【台風21号】24時間の停電を人生初体験した
先日の台風21号は関西に大きな被害をもたらしました。
風により信号機の向きが変わってるとこがあったり、木や電柱が倒れたり、屋根が飛んだり、未曾有の大災害です。
我が家は木造一軒家ですが、特に何かが壊れたりと行った被害はありませんでした。
しかし、唯一の被害が「停電」。
台風が最接近した14時頃に停電になり、ほぼ24時間にわたり停電が続きました。
いつもは停電になってもすぐに復旧するので、こんな長時間の停電は私の人生で初めてです!
この記事の目次
すぐ復旧すると思っていた
停電になる事自体がめったにないですが、なったとしてもすぐに復旧します。
長くても1時間くらいでしょうか。
今回もそんな感じで、「10分もすれば直るだろ」と思い、深刻には考えていませんでした。
でも1時間経っても、2時間経っても直らない。
雨風も収まり、家の外に出て見える信号機も消えています。
「しばらくしたら復旧する」と思い続けて午後6時頃、同じ伊丹市内に住む嫁の姉さんのマンションの電気が付いたとの朗報が入りました。
あそこが直ったんなら、こっちもそのうち直るだろうと安心材料が増えました。
そして午後7時頃、これまた自宅から数百メートルしか離れていない嫁の実家の電気も付いたとのこと。
よしっ!もう近所まで電気来てる!
うちももうすぐ停電が終わることを確信しました。
しかし8時にになっても電気は付きません。
さすがに「もうしばらくダメかも」と思い始めました。
停電した日は台風により会社が休業していたので家にいましたが、次の日は仕事です。
帰ってくることには直ってますようにと祈りながら仕事してましたが、14時頃に直ったと嫁から連絡。
ほぼ24時間の停電でした。
同じ伊丹市でも全然状況が違う
9月4日の14時過ぎにあちこちが一斉に停電になったみたいですが、ちょっとしか離れていない場所でも全然状況が違うみたいです。
うちはまだ復旧してないのに、道を挟んで向かい側は電気ついてる!みたいな。
その日の夕方に復旧した地域もあれば、3日目になってもまだ復旧しない!と言うところもあれば、そもそも停電にすらなってない、と言う地域もあったみたいです。
送電設備のどこで問題が発生するかによって停電する地域が変わるんだと思いますが、はっきり言って運ですね。
ガスと水道は出るので案外なんとかなった
幸いなことにガスと水道は止まることなく、問題なく使えました。
マンションだと、水を屋上のタンクに組み上げるポンプも停電で止まって、水が出なくなったりして大変なことになります。
オール電化だと、もちろんガスもないので食事を作るのにも支障が出て、何も出来なくなってしまいます。
それに比べると、ガスも水道も出た我が家は全然余裕ですね。
給湯器の電源が入らないのでお湯が出ず、お風呂には入れず、洗濯も出来ませんが。
夜は当然真っ暗になりますが、懐中電灯があれば意外と支障なく見えます。
家中の懐中電灯を集めてみましたが、まともに使えるのが自転車用の一つと、スマホ3台のライト、モバイルバッテリーについてるライトくらいしかありませんでした。
スマホのバッテリーはなるべく温存したいこの状況で、モバイルバッテリーのオマケ機能のライトが役立ちました。
こんな機能、別になくていいだろと思ってましたが、何が役に立つか分からないもんですね。
## テレビもつかないので、外の世界がどうなっているか分からない
停電でテレビがつかないので、自宅周辺以外の被害状況があまりわかりませんでした。
関西国際空港が停電とか高潮で大変なことになってたと言うのも、停電が復旧したあとに詳しく知りましたし。
スマホは生きてたのでニュースを見ることはできましたが、充電もままならないこの状況でずっとニュースを見てバッテリー残量を消費してられません。
スマホが生命線。車で充電出来たので助かった
この状況で、ネットでの情報収集や連絡手段として、スマホが使えなくなるとめちゃくちゃ不安になると思います。
一応、車のシガーライターで使える充電器を持ってるので、いざと慣れば車で充電出来たというのは心強かったです。
これがなかったら、停電が復旧するまでにスマホの電池が持たなかったかも。
冷蔵庫の中身はある程度諦めるしかない
冷蔵庫が止まって時間が経つと、中の食べ物が心配です。
我が家の場合は本当に恵まれた環境で、近所にある嫁の実家が早い段階で停電復旧したので、冷蔵庫の中身を運んで入れてもらうことに。
ほんと助かる。
身内が近くにいるのはいざというときに心強いです。
でもさすがに全部は運べなかったので、アイスクリームとかは溶けてしまって捨てることになりました。
24時間以上になるとちょっとしんどい
私の家は24時間で復旧しましたが、これ以上の停電になるとちょっとしんどいですね。
風呂にも入れないし、洗濯も溜まってきます。
台風の日はずっと家にいて、汗をかいたりしてなかったので幸いにも風呂に入らずに寝ても大丈夫でした。
でも2日目の晩も停電で風呂に入れないのはきついので、どっか銭湯とか温泉にでも行きたくなりますよね。
洗濯も、営業してるコインランドリーなどを探す必要が出てきそうです。
24時間で復旧したので、生活に大きな影響はなくて良かったです。
災害には備えが必要と再認識
この手の災害が起きると、みんな一斉に防災グッズや備蓄食料を買いに行きます。
もちろん、我が家もその口の一つです。
こういうことが自分の身に実際に降り掛かってこないと、なかなか準備しようってならないですよね。
でもたいてい、備蓄食料がなくなった頃に次の災害が来たりするわけですが。
停電になったときに一番あって助かるのはやっぱり「明かり」でした。
さっそく手回しで発電できるランタンと、ライト付きのラジオを注文。
まだ届いてませんが、備えあれば憂い無しです。
まとめ
関西電力の停電の復旧状況を定期的にチェックしてましたが、数時間ごとに、数十万件単位で停電件数が減って行ってました。
すごい急ピッチで作業が行われたらしいことがよく分かります。
お疲れ様でした。
我が家は大した被害はなかったですが、できれば停電は二度とごめんですね。