒壊しやすくなったり、腐食して折れたりすることも考えられますから。
屋根上の作業は危険が伴いますので、撤去は専門業者に依頼するのがおすすめです。
例えばアンテナ110番
は全国どこでも対応可能です。
通常は八木式アンテナは屋根の上に設置しますが、なんと屋根裏に設置する事も可能みたいです。
屋根裏に設置できるスペースが必要だったり、屋根の上よりは電波が弱くなるので映らない場合もあるようですが、屋根上に比べて頑張ればDIYもできそうですね。
屋外用のデザインアンテナ
八木式アンテナに対して、屋外に設置する平面(フラット)タイプのアンテナを｢デザインアンテナ｣と呼んだりします。
フラットタイプだけじゃなくてドーム状のもあったりしますが、八木式アンテナに比べてずいぶんスッキリしたデザインで、こだわりのお宅にもマッチします。
家の外壁に金具を取り付けたり、ベランダの手すりに取り付けることで設置可能。
これからアンテナをいくつか紹介しますが、アンテナで有名な日本のメーカーは3つあります。
- DXアンテナ
- マスプロ電工
- 日本アンテナ
他のメーカーがダメというわけではないですが、この3社は実績があって有名なので、選ぶときの判断基準の一つにしてください。
DXアンテナ UH26BA 【平面型、26素子相当 】
| 価格 | 7,000円前後 |
｢26素子相当｣と言うのは、26素子の八木式アンテナに相当する性能がありますよ、と言う意味。
八木式アンテナには14素子とか26素子とかあって、数字が大きくなるほど受信性能が高くなります。
テレビ放送を発射する電波塔から離れた地域は｢弱電界地域｣と言って、素子数の多い高性能なアンテナが必要となります。
フラットな長方形のデザインは、デザインアンテナでも定番の形状。
目立たない軒下に設置でき、黒などのカラーバリエーションのある機種もあります。
ANTOP AT-415B【UFO型、720°全方位受信、ブースター付き】
| 価格 | 10,000円前後 |
ANTOPと言うのはアメリカのメーカーっぽいです。
説明文の日本語が若干不自然な点に中華感が漂いますが。
フラットな形状ではなく、円盤状のUFO型。
円盤状なので、向きを調整する必要がなく、簡単に設置可能なのは良いですね。
ANTOP AT-JP416B 【UFO、360度多方向受信、ブースター付き】
| 価格 | 8,000円前後 |
こちらもANTOPのUFO型ですが、直径11.18cmとかなり小ぶりです。
知らない人はテレビのアンテナとは気付かないと思います。
UFO型は向きを気にしなくてもいいので、キャンピングカー等の車載用にもよく使われるみたいです。
Coolcraft フラットパネルアンテナ
| 価格 | 3,500円前後 |
フラットな薄い板みたいな形状で、結構カッコいいですね。
どこのメーカーのものかよく分かりませんが。
付属のケーブルは品質があまり良くないので他のに交換すると良いという情報もあります。
屋内、屋外兼用
屋内、屋外兼用のアンテナは「とりあえず室内に置いてみて、電波が弱かったら外に設置する」みたいな柔軟な対応が可能です。
屋外用の平面アンテナに室内用のスタンドが付属しただけ、と言う見方も出来ます。
日本アンテナ UDF85B【室内/屋外用、ブースター内蔵、強・中・弱電界地区向け 】
| 価格 | 7,000円前後 |
日本のアンテナメーカー3強の一つ、日本アンテナ製の室内、屋外兼用アンテナ。
ブースター内臓で、強電界～弱電界地域まで対応しているので、室内設置でも十分映ると言うレビューが多くあります。
配線は別途用意する必要があるのでご注意を。
TOSHIBA DUA-400【室内・屋外共用】
| 価格 | 4,500円前後 |
安心の日本メーカー製のフラットなデザインのアンテナです。
スタンドを付けて室内にも置けるし、金具を使って屋外にも設置出来ます。
※ベランダ用金具は別売りとのことです。
屋内用
屋内専用のアンテナはどうしても簡易的な印象がありますが、その分手軽に設置できて安価なものが多いので、試して見る価値ありです。
屋内のアンテナで受信できれば、もちろん屋根にアンテナは不要です！
実は私、4万円近く払ってアンテナ修理を業者に頼んだことがあるんですが、頼む前にこういうのを試してみればよかったと後悔しています。
もしかして2,000円くらいでどうにかなったかも。
Wsky ペーパーアンテナ
| 価格 | 2,000円前後 |
ペーパーアンテナの名の通り、ペラペラな紙みたいなアンテナ。
こんなので映るの？って思いますが、これがちゃんと映るんです。
もちろん地域や家の立地によっては電波の状態が悪くて映らない可能性はありますが、そんなに高いものじゃないので、試して見てもいいですね。
もしかして、屋根のアンテナはなくても大丈夫かもしれません。
そこはかとなく、昔の室内アンテナを彷彿とさせるデザインに見えるのは、私だけでしょうか？
TININ ペーパーアンテナ【木目調】
| 価格 | 2,500円前後 |
こちらもペーパーアンテナですが、木目調のデザインが特徴的です。
本体にダルマ型の穴が2箇所開いてるので、壁のフックに引っ掛けてぶら下げる、という使い方もできそうですね。
DXアンテナ US120AW【ブースター内蔵、強電界地域用】
| 価格 | 2,500円前後 |
DXアンテナ製の安心感でこの価格。
ブースターも内蔵しています。
ペーパーアンテナではなんとなく心もとない、という場合にどうぞ。
どっちが高性能かは分かりませんが。
でも、強電界用の記載があるので、地域によっては映らないと思いますので注意してください。
黒のカラバリもあり。
DXアンテナ US10WB【デジキャッチミニ 、強電界用】
| 価格 | 1,000円前後 |
強電界用なので、地域によっては使えないかもですが、DXアンテナ製にしてめっぽう安い。
タイミングによっては1,000円未満で販売されてたりします。
アンテナの傾き具合が調整できる構造になってます。
SEEWE ペーパーアンテナ
| 価格 | 1,000円前後 |
横長の長方形な形状のペーパーアンテナ。
ブースターは内蔵ではないですが、その分安価になってます。
電波塔に近い地域なら十分使えそうです。
地域によってはデザインアンテナが使えないこともある
屋内タイプのアンテナは性能的に劣るのは仕方ないにしても、屋外タイプのフラットなデザインアンテナよりも、やっぱり八木式アンテナのほうが受信性能は高いようです。
屋根の上にあるというのが、電波を受信するために有利というのもありますが、屋根上で主張してる存在感は伊達じゃないということですね。
となると、自分の家はデザインアンテナでちゃんとテレビが見れるのか？ってことが気になりますよね。
結局は｢やってみないと分からない｣ですが、近所の家をチェックしてみて、デザインアンテナが多ければその地域は八木式じゃなくても見れる可能性もあります。
(八木式アンテナもデザインアンテナもない場合は電波に関係ない｢ケーブルテレビ｣を引いてるかもしれません)
1万円ほど出してデザインアンテナを買ってみて、結局使えなかった！と言う結末が許せない人は、アンテナ業者に依頼する手もあります。
実際に現地で電波受信状況を測定して、最適なアンテナを提案してくれるはずですので無駄な買い物をせずに済みます。
工事費などを含めると少々高額になりますが、自分でやって失敗するリスクは避けられます。
アンテナ工事をしてくれる業者はいろいろありますが、下記のとこなんかは全国規模で有名です。
まとめ 室内アンテナも色々あってびっくり！
正直に言うと今回調べてみるまで、「室内アンテナ」と言うと大昔のテレビの上に乗っかってた針金のアンテナしか知りませんでした。
でも今は色々あるんですね。
デザインアンテナや室内アンテナを利用すれば、屋根の上の不格好な八木式アンテナは不要です。
家の外観にもこだわる人はぜひ検討してみてください。