二人がけ座椅子(ソファ)の鉄パイプを解体して普通ゴミにする方法
2022/08/05
ニトリで買った二人がけの簡易ソファを処分したい。
でも大きすぎて通常のゴミとしては捨てられない。
なので解体して捨てることにしました。
この記事の目次
ソファと言うかちょっと大きい座椅子
こちらが今回解体されるソファ。
ニトリで買ったこのソファですが、フレームの構造としては座椅子と同じようなものです。
背もたれがカチカチとリクライニングし、背もたれの真ん中辺も角度を調整できるようになっています。
同じのはもう売られてないようですが、↓こちらが現行で近い商品のようです。
https://www.nitori-net.jp/ec/product/7870137s/?rc=set
座面を伸ばしてリクライニングを倒すと、シングルベッドサイズになり、寝ることもできます。
こりゃ便利!と思って買ったものの、この形にすることはあまりありませんでした。
中のフレームが体にあたって、ちょっと痛い。
使われなくなって、部屋の片隅に放置されていたので、今回処分することに。
45L袋に入れば通常のゴミとして捨てられる
このサイズの物体は、私の住んでいる市では通常のゴミではなく、粗大ごみ扱いになります。
粗大ごみは市に回収を依頼したり色々面倒なので(有料だし)、今回は通常のゴミとして捨てたいと思います。
私の市では、45Lのゴミ袋に入れば通常の燃やせないゴミの日に出せる、というルールのようです。
つまり、解体してこのサイズの袋に入れさえすればOK。
とりあえずやってみますか。
とりあえずファスナーを開けてみる
今まで一切期にしたことはなかったですが、下の写真のところにファスナーがあったので、とりあえず開けてみます。
中のスポンジが取り出せました。
幸先いいぞ。
でも中身が出せる感じではなかったので、見なかったことに。
中綿を詰めた後に縫ってあるのかな。
いよいよフレームにアクセス
裏返して、下の画像の点線部分にコの字状にファスナーがありました。
ここを開ければフレームが出てきそうな予感。
予想通り、本体とも言える臓物が出てきました!
ここまでファスナーを開けただけ。
もしかして楽勝なんじゃないか、このときはそう思っていました・・・
スポンジ、布部分は45L袋3つに詰めることができました。
フレーム以外はこれで捨てられます。
フレームは百均ののこぎりでカットして小さくする
フレームは鉄パイプで出来てるので、鉄パイプを切れるのこぎりを買ってきましたよ。
百均(ダイソー)で。
使ってみた感想は、「使えなくもないがちょっと使いにくい」という感じです。
これに付いているノコ刃は本来は弓のこに付けて使うものです。
ちゃんとした弓のこを使ったことある身からすれば、ちょっと頼りない印象。
でも百円だし、値段以上の働きはしてくれたと思うので、OKです。
さあ、フレームを切っていきますよ。
45L袋に入れるためには、長さ50cm以下くらいにすれば大丈夫そうです。
ギコギコ・・・
一応タイムを測ったら、1箇所切るのに7分ほどでした。
もうすでにしんどい。
計画では12箇所切らないといけない。
あと11箇所あるのか・・・。
ダイソーの金のこですが、蝶ナットを締めてノコ刃の先を固定する仕組みですが、力を入れるとこの固定が外れがちです。
100円だから許すけど、使いにくいな。
解体が進むと若干の効率アップが可能です。
(下の画像、家の中でやるとまあまあ汚れることに気づいたので、いきなり外になってますがそこは気にしなくてOKです。)
鉄パイプにちょっと切れ込みを入れてやります。
地形を利用して真ん中を踏んづけてやると曲がります。
さらに手で掴んで、パイプを折り曲げるようにするとノコで入れた切り込みをきっかけに割と簡単に半分に折りたたまれます。
後は開いたり閉じたりを数回繰り返せば2つにちぎれてくれます。
この作業を繰り返し、予定通り12箇所をカットしてソファのフレームはバラバラに!
かなりコンパクトになったので、45L袋を出すまでもないということで、30L袋に詰めてやりました。
布部分が3袋、フレームが1袋に収まり、これで燃やせないゴミとして処分することができます。
100円のこぎり以外に座椅子の鉄パイプ解体に使える道具
今回100円ショップで買ったのこぎりでギコギコやりましたが、結構大変でした。
自分で鉄パイプの座椅子を解体するとき、他に使えそうな工具を紹介したいと思います。
パイプカッター
安いのだと1000円前後~。
丸パイプを切る専門の道具だけあって、鉄パイプの座椅子を解体するのに良さそうです。
注意点としては、角パイプだと切ることが出来ません。
パイプにパイプカッターを取り付けくるくる回すだけ。
のこぎり程は疲れないし、騒音も出ないのでおすすめです。
ディスクグラインダー + 切断砥石
ディスクグラインダー本体3000円~、切断砥石10枚で1000円~
ディスクグラインダーとは、回転する砥石で金属を削ったり切断する電動工具です。
普段は金属を削るための砥石が付いていることが多いですが、切断用の砥石を付けることで鉄パイプを切断出来ます。
ただし、動作音がかなり大きいので自宅での使用がはばかられるのと、豪快に火花が飛ぶので慣れてないと怖く感じるかもしれません。
切断した鉄の粉が飛散るので、室内で作業はしたくないですね。
レシプロソー
8000円~
普通ののこぎりを電動化したような工具です。
スイッチを入れると鋸刃が自動で前後に動き、楽に切断出来るという仕組み。
座椅子を解体するためだけに買うのはもったいないですが、木の枝の剪定とかにも使えるので、そういう用途があるならありかも。
今回手動のこぎりでやっても部屋が汚れそうだったので、レシプロソーを室内で使うとさらに酷いことになりそう。
やるなら外ですね。
最初は自治体に処理を依頼しようと思ったが・・・
余談ですが、最初は市の粗大ごみ受付センターに電話して回収してもらおうとしたんですよ。
言ってみれば最も正攻法の処分方法ですね。
今回のソファの他に、石油ファンヒーター、窓用エアコン、スーツケースも処分しようと電話しましたが、希望者が多く回収日が1.5ヶ月も先な上に、窓用エアコンは回収の対象外。
石油ファンヒーターは45L袋に入れば通常の燃やせないゴミとして出していいと言われ、スーツケースも修理したらまだ使えるんじゃないか?とか思い始め・・・
このソファだけ回収してもらうのも、なんだかなあという気がしてきたため、自分で解体して見ることにしました。
まとめ
今回のように自分で解体して捨てるのがおすすめか?と聞かれたら微妙なところですね。
結構手間はかかるし、マンションとかだとのこぎりでギコギコやってたら階下に響くかもしれないし。
自分で解体する以外には、自治体に回収を依頼するのが一番安いのかなと思いますが、すぐには回収してもらえないことも。
すぐにどうにかしたい場合は、業者に依頼するというのも一つの手かもしれません。
例えばくらしのマーケットなら日常の様々なサービスを提供していて、不用品回収にも対応可能です。