カワハラの、雑多な記録。

4歳以上の子供の「初めてのレゴ」はどれがいい?アイデアボックスがおすすめ。

      2018/05/18

子供が4歳位になり、「そろそろレゴを買い与えたい。」そう思っている親御さんもいらっしゃるかと思います。
なんか知育、教育に良いらしいと聞いてレゴに興味を持った方もいるかもしれません。

この記事では、レゴについてあまり知らない方、子供の頃に遊んだけど詳しくは知らない方を対象に、4歳位の子供への「初めてのレゴ」はどれを選べばよいかを紹介したいと思います。

4歳が対象年齢のレゴはどれ?

レゴにも一応対象年齢が書かれています。

レゴの各シリーズで4歳が対象年齢に含まれているシリーズは以下の3つ。

シリーズ名 対象年齢
デュプロ 1.5~5歳
ジュニア 4~7歳
クラシック 4歳以上

この中から選ぶのが良さそうですね。

1.5~4歳が対象の「レゴ デュプロ」はどう?

対象年齢が1.5~5歳のレゴ デュプロ(duplo)は他のシリーズのレゴとは違って、ブロックのサイズが2倍の大きさになっています。

duplo-hikaku

私の長男の話になりますが、現在4歳ですがレゴ デュプロが大好きです。
普通のサイズのレゴよりも、デュプロを好んで遊んでいます。

正直、4歳位ならデュプロの方が遊びやすいかもしれません。
普通サイズのレゴは、ブロックの結合も結構強く、4歳時の力では外すのがちょっと大変な場合がありますので。

しかし、子供が今4歳で、今からデュプロを初めて買うのはちょっとどうかな?と思います。
もちろん子供は喜んで遊ぶはずですが、何年か経って子供が小学生になった時に同じようには遊んでくれないかもしれません。

長いスパンで考えた場合、デュプロ以外の通常サイズのレゴを買ったほうが、ずっと遊べてお得と言えます。
出来ればデュプロは1~2歳の時には与えておきたいです。

何年も先のことを考えず、今遊んでくれればいい、と考えている場合はデュプロもいいかもしれませんね。
デュプロと通常のレゴも一応組み合わせて使えるので、デュプロが完全に無駄になるわけではありませんから。

【2018.05.18追記】
現在次男が4歳7ヶ月くらいになりました。
6歳の長男も次男も、レゴと言えばデュプロではなく通常サイズのレゴで遊ぶことがほとんど。(通常レゴの方が手の届きやすいところに置いてるというのもあるかも知れませんが)

どうも長男よりも次男の方がレゴが得意みたいで、いろいろ考えて作品を作っています。
この年頃の男の子らしく、乗り物が大好きなのでレゴでは車ばっかり作っているんですけどね。
次男を見てると、やっぱり4歳には通常サイズのレゴだな、と思います。

何年もレゴで遊んでますが、一度も「レゴ飽きた」とかは言ってないので、まだまだこれからも遊んでいけそうです。

組み立てが簡単なレゴ ジュニア

デュプロの次に対象年齢が低いのが「レゴ ジュニア(Junior)」シリーズ。
4~7歳が対象です。

「レゴ シティ」や「レゴ クリエイター」と言った他のシリーズよりも組み立てが簡単なのが「レゴ ジュニア」の特徴。
どういうふうに簡単なのかというと、小さいパーツが少なく、車なんかも車体がまるごと1つのパーツで出来ています。

なので、車体にタイヤを付けるだけで車の体裁になるわけですね。
クリエイターなどのシリーズだと、ブロックを組み合わせて車体を作り、タイヤを付けるパーツを付けてタイヤを取り付ける事でやっと車になります。

こちらのほうが難しいですが、車を違う形にしたい!と言う場合も自由に作れると言うメリットがあります。
ジュニアのほうが、簡単ですがちょっと自由度は低いといえるかもしれません。

自由な発想で楽しめる「レゴ クラシック」

レゴ クラシック(CLASSIC)は言ってみればレゴの「基本セット」です。
昔、レゴの赤いバケツや青いバケツがありました。
これぞ「レゴ」!と言う感じで、子供の頃に遊んだ方も多いかと思います。

でもあのバケツ、今は販売終了していてもうないんです。
その赤や青のバケツの光景として現在発売されているのが「クラシック」。

他のシリーズのセットは、車だったりお城だったりを作るキットのような構成になっていますが、クラシックはこれといった完成形が示されていません。
パッケージや付属の組立例に車や動物が記載されていますが、基本的には自由に好きなものを作って!と言うスタンスです。

1×1ポッチサイズの小さいブロックも含まれているので、小さい子供が慣れないうちは間引いて置くというのも一つの手です。

レゴの特徴的な人形「ミニフィグ」というものがありますが、クラシックシリーズには残念ながら付属していません。
ミニフィグが欲しい場合は他のセットを買い足す必要があります。
一つくらい入っていても良さそうなものですが、この点だけが残念です。

いろいろ考えるとレゴ クラシックのアイデアボックスがおすすめ

レゴを選ぶ時のポイントして、

  • 片付けしやすい
  • ある程度パーツが多い

これが結構大事かと思います。
「片付けやすい」と言う条件では、プラスチック製のコンテナに入っているレゴがおすすめです。

多くのレゴは紙箱(薄い段ボール箱)に入っていますが、遊んだ後に片付けるのには向いていません。
すぐにボロボロになってしまいますしね。

また、コンテナの商品はパーツ数が多いので、「ある程度パーツが多い」と言う条件にも合っています。
やっぱりパーツが少ないと、思ったものが作れないので、あまり面白くないんですよ。

色々考えると、4歳の子供への「初めてのレゴ」は「レゴ クラシック」シリーズが良いでしょう。
その中でも、一番パーツの多い
「10698 レゴ クラシック 黄色のアイデアボックス<スペシャル> 」
が良いんじゃないでしょうか。

デュプロは4歳の子供に今から買うには、いまさらという感がありますし、発展性という点でも物足りない。
ジュニアの「10676 キャッスルセット」はプラ製の赤いコンテナ入りでパーツ数480とそこそこありますが、クラシックのほうがパーツの種類が多く、作品の幅が広がります。

と言うことで、「10698 レゴ クラシック 黄色のアイデアボックス<スペシャル> 」がおすすめです。

もうちょっと安いのがいい、というのであれば「10696 レゴ クラシック 黄色のアイデアボックス<プラス>」もあります。

パーツ数は484ですが、この価格差なら私だったら<プラス>より<スペシャル>の方を買います。
と言うか実際に買ってます。

1000円位の安いセットは最初に買わないほうが良い

おもちゃ屋に行くと、1000円くらい、又は1000円以下でレゴの小さいセットが買えます。
でも、初めてのレゴの場合、こういうのを買うのはおすすめしません。

と言うのも、こういった小さいセットって、それだけでは出来る遊びの幅が非常に限られるからです。

とりあえず組立図通りに作った後、組み替えて自由に作品を作ろうとしても、パーツが少ないので思ったようなものが作れません。
すると子供は「レゴってあんまり面白くない」って思ってしまい、レゴ自体に興味を無くしてしまうかもしれません。

これは非常にもったいないし、レゴがちょっと好きな私としてもちょっと残念で悲しいです。
なので、最初はある程度パーツ数がまとまったセットを買うのが良いんじゃないでしょうか。

もちろん安いセットを否定しているわけじゃなく、最初に買うのではなく、追加で買う分には良いと思います。
手持ちのパーツも増え、作品の幅も広がります。

ブロックはずしについて

block-hazushi

コンテナ入りで売られているレゴにはたいていブロックはずしが入っています。
その名の通り、結合したブロックを外すための道具なのですが、これの使い方を子供にマスターさせると後が楽です。

子どもの力ではブロックをなかなか外せない時があります。
そんな時でも、ブロックはずしを使うことで、少ない力でも取り外すことが可能になります。

使い方は、付属の組立図の最初の方に図で描かれているはずですので、これを見て子供に使い方を覚えてもらいましょう。
4歳位の子供でも、すぐに使い方をマスターしますよ。

自分で外せるようになると、「これ外してー」と毎回駆け寄ってこなくなるので、親の負担もちょっと軽減されます。

まとめ

とりあえず 「10698 レゴ クラシック 黄色のアイデアボックス<スペシャル> 」を買っとけば間違いない。

 - LEGO(レゴ), 子育て