カワハラの、雑多な記録。

引き出しのない机に引き出しを付ける簡単DIY

      2019/05/22

引き出しって便利ですよね。
ペンとか細々したものを机の上に置いておくとごちゃごちゃして作業も捗らなくなってしまいますが、引き出しにしまえばすっきり!

でも世の中の全ての机に引き出しがあるわけではありません。

ではどうする?

なければ自分で引き出しを付けよう!

というわけで今回は、引き出しのない机に引き出しを追加する、私がやった簡単なDIYの手順を紹介します。

机に引き出しがない。では付けよう!

そもそも机に引き出しをつけると言い出したのは嫁です。
こういうこと言い出すのはたいてい嫁なんですよね。
面倒くさがりの私は、こんなこと思いつきもしません。
ブログに書くことが出来ると言う意味では嫁に感謝しています。

ところで1年以上先になりますが、長男が小学生になります。
小学生といえば、学習机を買うご家庭も思いかと思いますが、我が家は今のところ買う予定はありません。

と言うのも「とりあえず今使っていないあの机を学習机に転用出来ないか?」と言う思惑がありまして。

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それがこの机。
引き出しを付ける前の写真を撮ってなかったので、なんかもう引き出しが付いちゃってますが、ピンクと黄緑の引き出しは元々ありません。

奥行きが45cmとちょっと狭いですが、左右の長さが150cmとちょっと長めのこの机。
こいつを長男と次男の二人で使ってもらおうかと。
どうせそんなに学習机で勉強しないだろ?と思っているのも理由の一つ。
詳しく知りませんが「宿題とか勉強はリビングの食卓でやらせると良い」みたいな話も聞いたことありますし。

で、一応引き出しくらいあったほうが良いかな?と嫁は思ったらしく、机に引き出しを付けろというお達しが出た訳です。

用意するもの

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ニトリで買ったレール
100円ショップ(ダイソー)で買ったプラのトレイ
超強力な両面テープ

今回の改造の肝となるのが、引き出しのレールですが、気付いたときには嫁が買ってきていました。
完全に嫁主導で事が進んでおります。

嫁が買ってきたのがこれ。

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これが何かというと、ニトリに3段とか2段とかの安価なカラーボックスが売ってて、それに追加できるカスタムパーツです。
このレールをカラーボックス内側側面に取り付けることで、別売りのプラ容器を引き出しのように使えるというわけです。

収納ボックス専用引出しレール(2本組)
92円(税別)

884137708
出典 ニトリネット

884130401
出典 ニトリネット

じゃあプラのボックスもニトリのを使えば良いのでは?と思うかもしれませんが、ちょっと分厚いので邪魔になるかなと考え、ダイソーのボックスをチョイス。
レールに引っ掛けることが出来る「耳」のあるボックスを選ぶのがポイントです。

[下ごしらえ]レールの邪魔な部分を削り取る

ニトリのレールは本来カラーボックスの側面内側に取り付けます。
でも今回は机の天板の下面に取り付けます。
ということは本来とは取り付ける面が違うことになります。

レールを見てみると今回取り付けたい面がフラットじゃないことが分かります。

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ちょっとでっぱってる。

このでっぱりを削らないと隙間が出来てうまく付けられなさそうです。

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用意したのはニッパーとカッターナイフ。
こいつを駆使してなんとかします。

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出来た!
あんまりキレイじゃないですが、最終的にそんな見えるとこじゃないので。

レールを両面テープ固定する(この方法は失敗します)

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残りのレールも同じように加工して、超強力両面テープを貼り付けます。

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あとは説明するまでもなく、机に貼り付けるだけ!
完成!

でも次の日には両面テープが剥がれて引き出しが落下!

実は薄々ダメな気はしていたんです。
レールの素材はポリプロピレンというプラスチックで、基本的に接着とかしにくい材質なんです。
両面テープを貼っても剥がれてしまうかな?と心の片隅では思っていました。
翌日嫁に「落ちてたよ」と言われた時も、「やっぱりか!」と思いました。

でも現場を確認したところ、思ってたのとは違う状況です。
「ポリプロピレンは剥がれやすい」という思いがあったので、両面テープは机側に残った状態かと思いきや、逆にレール側に両面テープが残った状態でした。
つまり剥がれたのは、机と両面テープの間。

え?そっち?

まあ、どちらが剥がれたにしても失敗は失敗。
この方法は信頼性が低いので、採用するには厳しいです。

ならばねじ留めだ!

両面テープがダメだった場合の第2案はすでに用意してあります。
それは「ネジ止め」。
ネジで止めときゃ大丈夫だろ。

まずドリルで穴あけ。

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机に接する面にネジが通る程度の小さい穴、反対面にちょっと大きめの穴を加工。

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大きめの穴が何かというと、ネジを締めるためのドライバーを通すための穴です。
これがないと、「ネジが締められない!」ってなります。

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すべてのレールを加工。
仕事でやる場合と違って、穴の位置とか結構適当です。

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あとはレールを付けるだけですが、机の天板の下面への取り付けは、かなりやりにくい。
一番端のレールは、机の脚が邪魔で電動ドライバーが使えない。
あまりの作業のしづらさにイライラして、最終的には「外して作業したほうが早いわ!」ということで机を分解して作業していました。

タブレットでゲームをしていた嫁は、イライラしている私を見て「何イライラしてんの?」とのんきに言っております。
「お前がやれって言ったんだろうが!!」
…と心の中で叫びました。

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完成!

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今度こそできた!

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これで絶対落ちない。

見た目があまりカッコよくないと言う問題がありますが、気になるなら引出し前面に木とかで作った化粧板を貼るという手もあります。
私は気にしないのでこのままですが。

あと引出しを開けすぎると、ストッパーがないので落ちてしまうこともあるかもしれませんが、簡単DIYなのでそれくらいは我慢です。

まとめ

最初は両面テープでお手軽にと考えていましたが、結局ネジ止めしたりして、それほど「簡単DIY」ではなくなった感があるのは残念なところです。
でも、結構しっかりしてるので、私がPCを置いているデスクにも付けようかな。

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