カワハラの、雑多な記録。

3000円前後の安いbluetoothイヤホン比較 | 違うメーカーで同じのがいっぱいある

      2018/03/04

earphone

ある日突然、Bluetoothのイヤホンが気になり出しました。
できるだけ安い価格で買えるBluetoothイヤホンがないか調べてみたので、その結果をまとめます。

[2018.03.04追記]
この記事を書いてしばらくたった今、似た価格帯で左右が独立した完全ワイヤレスのイヤホンが売られています。
3,000円前後の完全ワイヤレスイヤホンについては下記の記事でまとめました。

なぜBluetoothイヤホンが気になったのか

最近、朝の4時過ぎくらいに起きることが多く、朝食の準備をしたりコーヒーを入れたりします。
早起き最高!
その間テレビを何気なく付けてるんですが、この時間帯ってどのチャンネルもテレビショッピングばっかりやってるんですよ。

「こんな時間にテレビショッピングなんて誰が見てるんだよ。」
と思いましたが、私が見てますね。
買わないけど。

いろんな商品が紹介されてるので、最初はちょっと興味深くちら見してましたが、一周回るとまた同じ商品を紹介するんですよ。
しかも同じVTRの使い回し。
正直飽きた。

この時間、家事をしながら音楽でも聞いてたほうが良いんじゃないか?と思ったものの、嫁も子供も寝てるこの時間にスピーカーから音楽をでかい音で鳴らすのも気が引ける。
じゃあイヤホンかヘッドホンで、となりますが、あのコードが煩わしいので嫌なんですよね。
特にイヤホンは使おうとするたびに絡まってるので、絡まってる姿を見るだけでうんざりしてしまいます。

そこでピコーンとひらめいたのがBluetoothのイヤホン。
ワイヤレスなので、ストレスフリーで使えるんじゃ?と思ったのが、Bluetoothイヤホンに興味を持ったきっかけでした。

ちなみにスマホで音楽を再生して、Bluetoothのイヤホンで聞くという使い方を想定しています。

bluetoothのイヤホンに関して何の知識もない状態からスタート

最初はBluetoothイヤホンがどういうものかもあまり知らない状態でした。
「Bluetoothで使えるイヤホンがあるらしい」と言う知識しかない。
どういう形状?
バッテリーは充電式なのか?
連続使用時間はどれくらい?
何も分かりません。

でも調べてたらなんとなく分かってきましたよ。

初め適当に検索してみたら、価格が1万円とかのがいっぱいヒット。
高い!
でももっと調べてみたら、2000円台のも結構ある模様。
そうそう。
こういうのを探してたんだよ。

普通のイヤホンの左右が1本の線でつながったようなデザインは、初めて見た時はなかなか新鮮でした。

値段がかなり高いですが、左右が完全に独立した製品もあるみたいですね。
本当に耳栓から音がなるようなイメージです。
完全コードレス!
でもすぐ落として無くしそう!

なんか、違うメーカーで同じデザインのがいっぱいある!

アマゾンとか見てたら、やたら種類が多いと思ってよく見てたら、同じデザインなのにメーカーが違う商品がいっぱいあるのに気が付きました。
他社が製造した製品をブランド名だけ変えて自社で販売するOEMだと思いますけど。

例えばQCYのQY8と言うイヤホン。
SoundPEATSでも同じQY8の名前で売られています。
TaoToronicsではTT-BH06と言う名前です。

楽天のとあるショップで、「デザインを似せた類似品、偽物に注意!」みたいなことが書いてるとこがありましたが、全く同じデザインで偽物を作るメリットがあまりないので、OEMですよね。

そんなイヤホンたちを幾つか紹介したいと思います。
どれも評判はなかなかいいので、どれを選んでも失敗は少ないと思いますよ。
同じ形のやつだったら音質などは多分同じでしょう。
アマゾンで売ってる値段は結構違いがあったりするので、よく比較して安いのを買うのもいいですね。

QCY QY7

まずはQCYのQY7から。
SoundPEATSからも同じ形名のQY7として販売されています。

違いは本体のロゴマークと、耳から外れにくくするためのイヤーフックの色が違います。
商品の写真ではQCYが透明で、SoundPEATUSが黒です。
写真の通りのものが届くかどうかは分かりませんが。

レビューを見ると、SoundPEATSの方が付属品が多くて収納するケースも付属。
ちょっとお得感があります。

QCY QY8

QY8は、QY7の後継機種だそうです。
こちらも評判はなかなかよいです。

QY7と同じく、QCYとSoundPEATSから同じ「QY8」の名称で販売されています。
SoundPEATSの方が付属品が多くてケースが付いていると言うのも同じ。

じゃあSoundPEATSが良いのかというと、個人的に本体に書かれている音符のマークがあまりかっこよくない気がします。
さらにQCYでは丸いメッキパーツが付いているようなデザインですが、SoundPEATSでは黒の塗装で、ちょっと安っぽい感じがします。

本体なんて使ってる時は自分で見えないからどうでもいいんですけど、ちょっと惜しいですね。

この2社以外にTaoTronicsからもTT-BH06と言う名前で売られています。
TaoTronicsが一番安く売ってるっぽいので、価格で選ぶならこれかもしれません。

QCY QY11

さっきの2点は耳の穴+耳の穴の周囲に引っ掛けるイヤーフックで本体を支えますが、QY11は耳の上に引っ掛けるフックが付いたタイプです。
スポーツ使用の時に、落ちにくいかと思います。

でも私はメガネの人なので、眼鏡のツルとイヤホンの耳に引っ掛けるフックが干渉しそうです。
個人的にはやめといたほうが無難です。

あと気になるのが半密閉型のイヤーピースが付属している点。
こういうカナル型と言われるイヤホンがいつの間にか主流になっていますが、密閉性が高くて耳栓みたいに周囲の音をカットしてくれます。
それはメリットでもありますが、逆に周囲の音が聞こえなくて困る!と言うデメリットでもあります。

QY11には通常の密閉型の他に半密閉型が付属していて、こんなニーズに答えてくれると思われます。
密閉して遮音性が高い、カナル型のメリットを真正面からぶっ潰すアイデアが素敵ですね。

SoundPEATS Q12

これは耳に装着する本体部分の左右が磁石でひっつく機能を持っています。
従来型のイヤホンをカバンに入れてたら、コードが絡まってほんとにイライラしますよね。

あのもつれたコードをほどく時のもどかしさは筆舌に尽くしがたいですね。
もう、音楽聞くのをやめておこうかと思うくらいに。

でも一番ブラブラして絡まりに貢献している先端部を磁石でひっつけておくことで、絡まる確率は劇的に下がるはずです。
そもそもBluetoothのイヤホンはコードが短いので絡まりづらく、先端部をひっつけておけばほとんど心配する必要はないと思います。

先端をひっつけたら電源OFF、離したら電源ONと言う機能もあり、便利かもしれません。

どれを選ぶ?

今回紹介したのはどれも、

  • Bluetooth4.1
  • ノイズキャンセル CVC6.0
  • apt-X対応
  • 連続使用時間6時間以上

と、必要と思われるスペックは満たしています。
音質はアマゾンのレビューを見る限りでは、3000円前後の製品にしては全く問題ないレベルのようです。

この中で私が選ぶとしたら、QY8のTaoTronics版である「TT-BH06」です。

なぜこれかというと、以下の理由です。

  • QY8の評判が結構良い
  • 値段がQCYやSoundPEATSよりも安い

でも買いません!

ここまで、買う気まんまんで調べてたんですが、買いません!
やっぱりやめました。

と言うのもやすい価格帯で売ってるBluetoothのイヤホンって、ほとんどがカナル型なんですよね。
あの耳栓みたいなイヤピースを耳の穴に押しこむタイプ。

あれあんまり好きじゃないです。

使用感が気に入らないというわけじゃなく、あの遮音性の高さが困ります。
みんなは周囲の余計な音を遮断してくれると言うことに魅力を感じてカナル型を使ってるんだと思います。

でもあれ、周りの音が聞こえないから逆に気になって落ち着きません!

あれ?電話なってる? → イヤホンを外してみるも鳴ってなかった。
あれ?インターホンなった? → 誰も来てない

外を歩こうものなら、

ん?後ろから車来た? → 気のせい

一度カナル型イヤホンをして自転車に乗ってみた時は、あまりに周囲の音が聞こえないので5秒で外しました。
こんなの漬けて乗るのは怖すぎる。

家の中で使う場合は普通は危険はないはずですが、我家の場合は事情が違います。

嫁が別の部屋にいる時でも私を呼ぶ時があるんです。

「おい」とか、「ちょっとこっち来いや!」と声で呼ぶ時もあれば、壁をどんどん叩いて呼びつけられる時もあります。

この時、迅速に対応しないと後々怖いことになってしまうわけですよ。
まさに恐怖政治。

こんな状況で耳栓のように周りの音の聞こえないカナル型イヤホンをしていたら…
考えるだけでも恐ろしい。

QY11は半密閉型で使えるかもしれませんが、眼鏡だと使いにくそうだし。
惜しい。

というわけで、カナル型じゃないオープンエアー型のBluetoothイヤホンを探してみたんですが、3000円前後ではなさそうです。

1万円以上出せばあるみたいですけどね。
これとか
PHILIPS SHQ8300WS

せっかく調べたのに残念!

一応嫁の名誉のために言っておきますが、いつも怖いわけではありません。

まとめ

とりあえず3000円出せば問題なく使える品物が買えるっぽいことが分かったので良かったです。
ほんとうに必要になった時はいつでも買えます。

今回紹介したのはごくごく一部であり、3000円前後の価格帯のBluetoothイヤホンはすごいいっぱい種類があります。
最近発売された製品だったら、もうどれを選んでもいいような気がしてきました。

どれも似たり寄ったりで、そんなに真剣に検討して買うような価格帯でもないってことかもしれませんね。

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