カワハラの、雑多な記録。

ナノブロック風な「プチブロック」がダイソーで100円!

   

100円均一ショップのダイソーに、レゴを小さくしたようなブロックのおもちゃが売られているのをご存知でしょうか。
その名は「PETIT BLOCK(プチブロック)」。
価格はもちろん100円。

これが100円にしてはなかなかのクオリティなんですよ。

レゴというよりはnano block(ナノブロック)

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レゴというよりはサイズ的にも作品の作り方的にも、カワタのナノブロックに近いですね。
レゴは特殊形状のパーツをふんだんに使っての多彩な表現が魅力ですが、ナノブロックは四角いブロックが基本。
四角いブロックをとにかく積んでいくことで色々な形を表現します。

レゴでいう「積分系」の手法ですね。

ダイソーのプチブロックも、ナノブロックと同じく基本的には四角いパーツばかりで、少しだけ円柱状やボールジョイントパーツが入っている感じです。

20種類以上の多彩なラインアップ

関西で一番大きいらという噂の、兵庫県尼崎市のショッピングモール「つかしん」にあるダイソーにちょくちょく行きますが、結構な種類が売ってます。
ダイソー公式の情報は見つけられませんでしたが、20種類以上あるみたいです。

時々新作も出てるみたいで、ダイソーの本気を感じます。

今まで、下の6種類を作ったことがあります。

  • 救急車
  • 消防車
  • パトカー
  • ブルドーザー
  • ヘリコプター
  • 戦車

子供(男)が欲しがるので、乗り物系に偏ってますが、他にも動物系とか新郎・新婦なんてのもあって、大人でも楽しめるラインアップ。。

実際に組み立ててみると… 結構難しい!

ダイソーのプチブロックを作ってみると、結構難しいです。
6歳の長男には、一人で完成させるのはちょっと無理かなーという感じ。
小さくてブロックを持ちにくいし、間違えてはめちゃうと抜くのに難儀するし。

そして難しさを助長しているのが、組み立てマニュアルが分かりにくさ。

というのも、プチブロックのマニュアルはペラ紙1枚。
紙面が限られているので、1ステップごとに詳しく書くスペースがありません。
レゴの組立マニュアルはかなりのページ数で懇切丁寧に説明されてる上に、作りやすさにも最大限配慮して設計されていると感じます。
一方プチブロックは一つの手順(イラスト)で3層くらい一気に組み立てるように書かれていて、よく見ないとどこにブロックをはめるのか間違えそうになります。
これが難易度を高く見せている原因です。

でもブロックを取り付ける位置を間違えないように、マニュアルを良く見て進めれば大丈夫です。
手先の器用さとかはあんまり関係ないと思います。

結構リアルなスタイリング

パトカーや救急車は、極端にデフォルメされてなくて、結構それっぽい造形です。
レゴで同じように作るとなると、かなり大きなものになるはずです。
このブロックの小ささを最大限に生かしています。

戦車やパワーショベルもなかなかにかっこいいです。
ただ、パトカーはちゃんと回るタイヤがついてますが、戦車やパワーショベルのキャタピラは普通にブロックで表現されていて、リアルさが半減です。
ここがリアルなキャタピラ部品で出来てればかっこよさが100倍くらいになると思いますが、この小ささじゃ実現が難しそうですね。

ボールジョイントの使い方が秀逸

プチブロックは基本的に四角いブロックを積んでいくだけです。
単調になりがちですが、底に変化を与えるのが「ボールジョイント」。

ボール状の突起と、それを受ける側で構成されていて、自由に向きや角度を変えられるヒンジ部品です。
普通に考えるとパワーショベルのアームの可動部なんかに使いますよね。
もちろんそういう使い方もしますが、可動しない箇所にも実に巧妙にボールジョイントが使用されています。

例えばヘリコプターのしっぽ部分。
普通に積んでいくだけだとブロックのポッチが上向きですが、しっぽ部分はポッチが横向きになっています。

そう。ボールジョイントを使って、ポッチの向きを90度回転させているんですね。
ポッチが横向きになったことで、テールローターを取り付けられるというわけです。

ほかにも戦車の砲塔部分も同様のテクニックでポッチの向きが変えられています。
もちろん砲塔の回転も可能。

戦車とかヘリコプターは多分最近になって発売されたものです。
前に作ったパトカーはこんな凝った構造じゃなかったですし、プチブロックも新作が出るたびに確実に進化しています。

子供が遊ぶとすぐばらばらになる

ブロックを重ねただけのものなので、小さい子供が遊んだら無事で済むはずがありません。
バラバラになったら子どもたちが「直してー」って言ってくるわけですが、何回も直してるとだんだん面倒くさくなってきます。

そういう意味では、あまり子供向きではないかも。
作って、飾って楽しむものです。

セリアにも似たようなブロックを発見

この前、ダイソーのライバル(?)である100円ショップ「セリア」に行った時、似たようなブロック玩具を発見しました。
似たようなブロックをこれ以上買っても仕方ないので買いませんでしたが、噂によると「ブロック外し」が付いているそうです。

パトカーとか救急車の車系は、タイヤが大きくてデフォルメされた造形です。
この辺はダイソーのほうがリアルですね。

気になる方はぜひお試しください。

まとめ

100円で結構なピース数が入ってるので、数を集めてオリジナル作品を作るのもいいかもしれません。
必要な色を買い足す時は、白いパーツが必要なら救急車、黄色いパーツならショベルカー、緑は戦車みたいに対応出来ますね。

 - LEGO(レゴ)