車の運転中に信号待ちでシフトをPに入れる人
2019/06/18
車を運転していて、比較的長めの信号待ちや渋滞で全然動かなくなってしまった時に、車のシフトを「P(パーキング)」に入れる人がいます。
信号待ちの間にずっとブレーキを踏んでいないといけないので、それは足が疲れるという時に、Pに入れてパーキングブレーキをかけ、ブレーキランプから足を離して楽をするわけです。
それで、なんで傍から見ていて「この人はPに入れたな」というのが分かるかというと、オートマの車のシフトレバーはたいてい上からP,R,N,D,3,2みたいになっています。
車に載っている人には説明不要でしょうが、上から順に、
- P パーキング 停車、駐車時に使用する。
- R リバース バックする時に使う
- N ニュートラル エンジンとタイヤの回転を切り離したい時に使う
- D ドライブ 普通に走る時に使う
- 3 変速を3速までにする 急な上り坂やエンジンブレーキを効かせたい時に使う
- 2 変速を2速までにする
車種によって微妙に違ったりしますが、だいたいこんな感じです。
運転中はほとんどDに入れっぱなしで、N,3,2はそれほど使う機会はありません。
ひょっとしたら、N,3,2に入れたらどうなるか知らないという人もいるかもしれません。
Rに入れると、バックする時に白っぽく光る後退灯が車の後側に付いていますが、
DからPに至る途中のRを通過する時に一瞬これが光るので、Pに入れたのが分かります。
で、私が思うのはわざわざPに入れなくても、N(ニュートラル)でいいんじゃないの?と言うことです。
NはDの一つ上なので、発進する時にすぐにDに戻せますし、Pに入れる過程で無駄に後退灯を光らせることなくスマートじゃないでしょうか。
別にPに入れてDに戻すのが手間ではない人は、Pに入れてもいいんですけどね。
誰にも迷惑はかかりませんし、そんなことを気にする人なんてほとんどいないと思います。
でもこれを読んで、Nの使い道を知らずに今までPに入れていた人がいたら、ぜひNを使いましょう。
Nももっと使ってあげないと可哀想です。
ちなみにオートマ車では影の薄いNですが、マニュアル車ではNは多用します。
駐車場に停めている時とかにエンジンかけている時、N以外のギヤに入れていたらずっとクラッチペダルを踏んでいないといけないですからね。