カワハラの、雑多な記録。

Onenoteアウトライン機能をKeyhacで10倍使いやすくする方法(Windows編)

   

Onenote_icon

Onenoteのアウトライン機能は超便利なわけですが、ひとつ欠点があります。
それはOnenoteのアウトライン機能はショートカットキーが使いにくいと言うこと。
しかも、Onenoteはショートカットキーの変更ができない。

Alt + Shift + 1(テンキーじゃない方の1)
Alt + Shift + -(テンキーじゃない方のマイナス)
こういったショートカットをよく使うわけですが、”1″はキーボードの左の方、”-“は右の方にあります。
つまり”Alt + Shift”を押すのも右手だったり左手だったりでパニックになります。

ショートカットキーの変更さえ出来ればある程度解決できるのに…
と考えたところで出来ないものは出来ないので、他の方法を考える必要があります。
ということで今回は、実際に私がやっている解決方法を紹介したいと思います。

ちなみにWindowsデスクトップ板のOnenoteについての内容となりますのでご了承ください。

Keyswapで変換キーとCapsLockキーを入れ替え

細かい説明は後でするとして、まずはやり方の説明から。

下準備として、キーボード上の変換キーとCapsLockキーを入れ替えます。
つまり、キーボードのCapsLockキーを押した時Windowsに「変換キーが押された」と思ってもらうための設定です。

レジストリを直接いじっても出来るみたいですが、Keyswapと言うフリーソフトを使えば簡単です。

Keyswap

このように設定してWindowsを再起動させれば、CapsLockキーを押したときは変換キーを、変換キーを押したときはCapsLockキーを押したとWindowsが認識します。

Keyswapのダウンロードはこちら

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Keyhacで希望の動作にカスタマイズ

Keyhacをインストールし、設定ファイルである”config.py”に下記を書き加えます。


    # キーの単純な置き換え
    #変換キー(28)を仮想キーコード235に割り当て
    keymap.replaceKey( "(28)", 235 )

    # ユーザモディファイアキーの定義
    # 仮想キーコード235をユーザーモディファイア0番に割り当て
    keymap.defineModifier( 235, "User0" )

    #変換キーワンショットモディファイアで半角/全角(IMEのon/off)
    keymap_global[ "O-235" ] = "243"

    #シフト+変換キーでCapslock
    keymap_global[ "Shift-235" ] = "CapsLock"

    # USER0-Shift-←→ : Alt+Shift+-(マイナス)、Alt+Shift+0(Onenoteでアウトラインの折りたたみ、展開の動作) 
    keymap_global[ "U0-Left"  ] = "A-S-Minus"
    keymap_global[ "U0-Right"  ] = "A-S-0"
    keymap_global[ "U0-Down"  ] = "A-S-Down"
    keymap_global[ "U0-Up"  ] = "A-S-Up"
    # Onenoteでレベル指定度折りたたみ/展開用
    keymap_global[ "U0-1"  ] = "A-S-1"
    keymap_global[ "U0-2"  ] = "A-S-2"
    keymap_global[ "U0-3"  ] = "A-S-3"
    keymap_global[ "U0-4"  ] = "A-S-4"
    keymap_global[ "U0-5"  ] = "A-S-5"
    keymap_global[ "U0-6"  ] = "A-S-6"
    keymap_global[ "U0-7"  ] = "A-S-7"
    keymap_global[ "U0-8"  ] = "A-S-8"
    keymap_global[ "U0-9"  ] = "A-S-9"
    keymap_global[ "U0-0"  ] = "A-S-0"
    keymap_global[ "U0-Minus"  ] = "A-S-Minus"

各場所は、ファイルの末尾で良いかと思います。
各行の先頭にスペースが4個ありますが、このスペースは重要ですので、そのまま貼り付けてください。
このファイルはPythonと言う言語で書かれているんですが、Pythonでは行頭のスペースやタブでブロックを表します。

ファイルを編集して保存したら、タスクバーのKeyhacのアイコンを右クリックし”設定のリロード”をクリックします。

Keyhacのダウンロードはこちら

この設定でどうなる?

アウトラインを設定したOnenoteの見出し行にカーソルを持っていき、
“CapsLock + ←(カーソルキーの左)”を入力すると、
“Alt + Shift + -“が入力されたことになります。
Onenotedeで”Alt + Shift + -“はアウトラインの折りたたみのショートカットなので、アウトラインが折りたたまれます。

Onenote_Outline_anim

ちなみにこの記事で「CapsLockキーを押す」と書いた場合は、キーボードの「Caps Lock」と印刷されたキーを押すことを意味することにします。
KeyswapでCapsLockと変換キーを入れ替えたので、CapsLockキーを押した時にWindowsでは変換キーが押されたと認識されています。

まとめると
キー入力|Onenoteの動作
-|-
“CapsLock + 1” | 1レベルまで表示
“CapsLock + 2” | 2レベルまで表示
“CapsLock + 3” | 3レベルまで表示
“CapsLock + 4” | 4レベルまで表示
“CapsLock + 5” | 5レベルまで表示
“CapsLock + 6” | 6レベルまで表示
“CapsLock + 7” | 7レベルまで表示
“CapsLock + 8” | 8レベルまで表示
“CapsLock + 9” | 9レベルまで表示
“CapsLock + 0” | 全レベル表示
“CapsLock + -” | 折りたたみ
“CapsLock + ←” | 折りたたみ
“CapsLock + →” | 全レベル表示
“CapsLock + ↑” | 現在の行を上へ移動
“CapsLock + ↓” | 現在の行を下へ移動

解説

上記の設定が何を意味するのか、簡単に解説したいと思います。

なぜ変換キーとCapsLockキーを入れ替えた?

最初にKeyswapで変換キーとCapsLockキーを入れ替えました。
なぜこんなことをしているかというと、Keyhacの設定によりCapsLockキーをモディファイアキー(修飾キー)として使いたかったんですが、本来のCapsLockキーに直接指定してもなぜか動作しませんでした。
その為、わざわざKeyswapをしようして変換キーとCapsLockキーを入れ替えた上で、変換キーをモディファイアキーとして使用したわけです。

Keyswapはレジストリを変更することでキーの入れ替えをするため、一度設定すればKeyswapを立ち上げておく必要はありません。

ではなぜCapsLockキーにこだわったかというと、キーボード上でCapsLockキーってすごく良い位置にあるからです。
左手の小指を一つ左にずらすだけの、すごく押しやすいところに所在しています。
頻繁に使うショートカットキーのために利用するのに最適だと思い、ぜひCapsLockキーを利用したい!と思ったからです。

個人的に変換キーは全く使っていないので、変換キーに犠牲になってもらいました。
今回の設定をすると変換キー本来の動作は出来なくなります。

べつにCapsLockキーじゃなくていい場合は、Keyswapでキーを入れ替えたりしなくて済む可能性が高いです。

Keyhacによるショートカットキーの設定

Keyhacと言うソフトはそもそも何をするものかというと、あるキーを押した時に違う動作を設定したり出来るものです。
極端な設定ですが、”A”を押したら”B”と入力させる事も出来ます。

今回の設定ではCapsLockをモディファイアキー(修飾キー)として設定しました。
モディファイアキーとは、そのキーを押しながら他のキーを押すことで特定の動作をすると言うもの。
Windows標準でCtrl + Aで全選択となりますが、この場合のCtrl(コントロール)キーが修飾キーです。

今回はCapsLockをモディファイアキーにしたので、CapsLockを押しながら”1″や”←”を押すことで様々な動作をさせられます。

先程もちらっと書きましたが、
“CapsLock + 1″の入力が”Alt + Shift + 1″に変換されます。
“Alt + Shift +1″はOnenote標準のショートカットキーで「レベル1まで表示」となります。

まとめ

この設定で、Onenoteが(個人的に)10倍使いやすくなりました。
Onenoteのショートカットキーが自由に設定できるようになればベストですが、現状ではこれが精一杯です。

Keyhacと言う素晴らしいソフトを作ってくれた作者さんに感謝します。

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