死の気配がするから私は冬が嫌いだ
2017/05/09
突然ですが、私は冬が嫌いです。
世の中には冬が好きという人も多いかと思いますが、私から言わしてみれば信じられない!という感じです。
夏が終わり、秋になったときにはもう「早く夏来い!」って思っています。
なんで私が冬が嫌いなのかを考えてみた所、冬は死の気配がするので嫌いなんだという結論に達しました。
今回はそのことについて書いてみたいと思います。
この記事の目次
冬が嫌い = 寒いのが嫌い
なぜ冬が嫌いなのかというと、単純に寒いのが嫌いだからです。
私は手足が冷えがちで、冬場に普通に座ってたらすごい冷たくなります。
夏場は良いですね。じっとしてても手足が冷たくならないから。
なんで寒いのが嫌いなのか?
ではなぜ、私は寒いのが嫌いなんでしょうか?
と言っても寒いのが好きって人はあまりいないですよね?
冬が好きという人でも、家の中は暖房で暖かくしていると思います。
寒くて手足がぶるぶる震える状態が好きな人はいないでしょう。
冬は夏に比べて、寒いので服もいっぱい着込まないといけません。
それもまた面倒ですよね。
服も長そでになるので、手を洗うときや食器を洗うときなんかも袖が濡れないようにまくるなりしないといけません。
一方、夏はTシャツ一枚でもOK。なんともお気軽です。
夏のこの気軽さが好きです。冬は色々面倒くさい。
着替える時も、冬の冷たくなった服を着る瞬間はちょっとためらってしまいます。
そのためらっている時間も無駄ですね。
夏は、そんなこと気にせずに着られるのでスムーズ!
水道の蛇口からはありがたいことにお湯が出ますが、お湯が出るまでは非常に冷たい水が出るのも嫌です。
あの冷たい水は、冷たいを通り越して痛みすら覚えます。
昔住んでいたところはお湯なんて出なかったので、今の生活は本当に恵まれていますね。
何気なく暮らしていると、このありがたさを忘れてしまいそうになります。
寒いと心細くなる
寒くて体が冷えてくると、肉体的な問題だけではなく、精神的にも影響してくるんじゃないかと思います。
というのも、寒い冬空の夜なんかに外に出ると、何とも言えない心細い気持ちになってくるからです。
これが夏の暑い時期だとこんな気分にはなりません。
フィジカルだけじゃなく、メンタルにもじわじわとダメージを与える冬の寒さ。
正直言って堪えますね。
恒温動物にとって体温の低下 = 死
こんなに不安な気持ちになるほど、冬の寒さは精神的にまで来るのはなぜなのかを考えたんですが、私達人間のような恒温動物にとって、
- 体温の低下 = 死
だからじゃないでしょうか。
人間は36度程度の体温を常に保っていますが、これが何度か下がっただけでも危険な状態になります。
なので冬の寒さで体温が下がるということは、無意識のうちに死を連想してしまい、それで不安感に襲われるのかもしれません
南国の人は死が遠いので陽気でのんびりしてるのでは?
「南国の育ちの人は陽気でのんびりしている」
一般的にこんなイメージがあるかと思います。
特に東南アジアの人たちはのんびりしてるように思います。
緩いというかルーズと言うか。
もちろん陽気な北国の人もいれば、陰気な南国の人もいるはずですが。
なぜ南国の人が陽気でのんびりしているのかというと、寒くないから死を間近に感じないからじゃないでしょうか。
現代ほど文明が発達していない時代の人類を想像してみると、厳寒の北国では、うかうかしてたら凍って死んでしまいます。常に死と隣り合わせ。
でも赤道近くの南国では、いざとなれば屋外で寝泊まりしても寒くて死ぬことはありません。
北国の人は、南国の人よりも頑張らないと生きていけないわけです。
外で寝たら死ぬので、温かい寝床も確保しなきゃならないし、着る服もしっかりしてないと寒いし、食べ物もその辺に木の実とかないし、作物も育てにくいし。
南国の人は北国ほど頑張らなくても、裸みたいな格好でも寒くないし、その辺になっている実とか食べてなんとか食いつなげたりするでしょう。
なので、南国の人は「なにかが起こっても、なんとかなるさ」というような精神構造になりがちなのではないか、と想像します。
現実的には寒さよりも暑さで死ぬ人のほうが多い
寒さは死の気配がするとは言っても、現実的には寒さで死ぬ人よりも暑さで死ぬ人のほうが圧倒的に多いかと思います。
暑いと熱中症になってしまいますからね。
毎年、多くの方が熱中症で亡くなってしまいます。
なぜ熱中症になってしまうかというと、「暑い」というのは「寒い」に比べて危機感を持ちにくいからではないでしょうか。
寒いのは我慢することが出来ないので、みんな厚着するなり暖房をつけるなり、焚き火をするなりして暖を取ります。
- 寒い = 死ぬ
と言う図式が本能に刷り込まれていて、死ぬ前になんとかするわけです。
でも、「暑い」と言う感覚は「死」と結びついていないため、ここで油断が発生します。
油断しているうちに体の水分は奪われ、取り返しのつかない事になってしまいます。
まとめ
つまり、私が言いたいのは「早く暖かくなって欲しい」と言うことです。