カワハラの、雑多な記録。

マウス、トラボ、ペンタブ、最強のポインティングデバイス決定戦

   

パソコンのポインティングデバイスはマウスを筆頭にトラックボール、ペンタブレット、ノートPCではタッチパッド等があります。
話をデスクトップPCに限定すると、大多数はマウス派ですが、私はトラックボール派です。
でも時々襲ってくる「マウスでいいんじゃないか?」と言う思い。

  • マウス
  • トラックボール
  • ペンタブレット

など色々ありますが、マウス、トラックボール(人差し指用、右手親指用、左手親指用)、ペンタブレットと色々使ってきたポインティングデバイスマニアの私が、どれが最強かを勝手に決めたいと思います。

そもそもなぜトラックボールを使っているのか?

なぜ私がトラックボールを使い始めたのかというと、過去記事にその理由を書いていました。

そうそう。
指が痛くなるからトラックボールを買ったんだった。
長時間の使用でクリックしまくりの人差し指が悲鳴をあげました。
指が痛くなるのでマウスは使いたくないですが、短時間なら特に問題はないということになります。

最強ポインティングデバイス決定戦の出場選手

今回開催された「最強ポインティングデバイス決定戦」の出場選手を紹介します。

マウス DELLの有線レーザー式

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左右対称形状の普通のマウス。
デルのパソコンの購入時に付属していたものです。
ホイールの手前のボタンでポインタの速度を切り替えれます。
こういう機能は別に必要ないなと思ってましたが、マウスとトラックボールを同時に接続している時、お互いの速度合わせに使いました。

その他は特筆すべき事はない普通のマウスです。

トラックボール エレコム M-XT4DR

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最近使い始めた、世にも珍しい左手用のトラックボールです。
トラックボールには人差し指タイプと親指タイプがありますが、これは親指タイプとなります。
右手親指タイプのM570tや、人差し指タイプのトラックボールも使ったことがありますが、今のところこれがメイン機です。

ペンタブレット ワコム Intuos Draw CTL-490

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ワコムのペンタブレットのなかではSサイズに分類されます。
PCは2画面で使っていますが、ペンタブレット1枚を2画面に割り当てると操作がしにくいので、ペンタブレット1枚をどちらかの1画面に割り当てて使っています。

最強ポインティングデバイス決定戦1 正確さ

デイリーポータルZと言うニフティが運営するおもしろサイトにある「マウス検定」を利用しました。
ブラウザ上で動作するFLASHのゲームで、2005年に公開されたもの。

デイリーポータルZは、最近はあまり見なくなりましたが、2005年頃は毎日のように読んでいた覚えがあります。

マウス検定などのミニゲームが多数ある「おぎわら遊技場」すごい懐かしい!
一時中断してたみたいですが、現在も毎月新たなミニゲームがアップされています。
そして「マウス検定」を各ポインティングデバイスで受験した結果がこちら

1位 ペンタブレット

mouse_kentei_pentablet

合計489点

2位 マウス

mouse_kentei_mouse

合計429点

3位トラックボール

合計354点

mouse_kentei_trackball

ペンタブの圧勝でした。
連続クリック速度や正確な位置のクリックなど、細かい操作が非常にやりやすいです。

万能選手のマウスは、可もなく不可もなく。

トラックボールは、画面の端から端までポインタをビュンってするのは得意なんですが、こういう細かい操作を素早く行うのは少し苦手。
逆に、ゆっくりでいいから1ピクセル単位で狙いを定めてクリックする、みたいなことは得意なんですが。

最強ポインティングデバイス決定戦2 汎用性

「汎用性」とはどういうことかというと、PCを操作するときのあらゆる状況にどれだけ対応できるかということ。
例えばWebの閲覧、エクセル、ワード等の事務作業、CAD等の操作、イラストを描いたりする作業などにどれだけ向いているかということ。

私の感覚的にランキングしたのがこちら。

1位 マウス
2位 トラックボール
3位 ペンタブレット

やっぱり万能選手のマウスが色んな作業に無難に対応することが出来ます。
そもそもPCの操作自体がマウスで操作することを基準に考えられてますからね。

CADとか画像編集系のソフトでは中ボタン(ホイール)でドラッグするみたいな操作をよくしますが、前に使ってた人差し指タイプのトラックボールではほぼ不可能でした。
ペンタブレットも高級機種を除いてはマウスのホイールを回転させる操作が出来ません。

マウスは事務作業は無難にこなし、絵を描いたりすることも出来なくはないです。

トラックボールは割りと万能ですが、絵を描くという作業はかなり難しいです。(トラックボールでわざわざ絵を描く人はいないと思いますが)

ペンタブレットは絵を描く作業に関しては他を圧倒します。
右クリックとか中ボタンクリックとかをペンのサイドボタンに割り当てると、個人的にあまり操作しにくいと感じます。
絵を描く時はペンタブレットを使うけど、他の作業の時はあまり使いたいとは思わないので、汎用性は低いと言えますね。

しかも、私のペンタブレットはサイズが小さいのでPCに2画面あるうちの1画面のみに操作を割り当てています。
ボタンを押すと瞬時にもう一方の画面に切り替えられますが、あまり直感的な操作ではないです。
これがネックとなり、ペンタブレットだけですべての操作を完結させるのが難しくなっています。
もっと大きいペンタブを用意すれば解決しますが、値段が高い & デスク上で邪魔になると言うジレンマが。

最強ポインティングデバイス決定戦3 疲れにくさ

3回戦は、各ポインティングデバイスを長時間使用したときの疲れにくさの比較です。
1日中PCの前に座っていることも多い現代人にとって、これは重要な要素ですよね。
私が独断で選んだ結果が疲れにくさランキングがこちら。

1位 ペンタブレット
2位 トラックボール
3位 マウス

長時間使用したときの疲れにくさですが、ペンタブレットが1位となりました!

トラックボールとペンタブレット、両方とも疲れにくいデバイスなので、どちらを1位にするか悩んだんですが、トラックボール(やマウス)は画面上のポインタがどこに行ったか見失う事があります。
「あれ?どこに行ったかな?」と探す僅かな手間が疲れに繋がるかもしれないと思い、トラックボールを2位にしました。
ペンタブレットはその仕組上、ポインタを見失うということがありません。

マウスに至っては、そもそも長時間の使用で指が痛くなったのが原因で使うのを辞めたので最下位。
私の場合は何時間マウスを使っても肩こりになることはなかったですが、人によってはマウス由来の肩こりがトラックボールで解消することもあるみたいです。

結果発表

各項目の1位に3ポイント、2位に2ポイント、3位に1ポイント与えると次の結果になりました。

マウス
正確さ ★★☆
汎用性 ★★★
疲れにくさ ★☆☆
合計6ポイント

トラックボール
正確さ ★☆☆
汎用性 ★★☆
疲れにくさ ★★☆
合計5ポイント

ペンタブレット
正確さ ★★★
汎用性 ★☆☆
疲れにくさ ★★★
合計7ポイント

なんと、ペンタブレットが7ポイント獲得で1位です。
続いて2位がマウス、最下位がトラックボールと言う結果に。
最強のポインティングデバイスは「ペンタブレット」ということに決定しました。

とは言っても、「じゃあメインのポインティングデバイスはペンタブに決定!」とはならないですよね。
繊細で正確な動きに関して言えば「最強」かもしれませんが、事務作業の時は明らかに使いにくいです。
そもそも「最強のポインティングデバイス」ってなんだ。
記事を書きながら、今回の企画の存在意義が揺らぎ始めています。

まとめ

結局「最強のポインティングデバイス」は決まりませんでした。
それぞれ一長一短あり、TPOに合わせて使い分けるのが良さそうです。
なんだか当たり前の結論にたどり着いてしまいました。

今回はマウスが2位となりましたが、指が痛くなるから私的には論外です。
「マウスを使っても別に指が痛くなったり疲れたりしないよ?」と言う人は、余計な事を考えずにマウスを使い続けてればOKな幸せな人です。

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