大阪府立大型児童館「ビックバン」に行ってきた【駐車場おすすめ情報あり】
大阪府立大型児童館「ビッグバン」に子どもたちと行ってきました。
未就学児や小学生が遊べる普通の児童館は近所にありますが、大型児童館とはいったいどんな場所なのでしょうか?
結論としては、小学校低学年くらいまでの子供だったら、間違いなく楽しいところなので、一度は足を運んでみてもいいとおもいます。
この記事の目次
ビッグバンってどんなとこ?
大阪府立大型児童館の場所は堺市南区になります。
「大型児童館」って聞き慣れない言葉で、どんな場所かイメージしにくいですが、「室内型の子供の遊び場」と言ったとこでしょうか。
屋内アスレチックで体を動かしたり、昔のおもちゃで遊んだりと子供が全力で一日遊べること請け合いです。
子供が10時のオープンから17時の閉園までフルで遊べるくらい楽しいとこですが、大人である私も結構楽しいと感じました。
泉北高速鉄道、泉ヶ丘駅と歩行者用通路で直結されていて、電車でのアクセスも便利。
梅田からだと地下鉄と泉北高速鉄道を利用して40分ほど。
駐車場もあるので、車でもいけます。
ビッグバンは今年で20周年とのことで、結構昔からある施設のようです。
10年ほど前に書かれた他の人のブログを拝見しましたが、中身は当時からほとんど変わってません。
オープン当時から同じ展示内容なのかな。
でも、さびれてるのかと言うとそうではなく、結構賑わっています。
10時の開館時間には入場の行列ができるほど。
ビッグバンの入館料とお得なクーポン情報
ビッグバンは有料の施設となっていて、入館料が必要です。
大人 | 1000円 |
小学生 | 800円 |
幼児(3歳以上) | 600円 |
数年前に値上げされて、ちょっと高くなったようです。
でも、コンビニで購入できる前売りチケットやスマホ画面を提示するだけのクーポンでお得に入場することもできます。
割引券で1割引きで入館する方法
ビッグバンの利用案内・料金のページに詳細がありますがコンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ)の端末を操作して入館割引チケットを購入することが出来ます。
1割引なので、大人で100円、小学生で80円、幼児だと60円お得になります。
朝の開館時間直後は入館料の支払いの列が出来てたので(と言っても数分の列ですが)、「1秒たりとも並びたくない!」って人にもいいですね。
前売りの割引券を持ってたら、入館料支払いとは別の入り口から入れるので並ばずに済みます。
スマホ画面(または印刷)提示のクーポンで1割引で入館する方法
子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」のビッグバンのページにクーポンがあります。
「クーポン印刷画面を開く」をクリックして開いたページを印刷するか、スマホの画面を提示するだけで1割引になります。
スマホの画面を提示するだけなら印刷する手間もないので、非常にお手軽ですね。
私もこの方法で1割引してもらいました。
前売りの割引チケットと同じ割引率なので、わざわざ買いに行く手間もなくてオススメの方法です。
【高難易度!】ビッグバンの案内パンフレットのクーポンで2割引きで入館する方法
2割引きと、一番オトクですが実行するには無駄に難易度が高い方法です。
ビッグバンの案内パンフレットにクーポンが付いているんですが、乗り越えるためには2つの壁があります。
- パンフレットの入手
- 利用期間内にビッグバンに行かないといけない
まずパンフレットはどこにあるの?って感じです。
大阪府の施設とかに置いてると思いますが、どこにあるか探して入手するのはなかなか大変そうです。
そしてクーポンには「利用期間」があります。
パンフレットはもちろんビッグバンにも置いてあるので貰いましたが、貰った日に使うことが出来ません。
我々が行ったのが4月末で、このとき置いてたパンフレットの利用期間は「6月4日~9月1日」となってました。
なんとも使いにくいクーポンですが、リピーターには使いやすいかもしれません。
雨の日のお出かけにも最適!駅、駐車場からも傘いらずでOK
大阪府立大型児童館「ビッグバン」は泉ヶ丘駅や駅前の商業施設「パンジョ」に直結されていてアクセスは良好です。
駅、駐車場の2階からは屋根付きのペデストリアンデッキ(歩行者通路)があり、雨が降っていても傘いらずで移動可能。
ビッグバンはもちろん屋内型施設なので、雨の日のお出かけでも安心ですね。
雨が降りがちな梅雨の季節のお出かけにも最適じゃないでしょうか。
車で行くなら価格の距離のバランスで「泉ヶ丘第4駐車場」がおすすめ
ビッグバンには169大収容可能な立体駐車場がありますが、料金が高いのであんまりおすすめしません。
「3時間まで700円、以後1時間毎300円」なので、ビッグバンで1日遊んで10時~17時まで停めたとして1,900円になります。
「価格はどうでもいいから、とにかく近いほうが良い!」と言う人には最有力です。
「泉ヶ丘第4駐車場」は500mほど歩きますが、最大料金が設定されていて
- 平日 900円
- 土日祝 1,000円
で駐車可能です。
「泉ヶ丘第5駐車場」は300mほどとちょっと近くなり最大料金は、
- 平日 1,300円
- 土日祝 1,500円
となってます。
周辺の駐車場は複数あり、料金もそれぞれ違いますので調べてから行ったほうがスムーズです。
周辺の駐車場情報はこちら
## 食事の持ち込み可能。隣の商業施設で食べて再入館するのもあり
ビッグバン内に軽食を提供してるお店はありますが、持ち込んで3階休憩コーナーで食べることも可能です。
また、手の甲に透明スタンプを押してもらえば再入館は自由にできるので、隣のパンジョとかで食事を済ますのもあり。
私達一家はおにぎりを買っていきましたが、それでも腹が減ってきたので子供を嫁に任せ、マクドナルドでチーズバーガーを買ってきてみんなで食べました。
ビッグバンの世界観を理解するには「パワーユニット」は欠かせない
主張:パワーユニットは見るべし
理由/根拠:コンセプトがわかる。タダだし
具体例:10分ほどの映像
反論への理解:そもそもコンセプトの理解が必要?
4Fに「パワーユニット」と言う小さい映画館みたいなとこがあるんですが、10分ほどの映像を上映していて、ビッグバンの世界観を理解することが出来ます。
児童館の世界観ってなに?って思うかもしれませんが、今は無料みたいなので見といても損はしないと思います。
内容としては、ビッグバンの名誉館長でもある松本零士デザインのキャラクターが登場し、時空宇宙船「フロンティア号」で惑星の未来を守るために旅する、みたいなお話。
ビッグバンの全体的なテーマに「宇宙」があり、この特徴的な外観の建物は宇宙船「フロンティア号」だったということが、「パワーユニット」を体験することで理解できます。
ビッグバンの建物はやたら特徴的な形ですが、これは宇宙船だったのね。
変なとこに気合入れすぎな気もします。
劇中ではSF的な用語でのクルー同士の会話がふんだんに散りばめられていて、SF好きな大人なら楽しめます。
さすが松本零士。
本来なら「パワーユニット」は300円必要ですが、動くはずの座席が動かないらしくて無料になってます。
壊れちゃったのかな?
ビッグバン各フロアの紹介
ビッグバンは1~4Fと「遊具の塔」で構成されています。
子供がメインで遊べるエリアは3F、4Fと巨大ジャングルジム「遊具の塔」あたりですね。
各フロアを紹介したいと思います。
1F コスモポート
1Fは入館口と軽食・喫茶コーナー、ミュージアムショップ、こども劇場などがあります。
特に見どころはないので、入館したらさっさと2Fに上がってしまいそうになりますが、注意点が一つ。
- パワーユニット
- スペースキッチン
などの体験には事前の申込みが必要となりますが、ミュージアムショップでチケットを購入する必要があります。
直接現場に行ってもチケットは購入できないので、ミュージアムショップに戻るハメになります。(経験者は語る)
パワーユニットは現在は無料ですが、ここで申し込みしておく必要があります。
2F スペースファクトリー
2Fには次のようなものがあります。
- ハートイピア電子動物園
- あかちゃん広場
- リサイクルファクトリー
- スペースキッチン
ハートイピア電子動物園とは、紙に書いた絵を機械に取り込んで色を塗り、大きなスクリーンにその絵が登場して動く、と言うアトラクション。
こんな感じに絵を書き・・・
絵をスキャンして着色。
スクリーンの右上に映し出されてるのが分かるでしょうか?
スペースキッチンは土日祝に開催されていて、有料(今回は300円でした)ですが各回16名の定員でお菓子作り体験が出来ます。
時間は1回50分ほど。
子供だけで中に入り先生に教えてもらうスタイルで、大人は外の窓から見学です。
スペースキッチンは結構人気で、10時の開館時間直後には1日4回開催のうち最後の時間枠以外のチケットが売り切れていました。
チケットの購入はお早めに。
今回私の子どもたちも参加してみましたが、クッキーを作ってました。
一人8枚作ってて、なかなか美味しかったです。
スタンプカードがもらえて、5回参加でキッチンタイ、10回参加でエプロンがもらえるとのこと。
後で子どもに聞いた話では、隣にいた子は24回も参加した猛者だったとか。
絵本コーナーは人があんまりいないので、疲れたときの休憩場所にいいかも。
3F アストロキャンプ
3Fのアストロキャンプは体を思いっきり動かせる室内遊具のエリアです。
巨大なワニがあり、口から体内に入ったり出来ます。
木に登ったり、ターザンロープがあったり、幼児向けのコーナーもあり。
ワニの体内はちょっと生々しい感じ。
切り取られたお腹の断面もちょっとキモい感じです。
子どもたちにとっては相当楽しいらしく、ほうっておくとずっと遊んでました。
このフロアでかなりの時間を過ごせます。
なぜワニ?と思いましたが、「マチカネワニ」と言って古代には実際に大阪にいたそうです。
こんなのがウロウロしてたら怖いですね。
下の歯はなぜか抜けるようになってます。
4F おもちゃスペースシップ
建物を外から見たときに円盤状の宇宙船になってるところが4Fになっています。
昭和30年台の町並みが実物大ジオラマで再現されていて、異空間に迷い込んだような感覚です。
宇宙船の中に入ったのに、そこにあるのは昭和の町並みってのもよくわからないですが。
コマとか「釣れん輪」、「外れん輪」などの昭和的おもちゃが置かれていて、実際に遊ぶことが出来ます。
「釣れん輪」は上の画像のおもちゃで、コーン状の物体を床に立てて起き、輪っかの付いた紐を手に持って釣り上げて遊びます。
嫁と次男はなぜか一発で成功したのに、私は何回目かでやっと成功。
シンプルな遊びだけど、出来ないとなんだか悔しい!
「エクスプロラトリアムコーナー」というのがあり、「サンフランシスコからやってきた不思議な遊具たち」とのことで、なんか面白いのがいろいろあります。
ちょっとうまく説明できませんが、壁の前に立ってピカッとフラッシュが光ると壁に影が残るのとか、丸いテーブル状の板を押すと真ん中の穴から煙がモワッと上に登っていくのとか。
大阪市立科学館にも似たようなのあった気がします。
行列ができるほど人気だったのがこれ。
赤い壁の向こうから手や顔を押し当てると・・・
こうなります。
立体ドット絵みたいな感じでなんとも言えない面白さです。
アーチ橋を作れるのがあったり。
超アナログなサッカーゲームは、常に子供が群がるほどの謎の人気があったり。
5歳の次男が挑戦したパチンコは、一つも下に落とさないという軌跡が起きたり。
4Fはいろいろ興味深いものがあって、大人でも結構楽しめました。
巨大ジャングルジム「遊具の塔」
ビッグバンを外から見ると、ひょろっと高いタワーがそびえていますが、実はそれが8階建ての巨大ジャングルジム「遊具の塔」です。
とは言え、1階から登れるわけではなく、4~8階が遊具の塔になっています。
内部は細かく階層が分かれてるので、高いとこから落ちて怪我をする心配はそれほどありません。
子供は入り口でヘルメットを着用し、中に入ります。
ヘルメットの下に使い捨ての紙の帽子みたいなのを被るので、衛生面も問題ありません。
付き添いの大人は階段やエレベーターで登りつつ子供の様子を伺えます。
もちろん大人も子供と一緒になってジャングルジムを登ることが可能。
結構狭いところもありますが、よほど大柄な人じゃなければ大丈夫だと思います。
私も子供と一緒に登ってみましたが、いかんせん人が多い!
ルートはおおむね一本道なので、人が多くてすごい渋滞です。
それでも子どもたちは楽しそうに登ってました。
5歳の次男も手助け無しでクリア。
運動 + ヘルメットで汗をかき、出口の扇風機を浴びる子どもたち。
汗かいてるときのこれは気持ち良いだろうな。
まとめ
「大阪府立大型児童館」という響きから、どんな場所か謎な感じでしたが、行ってみたら子どもたちは非常に楽しそうでした。
17時の閉館のときに「次はいつ来るの?」と言うほどに。
子供を連れて行くところに迷ったら、一度連れて行ってみていいと思います。