カワハラの、雑多な記録。

「参加してる感」が半端ない!レゴランドのアトラクションがハードだった

   

先日行ったレゴランドでいくつかアトラクションを体験してきたんですが、思いのほかハードでした。
体を動かしたり、的を狙ったりと言った自分が参加するタイプのアトラクションが多いように思います。

良く言えば「体験型アトラクション」、悪く言えば「疲れる」!
USJとは一味違った雰囲気を楽しめました。

レバーを漕がないといつまでも終われない!レスキュー・アカデミー

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出典:https://www.legoland.jp/explore-the-park/lego_city/

レスキュー・アカデミーはレゴシティエリアにアトラクションで、消防車に乗って消火活動の訓練をすると言うもの。
正直これ、舐めてかかってました。

まず消防車に乗り込み、消化活動をする場所まで車を動かすんですが、手で操作するレバーを必死に漕がないと車が進みません!
しかも、車の前進、後退、停止を選ぶレバーがあって、前進(「すすむ」だったかも?)に設定しとかないとレバーをいくら動かしても進まないという罠!

多分説明があったんだと思いますが、ろくに聞いていなかった私のミスですけど。

「あれ?みんな動いてるのに我々だけ動いてないぞ?あ!このレバーを「前進」にしとかないといけないのか!」
と気づいたときの絶望感。

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レバーは2本あって、二人で漕ぎます。
嫁と協力してなんとか消火ゾーンに到着。

消火ゾーンには2つの放水銃と、2つのレバー。
またレバーを漕がなきゃ水が出ない!

嫁は「疲れた」とか言って消防車の中でサボって、いや待機してたのでレバーを漕いでくれる人のいない長男の放水銃からは水が出ず。
「なんで出ないの?なんで??」と長男も困惑していました。

スタートで出遅れた上に消火活動も1本のみの放水銃、、しかも3歳の次男の手に運命が委ねられているのでなかなか火が消えてくれません。(火はもちろん本物じゃなくてフェイクです)
他の人は消火活動を終えてスタート地点に戻って行ってたのでちょっと焦る。

やっとこさ消火活動が終わったら、今度は消防車をスタート地点に戻さなきゃいけません。
もちろん消防車のレバーを必死で漕がないといけない!
疲れた!
6組の中で最後のゴール。
自分が最後だとほとんど晒し者みたいな気分になります。
多分誰も気にしてないけど。

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このアトラクション、「90cm以上~130cm未満の方は付き添いが必要です」となっています。
つまり130cm以上あったら子供だけでも乗れると言うこと。
結構ハードだったけど、子供だけでもクリアできるのかな?

自分で何とかしないといけない!お客様気分ではいられない

普通のテーマパークのアトラクションは、乗ってたら勝手に進行して終わるってのが多いと思います。
言ってみれば「お客様」な感じです。

でもこのレスキュー・アカデミーはお客様気分で乗ってるだけじゃいつまでも終わらないんですよね。

乗ってたら勝手に終わる方がアトラクションとしては洗練されているかもしれません。
でも、自分でなんとかしないといけないと言う、こんなアトラクションも「参加してる感」があって良いと思いました。

レゴランドには他にも「参加してる感」がガンガン感じられるアトラクションが幾つかありました。

むき出しの敵意が襲いかかる!スプラッシュ・バトル

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出典:https://www.legoland.jp/explore-the-park/pirate_shores/attraction/splash-battle/

スプラッシュバトルはボートに乗って水鉄砲で打ち合いをするというアトラクション。

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乗る前からなんか嫌な予感がしてたんですよ。
並んでる通路に水たまりができてるし。
と言うか、水はけ悪すぎ。工事のミスか?

並んでいた列から見えたボートの座席はビチョビチョ。
あそこに座るの嫌だな。

そもそも、濡れるのが嫌なら乗るなって話ですけど。

この水鉄砲も、引き金を引いたら水が出るというような代物ではなく、横についてるハンドルをぐるぐる回している間だけ水が出る、という仕組みでした。
一緒に乗った3歳の次男はこのぐるぐる回す操作が出来なかったので、自分では発射できませんでした。
代わりに回してあげていると、陸上の水鉄砲の傍らに立つ少年がこちらを見てにやりと笑いました。
次の瞬間、少年の発射した水が我々に襲いかかる!

アトラクション外の通路にも水鉄砲が設置されていて、スプラッシュ・バトルに乗船している人に向かって好きなだけ撃てるようになっているんです。
通りすがりの少年に意味もなく水鉄砲で打たれるという理不尽さ。

他人に、しかも知らない大人とかに水をかけても怒られないなんて子供にとっては楽しすぎですよね。
やめてって言っても子供はやめてくれません。

この時私の中で「ヤラれる前にヤル」という言葉が浮かびました。
一方的にやられていていいのか?いやダメだ!

「お父さん、あいつをやっつけないといけないから」と言って私は次男の水鉄砲のハンドルを回すのをやめ、陸上の少年に向かって水を撃ちまくりました。
少年は「うひゃー」って感じで大喜び。

陸上との戦いだけじゃなく、船と船が向かい合わせになる場面もあり、船同士の戦いもあります。
いきなり後ろから撃たれることもある。
だんだん楽しくなってきた。

USJのジョーズやジュラシックパークのアトラクションもちょっと濡れたりしますが、あれはどれくらい濡れるか計算されていると思います。
でもレゴランドのスプラッシュ・バトルは、陸上や他の船から運悪く集中砲火を受けた場合にどれくらい濡れるか予測不能です。
この不確定な要素にドキドキしますね。

嫁はびちょびちょになってちょっと嫌そうな顔をしてましたけど。

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噂の有料服乾かしマシーンもあります。
300円だったかな?
夏なのでお金を払ってまで乾かそうとは思いませんが、冬だったら飛び込みたくなること必至。

レーザー銃でターゲットを撃ち抜くロスト・キングダム・アドベンチャー

ロスト・キングダム・アドベンチャーはびちょびちょになったり、体力を消耗させられたりしないので安心です。
室内型のアトラクションで、ライドに乗り込みレーザー銃で的を撃ってスコアを競うというもの。

私はこういうの大好きなので、子供そっちのけで楽しみました。
中盤、一緒に乗ってた5歳の長男が、「ねえ、これどうやってやるの?どうやってやるの??」としきりに言ってるのに気づきました。

見てみると長男のスコアはまさかの「0」。
ちょっと大人気なく夢中になりすぎたみたいです。
どこを狙うのか、どうやって撃つのか説明すると、その後はなんとなく出来ていました。

最終的に私のスコアは「22600」だったかな?
この数字がどうなのかは分かりませんが、結構楽しめました。

子供向けゴーカート系「ドライビング・スクール」

レゴランドにはゴーカート系のアトラクションが2種類あります。

ドライビング・スクール 6~13歳向け
ジュニア・ドライビング・スクール 3~5歳向け

息子たちは3歳と5歳なので、二人揃って「ジュニア・ドライビング・スクール」を体験。

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息子たちの番になって車を選んで乗り込むんですが、次男が空いてる車に乗らずに何やらうろうろし始めました。
どうやら、青い車に乗りたいのに空いてなかったみたいです。
どうなるのかな?と思ってみてると、スタッフは空いてる黄色い車に無理やり乗せたりせず、わざわざガレージの方から青い車を取ってきてくれました。

次男のわがままにも柔軟に対応してくれて、ありがたい限りです。
レゴランドのスタッフはどこに言っても笑顔で気持ち良かったです。

「ジュニア・ドライビング・スクール」ではもちろん自分でハンドルを握って、アクセルを踏まないと進みません。
3歳といえども、ちゃんとコースに沿って走れるものですね。
ちゃんとカーブで曲がるし、他の車にぶつからないように避けようとするし。
まあ、結局ぶつかってしまいますけど。

思ったより濡れる!4Dムービー「パレス・シネマ」

パレス・シネマ映画館みたいな感じで入場時に渡される3Dメガネをかけて4Dムービーが楽しめるというもの。
3Dじゃなくて4Dと言うのは、映像に合わせて風が吹いたり水がかかったりするから4Dと謳っているんだと思います。

同様のアトラクションはUSJにもシュレックやセサミストリートの4Dムービーがありますが、レゴランドのやつは水の量が多いように思います。

開いてる座席もちょこちょこありましたが、上映が終わって明るくなった時に見ると結構濡れてました。
と言うことは、これ全部体にかかってるということですよね。
ちょっとした雨の中を歩いた後みたいになります。
まあ、すぐ乾きますが。

水の量が多いというのはレゴランド・ディスカバリー・センター大阪に言った時も思いました。
あそこにもパレス・シネマと同様のアトラクションがありますが、座席に水たまりが出来てたほど。
水多すぎ。
水漏れしてたのかな?

ペダルを漕いだら上昇するマーリン・フライング・マシーン

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出典:https://www.legoland.jp/explore-the-park/knights_kingdom/attraction/merlins-flying-machines/

これは乗ってないんですが、乗り物に乗ってペダルを漕ぐと上昇するそうです。
「ペダル」と聞いてすでに体力を消耗していた嫁は「やめとこう」って言って去っていきました。

2人乗りの乗り物が同じところをぐるぐる回ってて、ペダルを漕いだら上がると言うアトラクションのようです。

ロープを引かなきゃ登らないキャット・クラウド・バスターズ

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出典:https://www.legoland.jp/explore-the-park/bricktopia/attraction/cat-cloud-busters/

これも乗ってないんですが2人乗りでロープを引っ張ることで上の登っていくというアトラクションのようです。
まさか、自分たちの全体重を自力で引っ張り上げなきゃいけない、ってことはないと思いますが、何もせずに乗ってるだけじゃ終わらない系と思われます。

まとめ

レゴランドには、ジェットコースターみたいな「ただ乗るだけ」と言うアトラクションもありますが、自分で能動的に参加するタイプのアトラクションが多いのかなと感じました。

想像力と手を動かして遊ぶレゴと言うおもちゃのコンセプトはレゴランドにも生かされているんだと思います。
レゴも電池を入れたら動く、みたいな受け身なおもちゃじゃなく、自分で組み立てたり考えたりしないといけませんから。

 - LEGO(レゴ), 子育て