今の時代にスーファミをプレイして楽しいの?
スーパーファミコンといえば、私が小学生の頃に一生懸命遊んでいたゲーム機です。
この度そのスーパーファミコンの復刻版とも言える「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が発売されました。
早速買ってみたわけですが、買うにあたって一つ心配が。
それは「そんな古いゲームを今やって楽しいのか?」と言うこと。
と言うわけで、購入したミニスーファミで20年ぶりくらいにプレイしてみて確かめてみました。
この記事の目次
今の時代にスーファミやって面白いの?
現代はPS4とか、びっくりするくらい写実的で美麗なグラフィックのゲームが全盛のご時世です。
Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とか、携帯型ゲームですらきれいなグラフィックですよね。(スイッチは純粋な携帯型ゲーム機ではないですが)
いや、PS4やスイッチのグラフィックがどうとか書きましたが、どっちも持ってないし一回もやったことはないんですけどね。
一方、オリジナルのスーファミは1990年発売。
つまり27年も前です。
四半世紀以上も前です!
スーファミで現役で遊んでいた私からすれば「そんなに前だったの?」と言う感じで、自分も歳を取ったんだなと感じずにはいられません。
そんな27年も前に発売されたハードのゲームが楽しいのか?
買う前はこの点が少し心配でした。
私が小学生の時に売られていたこれらのゲームは、グラフィックという面では現代のスマホゲームに比べても見劣りします。
しょぼいグラフィックに幻滅して、遊ぶ気が萎えるんじゃないのか?と思ったわけです。
私のゲーム遍歴
誰も興味ないと思いますが、私の人生において、ゲームとどのように関わってきたのかを書いておきたいと思います。
気づいたらファミコンはあった
まず、私は1983年生まれですが、物心ついた頃には家に「ファミコン」がありました。
ファミコンといえば言わずと知れた任天堂「ファミリーコンピュータ」で1983年発売です。
私と同じ年!
昔は「ファミコン」はゲーム機の代名詞でしたよね。
1990年発売のスーパーファミコンや、1994年発売のプレイステーションも全部ひっくるめて「ファミコン」と呼ぶ乱暴な大人が結構いたように思います。
今の時代は、ゲームに詳しくない人でもさすがに「ファミコン」って言わなくなってると思いますが。
で、物心ついた頃からファミコンで遊んでまして、
- スーパーマリオブラザーズ
- スーパーマリオブラザーズ2
- ドラゴンクエスト2
- さんまの名探偵
- たけしの挑戦状
- スペランカー
- ヨッシーのたまご
- ヨッシーのクッキー
とか、色々やってました。
持ってたカセットの数は結構多かったと思います。
数十本ありました。
と言うのも、父親が結構物好きな人で、新しいの買ったりパチンコの景品として入手してきたりしてたんです。
小学校低学年でスーパーファミコン
そして、スーパーファミコンは1990年の発売なので、私は小学校1年生あたり。
我が家にスーファミがやって来たのがいつかははっきりと覚えていませんが、小学校低学年の時だったんでしょう。
これも、父親が買ってきたのか、パチンコの景品としてGetしてきたのかは定かではありません。
あんまり覚えてませんけど、多分すごい嬉しかったと思います。
この記事でも書きましたがミニスーファミ収録の21タイトル中12タイトル持ってたくらいなので、今思えば結構所有ソフトは多かったと思います。
もはや黒歴史の松下電器「3DO」
小学校高学年の頃、当時の松下電器が「3DO」というゲーム機を発売。
無性に欲しくなって、お年玉とかをはたいて購入しました。
でもこれ、今でもちょっと後悔しています。
あまり魅力的なソフトが発売されることなく、3DOじたいが尻すぼみになってなくなっていったからです。
やけに高価だった気がしますが、あれはいったいなんだったのか。
買うんじゃなかった。
おとなしくプレステ買っとけと言う話ですよね。
プレイステーションを購入
「プレイステーション」も3DOと似た時期に発売されましたが、これは小学校高学年か、中学生になってからか覚えてませんが購入しました。
セガサターンも気になってましたが、今もPSシリーズは続いてるので、プレステにして良かったと今はなんとなく思います。
プレステのソフトと言えば、FF7,FF8が特に印象に残ってます。
世間的にはFF7が人気ですが、私はFF8の方が好きでした。
「メタルギアソリッド」もすごい好きでした。
あと「パネキット」って言う、板を組み合わせて車でも飛行機でもなんでも作れるゲームがすごく面白かった。
自分の奥底に眠る、クリエイティブな部分を刺激される感じで、ワクワクしました。
なんか、もう一回やりたくなってきた。
マリオがおもしろかったNINTENDO64
プレイステーションよりも前か後かはっきりしませんが、ニンテンドー64と言うゲーム機も持ってました。
マリオが3Dのゲームになったというのにすごく衝撃を受けました。
3Dのマップ内を自由に移動できるのがすごい楽しかったです。
ゲームの内容は全然覚えてませんが、面白かったということだけは覚えてます。
「ゼルダの伝説 時のオカリナ」とか「スーパーマリオカート64」とかも良かった。
高校生の時バイト代を貯めて買ったプレイステーション2
プレイステーション2(PS2)の発売は2000年3月らしいので、私が16歳で高校生の時です。
バイト代を貯めて買ったのを覚えています。
姉もちょっと出してくれたような。
PS2のソフトでは「メタルギアソリッド2」のインパクトが大きかったです。
レースゲームの「グランツーリスモ2」とかもやってました。
今までのゲーム機と比べて、グラフィックが格段にきれいになって「すごい時代になった」と感動していました。
ほかはFF10とかやりましたが、高校卒業して実家を出た時にPS2は持っていかなかったので、遊んでた期間は2年以下となります。
ゲームをしない空白期間
実家を出て大阪に引っ越し、仕事をする日々でしたが、ゲームを一切やらなくなりました。
子供の頃、あれだけゲームばっかりやってたのに、大人になって好きなだけ買えるようになったら、ぱったりとやらなくなるなんて皮肉なもんですね。
久々のゲーム機はニンテンドーDS Lite
ニンテンドーDSは一時すごい人気で、入手困難でした。
その時は興味なかったのでスルーしてましたが、人気が落ち着いてきて簡単に入手できるようになってからDS Liteを購入。
正確に言うと、私ではなく嫁が買いました。
時期的には、いつだったか覚えてませんが、2010年くらいかな?
すでに3DSが出てたかもしれません。
「突撃ミニランド」とか「ゼルダの伝説シリーズ」とか「リズム天国」とかその辺を持ってます。
正直、そこまで真剣に遊んでないので、ゼルダとか最後までクリアしていません。
しかし、今でも子供たちが遊んだりしています。
3歳と5歳なので、ほとんどまともなプレイは出来ていませんが…
と、こんな感じで
- ファミコン
- スーパーファミコン
- 3DO
- PS
- ニンテンドー64
- PS2
- ニンテンドーDS
というゲーム遍歴を辿ってきました。
ただ、これだけゲームばっかやってた割には、プレイは全然上手じゃないです。
レースゲームで速いわけでもなくニンテンドー64で大人気だった「スマッシュブラザーズ」でも、やたらと上手な友達にボコボコにやられる一方でした。
以上、私がどんなゲームをやってきたかという話でしたが、長くなりすぎました。
ミニスーファミと全然関係ないですね。
グラフィックのショボさとゲームの面白さは関係ない
さっきも書きましたが、現代のゲームに比べたらしょぼいグラフィックに萎えるんじゃないかと心配していました。
でも実際にやってみたら、少々見劣りするグラフィックもそんなに気になりません。
「スーパーマリオワールド」とか、今やっても十分面白いですよ。
いや、最近のゲームはやったことない私が言っても、あまり説得力はないかもしれませんが。
でも3Dで視点がぐりぐり動くゲームと比べても、ゲーム自体がシンプルで分かりやすいんじゃないかと思います。
そもそも私は、最近のスマホゲームの「簡単操作で遊べる!」みたいなのはそんなに楽しいとは感じないので、マリオワールドみたいな純粋なアクションゲームは、「自分がやってる」感があって楽しいです。
面白いゲームと言うのは、少しくらいグラフィックがしょぼくても、やっぱり面白いと感じるんだなと再認識しました。
子供がかなり食いつく
我が家にはテレビに接続して遊ぶ「テレビゲーム」というものが存在してなかったので、子供達は興味津々です。
二人の子供達は、まだ遊ぶ前のセッティングの段階から、本体にコントローラーを繋げる役目を奪い合っていました。
これが何かもよく分かってないのに、なぜこんなに必死になれるのか。
長男5歳は体全体を使ってプレイ
5歳と3歳の息子たちにプレイさせてみたところ、長男のプレイがすごい。
いや、上手とかそういうのじゃなくて(むしろ下手)、体全体を使ってプレイするんです。
どういうことかというと、スーパーマリオワールドをプレイしてたら、マリオがジャンプする時、コントローラーを思い切り上に振り上げながらBボタンを押しています。
右に進む時は、十字キーの右を押しながら、コントローラーを持った両手を思い切り右の方に向けます。
いや、そんなふうにコントローラーを振り回さなくてもマリオはちゃんと動いてくれるから。
コントローラーを振り回しすぎて、ケーブルがつながっている本体がテーブルから落ちてしまうことも。
このままじゃ壊される!
コントローラーを振り回している両手をガッチリと押さてみました。
しばらくすると、マリオは穴に落ちてしまい、長男は「もう!押さえるから落ちた!」と怒ってました。
いや、多分押さえたのと落ちたのは関係ない。
ゲームしながら体が動くってのは、初心者にありがちですよね。
レースゲームとかでも、コーナリングの横Gに耐えるかのように体を左右に揺らしながらやってる人がいます。
ゲームへの没入感ってやつですかね。
VRでもないのに。
どのゲームがおもしろい?
まだミニスーファミ収録の全部のゲームを遊んではないですが、やっぱり「スーパーマリオワールド」が面白いです。
「F-ZERO」や「マリオカート」も面白いですが、ちょっとグラフィックのショボさが目につきます。
ついさっき「グラフィックのショボさとゲームの面白さは関係ない」とか書いといて矛盾してますが、これらの作品は1人称視点で3Dっぽく見せています。
今の時代、実写と見間違えるほどの美麗な3Dグラフィックのレースゲームがたくさんあるので、これらはさすがに時代を感じさせますね。
いや、ゲームとしては今やっても面白いですが。
スーパーマリオワールドは、3Dな要素が一切ない「ドット絵」なので、今の目線で見ても「あり」だと感じます。
ステージをクリアした時、マリオがこっち向いてピースしますが、なんかあれがめっちゃ可愛い。
「スーパードンキーコング」は当時としては異色な、3DCGを使ってグラフィックが作られています。
ゲーム内部で3Dで処理されてるわけじゃなく、レンダリングした画像を使用している訳ですが。
つまり、3DCGをまず作って、それを元にドット絵を作ってるという感じでしょうか。
発売当時は、今までやってきたゲームとは一味違うグラフィックに「なんかすごい」と感動しました。
でも今見ると、「なんか荒い」と感じてしまいます。
やっぱり、マリオみたいな純粋なドット絵の方が、27年という歳月を経ても色褪せないのかもしれません。
まとめ
ごちゃごちゃと書いてきましたが、まとめると
「スーパーファミコンは今やっても、楽しいし面白い」
と言うことで間違いありません。
ミニスーファミは、過去にスーパーファミコンで遊んだことある人も、遊んだことない人にもオススメできます。