るり渓グランピング「GRAX」半年前とここが変わった
るり渓にある手ぶらでキャンプ気分が楽しめるグランピング施設「GRAX(グラックス)」に行ってきました!
実はGRAXに宿泊するのは初めてではなく、2回目です。
前回行ったのは2016年9月で、今回は5月20日。
記事のタイトルは「半年前とここが変わった」なんて書いてますが、正確には8ヶ月経ってます。
「半年前」の方が語呂が良いので。
それにしても行ってから1ヶ月以上経った今、やっとこの記事を書いています。
行ったらすぐに書けとあの時の自分に言ってやりたい気分です。
8ヶ月ぶりに行ったGRAXは、前回と変わっているところがいくつかあったので、その辺を中心に紹介したいと思います。
場内の通路が土から砂利に変わった
前行った時、場内の通路は土でした。
車が通る通路なので、わだちができたりしています。
前日は雨だったので、結構水たまりが出来ていたのを覚えています。
子供がぬかるみに突撃して泥だらけになりそうになったりもしました。
ところが今回行ってみると、通路には砂利が敷かれていて、ちょっとやそっとじゃぬかるみは出来なさそうな感じでした。
写真を見比べてみても、土より砂利のほうが感じが良いですね。
ちょっと雰囲気が明るくなったように感じます。
GRAXも進化しているということですね。
自動販売機からビールがなくなった。
前回は自動販売機にビールがありましたが、「販売中止」と張り紙がされていて買えない状態でした。
「酒類販売の手続きとか色々あるのかな?しばらくしたら買えるようになるだろう。」
と思っていましたが、今回言ってみたら自動販売機からビールが姿を消していました。
どういう事情があったのかは知りませんが、自販機でビールを売るのは諦めたようです。
売店でビールを買うと、開栓して渡されていたのがそうじゃなくなった
自動販売機で買えなくても、センターハウスでビールは買えます。(売店の開いている時間なら)
前回来たときは、何らかの事情により缶ビールをプシュッと開けた状態で渡されていました。
でも、今回買ってみると開栓せずに普通に買うことが出来ました。
買ってすぐに飲む分にはどっちでもいいですが、先にまとめて買っといて冷蔵庫に入れておくと言う選択も出来るようになったので、何回も買いに行くのが面倒な人には良いんじゃないでしょうか。
私は1本しか買ってませんけど。
新しいタイプのテントが増えてた!コテージも!
オープン当初は
- グランピングテント
- トレーラーハウス
- ルミエールキャビン
- スカイビューテント
の4種類の宿泊タイプでしたが、今回行ってみると種類が増えていました。
奥の方に今までと違うタイプのテントが増えていました。
この場内マップのD-1~D-7は以前はスカイビューテントでしたが、今は違うタイプに変わっています。
キャンピング・ジュニア・スイート
キャンパーズ・グランピング・ティピ
他にD-1の場所にはコテージが建っていて、キャンプというかもはや家です。
GRAXのサイトを見たら「続々登場予定」ってなってますね。
私が行った日にはこのコテージに宿泊しているグループはおらず、既に営業しているのかは謎です。
これは何?
準備中?
なんかモンゴルっぽい。
BBQの食材について
前と比べて肉が増えた模様です。
前はなかったチキンレッグが増えた?
受付の時に説明を受けたもののよく覚えてませんが、とにかく最終的にお腹いっぱいになりました。
野菜の種類はちょっと減ったように感じました。(季節によるのかもしれません)
前はあったバナナとか、まるごとの(小振りな)かぼちゃもない。
子供達は肉も野菜もそれほど積極的には食べないので、前はバナナがあって助かりました。
BBQしてるのにバナナって!と言う感じですが。
それでも追加注文したぐるぐるソーセージとかを食べて、子供達は子供達でお腹いっぱいになったようでした。
野菜はセンターハウスで好きなものを選んで持っていく方式。
BBQ中に足りなくなったら、2回目取りに行ってもOKとのことです。
その際はひと声かけて欲しいと言っていました。
焼いたニンニクが異様にうまかったので、追加で貰ったりしました。
これ、次の日絶対に口が臭くなるやつです。
でも臭い食べ物ってたいてい美味しいですよね。
餃子とか。
朝食のカフェガーデンズの方式もちょっと変わっていた
翌朝の朝食は、徒歩2,3分のカフェガーデンズまで歩いていってホットサンドのパンと具を受け取り、サラダビュッフェで野菜を選ぶのは前回と同じ。
ですが、スムージーとかコーヒーの飲み物はGRAX場内のセンターハウスで受け取る方式になっていました。
こっちのほうが楽でいいですね。
前は飲み物もカフェガーデンズで受け取っていたので、一人で行くと結構な大荷物になってしまっていました。
今は一人で取りに行っても数人分余裕で運べます。
シロツメクサの猛威!
GRAX場内はいたるところにシロツメクサ(クローバー)が生えています。
しかも、普段町中で見かけるシロツメクサとくらべてサイズが3倍くらいある!
でかい!
「クローバーってこんなに大きかったかな?」と思った数日後に、子供の幼稚園で見たシロツメクサの小さいこと。
やっぱりGRAXのシロツメクサは大きいです。
「山にいるアリは異様にでかい」みたいな原理でしょうか。
しかも、前来たときよりも勢力を拡大している気がします。
季節的なものかもしれませんが、場内に生えている草はほぼシロツメクサと思って良いんじゃないでしょうか。
これだけ生えてれば、シロツメクサの冠や指輪が作り放題です。
るり渓温泉にランタンテラスが登場
GRAXに泊まる人はたいていの隣の「るり渓温泉」に入っていくかと思いますが、るり渓温泉に「ランタンテラス」なるものが出来ていました。
ランタンテラスとは、平たく言うとスーパー銭湯にあるような漫画や雑誌があって休憩出来るスペースです。
ドリンクが無料で飲めて、ゴロゴロ出来るスペースに、半個室のおこもりエリア、雑誌、本、漫画などが読み放題、と言う内容です。
ランタンテラスなしで温泉とプールのみの料金は大人700円ですが、ランタンテラスが利用できる「全館利用プラン」は大人1500円。
全館利用プランはさらに岩盤浴も利用出来ます。
この料金で2日間利用できるので、チェックイン日、チェックアウト日両方利用可能です。
GRAXをチェックアウト後に、漫画でも読みながら長居してしまいそうですね。
我々は、「こんなところに入ってしまったら最後、帰るのが遅くなる!」と言う理由で今回はパスしました。
今回宿泊したグランピングテントの紹介
前回宿泊したのは「スカイビューテント」でしたが、今回はとんがった屋根が特徴的な「グランピングテント」。
頑丈な白い布製のテントで、スカイビューテントとはだいぶ趣が異なります。
グランピングテントにはベッドがある
スカイビューテントとの最大の違いは、ベッドがあるということじゃないでしょうか。
セミダブルサイズのベッドが2つ。
大人二人、子供二人(5歳と3歳)で寝ましたが、余裕でした。
スカイビューテントのときは、分厚いマットの上に布団と言うスタイルで、あれはあれで何の問題もないですが、やっぱりベッドだと快適に眠れますね。
ただ、キャンプ感はあまりないです!
こたつがあった
グランピングテントの中にはこたつが置いていました。
テントの中に、こたつ?
これが間違い探しなら、明らかに間違いです。
しかし最初見た時「え?この暑いにこたつ?」と思いましたが、それは間違いでした。
GRAXに行ったのが5月20日で、昼間は天気が良くてそこそこ暑かったんですが、夜になると結構冷えます。
昼間と同じ感覚で薄着でいると、「なんか寒っ!」ってなります。
そんな時にこの季節外れのこたつが役に立ちました。
さすがに、この記事を書いている6月の終わりの今はこたつは片付けられているかもしれませんが。
それでも、GRAXがあるるり渓は結構山の方なので、夏場でも寒さ対策に何か着るものを持って行っといたほうがいいと思います。
ハンモックがない
前回泊まったスカイビューテントにはハンモックがありましたが、こんかいのグランピングテントの「コンフォート」にはハンモックがありませんでした。
あったとしても、そんなに乗らないと思いますが、なければないでちょっと残念。
グランピングテントの「デラックス」というグレードならハンモックがありますが、コンフォートより3500円割増となります。
グランピングテントには大きさが2種類ある
今回我々が宿泊したのは小さい方の「コンフォート」ですが、これより大きい「デラックス」、「ハイグレード」と言うのがあります。
価格で並べると
- デラックス
- ハイグレード
- コンフォート
の順に安くなります。
グレード | 定員 |
---|---|
デラックス | 6名 |
ハイグレード | 6名 |
コンフォート | 4名 |
となっていて、デラックスとハイグレードは大きさは同じだと思われます。
違いはハンモックがあるかどうか。
価格差が2000円なので、ハンモック代が2000円と考えることも出来ます。
ハンモックがあるだけで2000円か。
ちょっと考えものですね。
コンフォートとハイグレードの価格差は1500円。
グレード | ベッド |
---|---|
ハイグレード | ダブルベッド1台,シングルベッド2台 |
コンフォート | セミダブル2台 |
テントが大きくなってベッドがセミダブル2台からダブル1台、シングル2台になる事を考えると、1500円積んでもハイグレードにしたほうがお得な気がします。
私は今回予約する時に間違えてコンフォートを予約してしまいました。
コンフォートの定員は4人なので、もちろん大人2人、子供2人で泊る分には充分でしたけど。
キャンプファイヤーができる
スカイビューテントではキャンプファイヤーが出来ませんが、グランピングテントにはキャンプファイヤーの設備があります。
せっかくなのでやってみることに。
ちなみに薪は有料で、1500円です。
地味に高い。
薪だけの料金じゃなくて、後片付けとかの人件費も入っているからこの値段なんだと、自分に言い聞かせながらセンターハウスで購入。
夜はちょっと冷えるので、キャンプファイヤーの暖かさが心地良いです。
子供達は、火を怖がってあまり近づきませんでしたけど。
それにしても、思ったよりすぐに終わってしまうなと言う印象でした。
1時間位で燃え尽きたんじゃないでしょうか。
1500円は儚いものです。
キャンプファイヤー中に見上げた夜空は、山の中だけあって町中で見る星空よりは綺麗でした。
テント内に照明がある
前回スカイビューテントに泊まった時、夜は電池式のランタンしか明かりがなく、ちょっと暗いなと思っていました。
ところが、グランピングテントには照明が付いてます。
電気をつければ夜でも明るく快適です。
ベッドに照明に冷蔵庫にこたつ。
これはもはや、キャンプとは言えないかもしれません。
まとめ
何の準備もなしにキャンプ気分が楽しめるグランピングは2回行っても楽しかったです。
そのうちまた行くかもしれません。
次はどんな変化を遂げているか楽しみです。