Youtubeに複数のホームビデオを家族だけ見れるよう投稿する方法
ホームビデオが複数あり、Youtubeに投稿して家族や親戚に見せたい。
でも他人にはむやみに公開したくない。
方法の一つとして、動画を非公開設定にして、公開したい人のアカウントのみ閲覧を許可する方法はよく紹介されています。
ただ、複数ある動画一つ一つに設定する必要があり、許可するユーザーを増やすときはまた全ての動画に設定しないといけません。
こんな面倒なこと正直やってられませんよね。
一つのURLだけ教えれば、教えた人にだけ複数の動画を見れるようにする方法を説明したいと思います。
この記事の目次
｢限定公開の動画｣を｢限定公開の再生リスト｣に入れればOK
- 動画を｢限定公開｣でアップロードする
- ｢限定公開｣の再生リストを作り、動画を登録する
- 見せたい相手に限定公開の再生リストのURLを教える
限定公開の再生リストのURLを一つ教えるだけで、再生リストに含まれた複数の動画を見てもらうことが出来ます。
しかも、URLを教えた後で再生リストに動画を追加してもOK。
もうちょっと詳しく説明します。
動画を｢限定公開｣でアップロードする
共有したい動画を｢限定公開｣でアップロードします。
公開設定はアップロード時に選択できます。
アップロード済みの動画を限定公開に変更するには下記手順で出来ます。
① Youtube Studioの｢コンテンツ｣をクリック
② ｢動画｣タブをクリック
③ 目的の動画の｢公開設定｣をクリック
④ ｢限定公開｣を選択して｢保存｣
限定公開に設定した動画は、他人が自分のチャンネルを見ても表示されなくなり、検索にも引っ掛からなくなります。
自分以外は動画の存在も分からないし、検索などで探すことも出来ない状態です。
しかし、動画のURLにアクセスすると動画は見れます。(逆に言えば、URLさえ知れば誰でも見れる)
つまりこの限定公開の動画のURLを、見せたい相手に教えれば見てもらうことができます。
この方法は結構紹介されてますが、動画が1本や2本ならまだしも、100本あったら？
動画100本分のURLを送る方も大変だし、送られた方も見るのが大変ですよね。
複数動画を家族に見てもらうため、もうひとひねりします。
｢限定公開｣の再生リストを作り、動画を登録する
「限定公開」にした動画を「限定公開」の再生リストに入れる、これが今回紹介する方法のキモです。
｢限定公開｣の再生リストは検索に引っかからないので他人に勝手に見つけられることはありません。
しかし限定公開の動画と同じく、限定公開の再生リストもURLさえ知っていれば見ることが出来ます。
そして、限定公開の動画は、それが含まれる再生リストを開くと見ることが出来ます。
- ｢限定公開｣の動画はURLを知らないと見れない
- ｢限定公開｣の再生リストはURLを知らないと見れない
- 動画が限定公開でも、動画が含まれた再生リストを開くと見れる
1～3を総合すると、
- 限定公開の動画が含まれた限定公開の再生リストのURLを教えれば見てもらえる
と言う結論に達します。
具体的な手順としては、まず動画を入れる適当な再生リストを作ります。
名前は「ホームビデオ」とか適当な名前を付け、限定公開にします。
限定公開に設定した動画をこの再生リストに入れます。
アップロード済の画像を再生リストに入れることも出来ますし、動画のアップロード時にこの再生リストに含まれるよう指定することも出来ます。
動画のアップロード時に再生リストに含めるには下記画像のアップロード画面のとき、再生リストを選択します。
再生リストの公開範囲の変更は下記手順で出来ます。
① ｢コンテンツ｣ をクリック
② ｢再生リスト｣をクリック
③ ｢YouTube上で編集｣(鉛筆マーク)をクリック
④ 公開範囲をクリック
⑤ ｢限定公開｣を選択
見せたい相手に限定公開の再生リストのURLを教える
先程作った限定公開の再生リストのURLを、家族など見せたい相手に連絡すればOKです。
URLの確認方法は再生リストを開き
① 共有ボタンをクリック
② ｢コピー｣でURLをコピーできます。
セキュリティは完璧ではないので注意
再生リストや動画のURLが知られると誰でも見れてしまう点に注意が必要です。
つまり、見せたい相手以外の第三者が動画を見る可能性が0ではないということ。
絶対に流出したら困る動画はこの方法では危険が伴います。(そもそもYoutubeにそんな動画アップしないでしょうけど)
普通のホームビデオレベルなら、他人に見られても最悪まあいいか、で済ませられるし、故意にURLを公開しない限りは他人に見られることはないでしょう。
この程度のセキュリティレベルでOKの場合は有効な方法です。
限定公開の動画が公開された再生リストに入っていると、第三者にも検索されて見られる可能性がある。
再生リストを限定公開にしておけば、検索には引っかからないので、URLを教えない限りは第三者に見られることはありません。
URLを教えた人が故意に漏らさない限りは、そうそう流出の心配はないと思います。
でも例えば、URLを教えた人が動画を気に入って、自分の公開された再生リストに追加したら・・・
公開されている再生リストに入った動画は限定公開だったとしても、第三者に見られる可能性が高まります。
公開されている再生リストを第三者が開くと、そこに含まれた限定公開の動画も見れてしまうからです。
| 限定公開の再生リスト・限定公開動画 | URLを知らないと見れない |
| 公開の再生リスト・限定公開動画 | 公開の再生リストは検索に引っかかる可能性があり、含まれる限定公開の動画も見られる可能性あり |
今回紹介した方法もこの「再生リストに含まれた限定公開の動画は見れる」という点を利用しているので、こればっかりはどうしようもありません。
セキュリティが気になるなら「非公開」にしてユーザー指定
絶対に指定した人以外に動画を見られたくない場合、動画を｢非公開｣にし、見せたい相手のGoogleアカウント(Gmailアドレス)を登録する方法があります。
相手がそのGoogleアカウントでログインした上でYoutubeにアクセスすると、その動画を見ることが出来ます。
動画が数本、見せたい相手も数人ならこの方法が手堅いですが、動画の数や見せたい人数が増えるととたんに面倒になります。
アップ済みの動画を見せたい人が増えると、すべての動画に対して設定しないといけません。
そもそも相手のGmailアドレスを知っている必要もあります。
非公開の再生リストはユーザー指定で見れるようにはできない。
動画は｢非公開｣にしてユーザー単位で視聴許可できますが、じゃあ再生リストもユーザー指定で許可出来ないの？って思いますよね。
残念ながらそれは出来ないようです。
非公開に設定した再生リストは、完全に自分だけ見れる再生リストになります。
まとめ
複数の動画を特定の人(家族･親戚･友達等)だけに手軽に公開するには下記手順でOKです。
- 動画を｢限定公開｣でアップロードする
- ｢限定公開｣の再生リストを作り、動画を登録する
- 見せたい相手に限定公開の再生リストのURLを教える
ただし、無関係の人が見れてしまう可能性もゼロではないので注意しましょう。