【体験談】機械設計会社への転職|転職エージェント利用はメリットしかなかった
2023/02/18
私は過去にメーカーの設計者から、機械設計会社の設計者へと転職したことがあります。
転職活動の時に利用したのが転職エージェント。
機械設計会社への転職に限りませんが、より良い条件を求めた転職の際には転職エージェントを利用するメリットが大きいです。
体験談を交えて説明したいと思います。
転職エージェントとは？
転職する場合、昔は転職サイトに掲載された求人に応募していましたが、｢転職エージェント｣を利用すると専任のキャリアアドバイザーが付き、転職をサポートしてくれます。
対面や電話、オンラインにてキャリアアドバイザーとカウンセリングを行い、マッチする求人を紹介してくれたり、履歴書などの応募書類作成、採用試験の日程調整など面倒なことを一手に引き受けてくれる頼もしい存在です。
言ってみれば、転職エージェントとはハローワークみたいなもんです。
転職エージェントの利用料金は無料
転職に関して至れり尽くせりな転職エージェントですが｢でもお高いんでしょ？｣って思いますよね。
でもなんと、無料(タダ)なんです！
(なんて、わざとらしく書きましたが、知ってますよね)
転職エージェントは人材を採用したい企業からお金をもらうので、転職したい人は利用料金はかかりません。
採用が決まれば、企業から転職エージェントに成功報酬として採用者の年収の30%を支払う、みたいな契約になっているようです。
つまり、年収500万円で採用して成功報酬が30%としたら、150万円を転職エージェントが受け取ることになりますね。
結構額が大きい！
そりゃ、転職エージェントも必死で転職させようと頑張ってくれるわけですね。
転職エージェントを利用するメリット
転職エージェントを利用するメリットは具体的にどんなものがあるでしょうか？
いくつかまとめてみました。
転職エージェントは公開されていない求人を持っている
転職エージェントを利用するべき大きな理由の一つですが、転職サイトなどに掲載されていない｢未公開求人｣の情報を持っています。
転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することで、自分だけで探すより希望に近い会社が見つかる可能性が高いです。
転職先として今まで検討していなかった、憧れのあの会社の未公開求人があり、応募できるチャンスが訪れるかも。
私自身も、公開求人情報では自分がキャッチできていなかった機械設計会社が気になり応募、実際に転職に成功しました。
転職エージェントを利用しなかったら、この会社とは縁がなかった可能性が高いです。
自分が考えていなかった提案がもらえることも
面談(カウンセリング)の中で、自分の職務経歴や得意分野、スキル、希望などをキャリアアドバイザーに伝えます。
キャリアアドバイザーは転職のプロなので、その人にマッチした企業を紹介してくれます。
私は当初メーカーの設計者というポジションを狙って転職活動をしていて、提示された求人情報もおおむねそれに沿ったものでした。
しかしキャリアアドバイザーの変化球として｢機械設計会社の設計者｣の求人が紛れていました。
その会社について調べてみると、メーカーにこだわらずに機械設計会社という選択肢もありかも！と思うようになり、結局当初の考えとは異なる機械設計会社へ転職することになったのです。
こんな風に、転職エージェントを利用すると自分が考えてもいなかった良い提案がもらえる可能性もあります。
企業とつながりがあるため内情がある程度分かる
転職エージェントのキャリアアドバイザーは企業の採用担当者に直接会って情報共有をしています。
そのため、こんな人材を求めているという企業の内情も、転職エージェントはキャッチしているかもしれません。
転職サイトだけを使っていては知り得ない情報です。
日程調整を行ってくれる
転職サイトなどから応募した場合、面接の日程などを企業と直接やりとりして調整しなければなりません。
退職前に転職活動をしている場合、企業と連絡が取れる日中は仕事をしているため、日程調整するのはなかなか大変です。
でも転職エージェントを利用した場合、希望日をいくつか伝えておけば日程を調整してくれます。
これは正直かなりありがたかったですね。
条件の交渉を行ってくれる
給与等についての交渉も転職エージェントはやってくれます。
なぜかというと、給与が高いほうが転職成功時に転職エージェントが受け取る報酬も高くなるから。
転職サイトで応募した場合、自分で条件面の希望を企業に伝えにくい場合も多いですが、転職エージェント経由なら言いやすいですね。
面接にこぎつけやすい
転職出来なかった場合は、転職エージェントに成功報酬が入ってきません。
なので転職エージェントも、採用の可能性が低い企業を紹介しません。
つまりどういうことかというと、転職エージェントが提示してきた求人は、転職のプロ目線で少なくとも採用の可能性がある、と考えることが出来ます。
転職エージェントを利用せずに自分で応募する場合はこの辺の精査が出来てない場合があります。
転職エージェント利用のほうが、面接までこぎつけやすいと言えるでしょう。
応募書類(履歴書、職務経歴書)のチェックもしてくれる
履歴書や職務経歴書のチェックや添削も転職エージェントはやってくれます。
渡しの場合は、履歴書や職務経歴書のフォーマットをもらい、記入するだけでOKでした。
フォーマットはExcel形式やWord形式の電子データで、紙書類への手書きはありませんでした。
記入したデータをメールで転職エージェントに送り、転職エージェントから企業へ応募書類を提出してもらったため、手間いらずで楽ちんでした。
採用決定までサポートしてくれる
仮に1社の採用試験で不採用となった場合も、転職エージェントはすぐにさじを投げたりしません。
転職成功しないと、転職エージェントに報酬が入ってきませんからね。
複数社同時に応募して進めることが多いと思いますが、条件にマッチする企業へ入社できるまで粘り強くサポートしてくれます。
転職エージェントを利用するデメリット
職エージェントを利用するメリットはたくさんありましたが、逆にデメリットは？
あんまりないですが下記のようなデメリットがあります。
転職エージェントのキャリアアドバイザーと相性が合わないこともある
キャリアアドバイザーも人間ですから、相性が合わないことも。
大手の転職エージェントは複数のキャリアアドバイザーが在籍していますから、どうしてもの場合は違う人にチェンジしてもらうことも可能です。
転職エージェントによって保有している求人情報が異なる
転職エージェントは各社独自の非公開求人情報を持っています。
なので、利用する転職エージェントによっては、応募できる企業が異なってきます。
最初は複数の転職エージェントにコンタクトを取り、求人を紹介してもらうことも必要になってくるでしょう。
まとめ
私は転職エージェントを利用することで、当初の考えとは違い機械設計会社へ転職することになりました。
転職エージェントを利用せず、一人で転職活動していたらおそらくこの結果にはならなかったと思います。
転職エージェントにより、自分の考えが拡張され、最終的に良い結果となりました。
利用することにはほとんどメリットしかありません。
転職の際には、転職エージェントを積極的に利用しましょう。
転職エージェントはいくつもありますが、技術系エンジニアに特化したものとしてメイテックネクストなんかが有名です。
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