【写真あり】子供の尋常性疣贅 (イボ)が治るまでの全記録【魚の目じゃなかった!】
子供の足に魚の目(うおのめ)みたいのができた。
それは魚の目じゃなくて「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」かもしれません。
ウィルス性のイボで、他の箇所にうつったり、なかなか治らない人もいるそうです。
この度、次男(5歳)に尋常性疣贅ができてしまい皮膚科にて治療をはじめました。
もう一息で完治しそうなので、治療の経過を書いていきたいと思います。
この記事の目次
子供の足に魚の目ができたと思ったら、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
撮影日:2019年2月15日
ある日子供(次男、5歳)の左足の親指に魚の目見たいのが出来ていました。
ちょっと白っぽくなっていて、角質化して固くなってるような感じ。
「これは魚の目かな?」と思いつつも、そのまましばらく放置していました。
それから数ヶ月が経ち次男の足を見ると、まだ魚の目的なやつがある。
しかも前より大きくなってない?
魚の目といえば「イボコロリ」でしょう。と言うことで、以前私が魚の目になった時に使ったイボコロリを出してきました。
イボコロリには塗り薬とかの種類もあるみたいですが、絆創膏タイプです。
でも箱を見たら7歳未満には使ったらダメって書いてます。
残念ですが、押し入れにそっと仕舞いました。
「子供 魚の目」で検索してみると、子供に魚の目はほとんど出来ないらしく、ほとんどが「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」とのこと。
「ウィルス性」とか書かれてて軽くビビります。
漢字がなんて読むのか分からないところもこわい。
聞き慣れない名前ですが、要するに「イボ」の一種です。
ウィルス性なので感染する可能性もあります。
魚の目と思ってヤスリで削ってやろうと思ってたとこでしたが、あぶないあぶない。
下手なことしたら感染したり、よけい悪化するかもしれません。
魚の目経験者の私から見ると痛そうですが、本人的にはまったく痛くないらしいです。
ウィルス性のイボの尋常性疣贅は何年も治らない人も・・・ 軽く絶望を覚える
問題は、「これは治るのか?」ということですが、人によっては治るまで何年もかかることもあるんだとか。
前に子どもたちに「水いぼ」が出来て、治るのに何ヶ月もかかる可能性があると言われて絶望した覚えがありますが、今回も同じ感覚が蘇りました。
水いぼの件はピンセットでつまんでイボを取った結果、2ヶ月ほどで完治して安堵しましたが、今度の尋常性疣贅はすぐ治るんでしょうか。
何ヶ月も前から出来てたし、治らなかったら嫌だな。
イボに幾度となく悩まされる次男が不憫です。
尋常性疣贅の感染経路や特効薬は?
尋常性疣贅はウィルス性なので、どこかで感染したはずです。
患部に傷があった場合にウィルスが侵入して発症するようで、傷がなければ感染しません。
次男は左足の親指に出来てましたが、幼稚園の園庭が芝生のため、裸足で遊ぶことが結構あるのでそのときに傷が出来たのかもしれません。
しかも、弱いウィルスなので体の免疫機能も「無害」と判断してスルーしちゃうみたいです。
免疫が本気出してくれればすぐやっつけられるのに。
足に出来た後に手にも感染したりして、何箇所もできる人もいる模様。
1箇所治ったと思ったら、また新手が出来ての繰り返しで長年苦しん出る方もいます。
特効薬的なものは存在せず液体窒素によって凍結させる治療方法が採用されることが多いみたいです。
他にはレーザーで焼く方法もあるとか。
民間療法もいろいろあるらしい
病院に行くのが一番ですが、民間療法も多数あるようです。
- イソジン軟膏を塗る
- ヨクイニン(ハトムギ茶やサプリ)を飲む
- ダクトテープを貼る
- 線香で焼く
「ダクトテープを貼る」ってのが意味不明ですが、実際に治った人もいるようです。
その名の通りダクトの補修などに使う銀色の工業用テープですが、イボに貼ることにより、窒息させてウィルスを殺すとかなんとか・・・
「線香で焼く」と言うのは、病院で行われる「液体窒素療法」と同じ考えです。
液体窒素で凍らせてウィルスにダメージを与える代わりに、線香の熱でやっつけようというわけです。
でも痛そうだし、危険が伴う予感がします。
これが自分の足に出来たイボなら、DIY感覚で試したいとこですが、さすがに子供の足にできたイボにこれは試せないですね。
「ヨクイニンを飲む」方法は危険がないと思うので、気休め程度に採用しました。
と言っても、ヨクイニンが含まれているはと麦茶を買ってきて飲んだだけですが。
「はと麦入り」と書かれたスーパーに普通に売ってるやつなので、効果はそれほどないかも。
普通に麦茶です。
皮膚科に行ってみたら液体窒素による治療
水いぼの時のように、自分で取れる感じでもないのでおとなしく病院に行くことにしました。
皮膚科の医師は見た瞬間に「尋常性疣贅」の診断をし、奥ではすでに看護師が液体窒素を準備していました。
何というチームワーク。
液体窒素の治療は痛いと言う情報が多いですが、液体窒素を染み込ませた綿棒を当てられた次男はそれほど痛くないようでした。
足なので、痛みに鈍いのかもしれません。
後日、手の指にうつったイボに液体窒素したときはちょっと泣くくらい痛かったみたいです。
1回の治療で治ることはほとんどなく、1~2週間ごとに何度も通院する必要があります。
主に連れて行くのは嫁になるので、負担を増やしてしまい申し訳ないです。
指にもうつって、更に絶望感がます
撮影日:2019年3月22日
足だけでも厄介なのに、手の指にも出来てるのを発見しました。
右手の親指と人差し指に。
このまま、どんどん増殖してしまうのでは!と、終わりのない闘いを想像してかなりの絶望を感じてしまいました。
しかも親指は爪との境目で、なんだかとっても痛そうです。
でも本人曰くやっぱり「痛くない」とのこと。
上の写真は、液体窒素治療後の写真です。
最初は白っぽかったですが、液体窒素を1回やっただけで黒く変色してきました。
撮影日:2019年3月24日
上の画像から2日後。
今にもイボが取れる!ってとこまできました。
「イボがポロッと取れる」って書いてる人がいますが、こう言うことか。
引っ張ったら取れそうですが、無理せずそっとしておきます。
撮影日:2019年3月25日
イボが取れた。
ちょっと凹んでますが、薄皮が張ってます。
戦利品。
けっこうでかい。
カチカチです。
親指のはイボがポロッと取れるようなことはなく、徐々に消滅していきました。
親指は爪との境目の変なとこに出来て、なかなか治らないんじゃ?と思ってましたが、手にできたイボは割とあっけなく収束。
良かった。
でも完全に治ってるわけじゃなく、幹部に赤い点があればまだウィルスが残ってるようです。
次に病院に行った時にまた液体窒素をされました。
撮影日:2019年5月14日
5/14日には綺麗さっぱり治ってます。
足のイボも徐々に小さくなってきた
撮影日:2019年3月30日
かさぶた状になって剥がれたり、皮膚科でちょっと削ってもらったりで、足の指にできたイボもだんだん小さくなってきました。
指にできた尋常性疣贅も治ったし、続けてたら完治出来るという希望が見えてきました。
この記事を書いている5月14日現在、赤黒いのもなくなってほぼ完治したように見えます。
でも、医師に「完治した」と宣言してもらうまでは通院する予定です。
あと数回で蹴りがつくと思われます。
長男にもイボが!戦いは続く…
次男のイボが治りそうと喜んでましたが、ふと長男(7歳)の足の裏を見ると…
イボが!!イボが出来てる!
ようやく落ち着いたかと思った時に発見したので、なかなかにショッキングでした。
「見なかったことにしよう。」と一度目を反らしてしまったほどに。
長男の足に出来てるイボが、次男と同じ尋常性疣贅かどうかは分かりませんが、近い内に病院に連れて行ってみようと思います。
次男に比べて痛みに弱い長男なので、液体窒素に耐えられるのか心配・・・
まとめ
子供にイボが出来たら、まずは皮膚科に連れて行ったらいいと思います。
イボにも種類があり素人には判別が難しいので、間違った民間療法を試して悪化させても良くないですし。
皮膚科に行くメリットとデメリットを一応まとめます。
メリット
- 専門家(医師)に診てもらえるので安心
- 民間療法に比べて治る可能性が高い
デメリット
- 液体窒素が痛い
- 通院に手間がかかる
- 病院に行ってもなかなか治らない人もいる