子供用コンパクト&ロータイプの木製二段ベッドはどれがいい?
2017/07/20
子供が幼稚園に入り、そろそろ一人で寝る時期だと考えています。
長男は2年制幼稚園の年少で、今年の12月で5歳。
一人寝するために必要なのが、子供用の寝具ですよね。
現在は私と嫁、長男、次男の4人一緒に寝ている。
ダブルベッドとシングルベッドを並べて、一つの大きなベッドのようにし、布団にはクイーンサイズの敷きパッドをつけています。
子供にもベッドを、と思いますが、次男と一緒に使えるように二段ベッドにする予定です。
二段ベッドを選定するため、色々調べたので今回は記事としてまとめたいと思います。
二段ベッドの問題点
長男の寝相が最悪です。
寝ながらゴロゴロ転がっていって、壁側に引っ付いて寝てたり、ベッドの頭側や足側で横向きになって寝てたりします。
足側は落ちないようにタンスをベッドに並べておいて、柵代わりにしています。
そんな長男が二段ベッドの上段で寝たら、多分落ちる。
全周に柵が必須となります。
一部にしか柵がないものや、柵の高さが低いものもありますが、ああいうのはちょっと心配ですね。
落ちないか気になって、自分の方が寝れなくなってしまうかもしれない。
高さの低いロータイプがいい
二段ベッドの高さがあると、圧迫感があって部屋が狭く見えてしまいます。
それはなんだか窮屈で嫌ですね。
あと長男は寝相も最悪ですが、寝起きも最悪で、なかなか起きません。
今も毎朝、2階の寝室から1階のリビングへ私が運んでいます。
それでも起きない。
ちょっと目が覚めても、ソファでまた寝る。
二段ベッドの上段で起きてくれなかったら、運ぶのが大変そうです。
そういう意味でも、低めのほうがいいですね。
というわけで、高さの低いロータイプの二段ベッドが良いなと思いました。
でも、ロータイプの定義は?
ハイタイプは上段の床面までが140cm前後くらいあるみたいです。
と言うことは、それより低いのはロータイプですかね。
でも、上段の床面(すのこ面)までの高さが書いてないベッドが多いんですよね。
推測ではだいたい120前後が多そう。
上段が140cmもある二段ベッドは少数派なようなので、そんなに気にしなくても大丈夫そうです。
金属製はちょっと冷たい印象を受けるので、木製が良い。
ベッドの材質ですが、金属製は無機質で冷たい感じがするので、温かみのある木製にしたいと思います。
とにかく安い二段ベッドを、となると金属パイプ製が有力ですね。
1万円台前半で買えてしまいます。
と言うことで、
- ロータイプでコンパクト
- 木製
と言う条件にマッチする二段ベッドをピックアップしたので紹介します!
価格の安さを重視するなら「Sonba」
二段ベッドは価格で選ぶ!
そんなあなたにはこれがピッタリです。
シンプルで無駄な装飾を排除した、飽きのこないデザインは非常に実用的。
このベッドが2万円を切るお値段で購入できます。
材質は「パイン材」で、高級な家具にも使用される材料。
安っぽさを感じさせません!
カラーもナチュラル、ライトブラウン、ダークブラウン、アイボリーと4色もラインアップ。
部屋の雰囲気にピッタリのベッドがきっと見つかります。
ただ欠点としては、上段の柵がおそらく取り外しできない点。
2段ベッドとして使用時は柵があったほうが良いですが、子供が大きくなり、ベッドを分割してシングルベッドとして使用するとき、柵が邪魔です。
柵の高さもちょっと低いかな。
寝相が悪い人は、柵を乗り越えて落ちそうです。
あと、一部の金具がむき出しの位置にあって、ここはちょっと安っぽさがあります。
しかし、この値段にすべてを求めるのは酷と言うもの。
コストパフォーマンスは非常に優れているといえるでしょう。
商品名 | Sonba |
---|---|
価格(円) | 59800 |
耐荷重(kg) | 180 |
昇降方式 | ハシゴ |
宮(LEDライト、コンセント) | 無し |
材質 | パイン材 |
カラー | ナチュラル ブラウン ダークブラウン アイボリー |
備考 | 上段の柵は取り外し不可 |
はしごじゃなくて階段タイプなら「マークX3」
二段ベッドの何が嫌かというと、ハシゴによる登り降りです。
寝起きで寝ぼけてる時にハシゴなんか使いたくないですよね。
そんなハシゴ嫌いなあなたにぴったりなのが「マークX3」
なんと二段ベッドに階段を付けてしまいました!
欠点は、階段の分、ガタイが大きくなって部屋が狭くなる点。
階段部分を収納として利用できるので、そのデメリットが相殺出来るかどうか…
と言ったところですね。
ベッド下にジャストフィットするチェストと、階段下に入るボックスも付いているので、ちょっとお得感はあります。
商品名 | マークX3 |
---|---|
価格(円) | 91400 |
耐荷重(kg) | 190 |
昇降方式 | 階段 |
宮(LEDライト、コンセント) | 有(コンセント無し?) |
材質 | パイン材 |
カラー | ナチュラル |
高耐荷重&耐震設計。とにかく頑丈さを重視するなら「Beam structure」
耐荷重脅威の900kg!!
900kgって…
床の強度の方を心配してしまいます。
抜けないのかな?
地震で家が潰れても、ベッドだけは生き残ってそうです。
でも、二段ベッドの上段が壊れて落ちたら、落ちた本人と下段で寝てた2人が犠牲になりますからね。
用心して頑丈なベッドを選んでおく、と言うのもリスクヘッジとしては有効だと思います。
ベッド本体だけじゃなく、ハシゴの強度まで執拗に追求。
スノコも安いベッドに多いLVLじゃなくてパイン材を使用するなどこだわっています。
LVLも、そんな悪いものじゃないはずですが、粗悪品だと強度に不安があるものもあるようです。
見た目にも、ガッチリしていてなんだかカッコいいですね。
モビルスーツに例えると「ドム」です。
なんでモビルスーツに例えたのか自分でもよく分かりませんが。
Beam structureの詳細はこちら(楽天市場が開きます)
商品名 | Beam structure |
---|---|
価格(円) | 89800 |
耐荷重(kg) | 900 |
昇降方式 | ハシゴ(垂直固定式) |
宮(LEDライト、コンセント) | 有り |
材質 | パイン材 |
カラー | ライトブラウン |
宮付きで機能性と価格のバランスがいいのは「FINE(ファイン)」
宮付きで価格も3万円台前半と、機能と価格のバランスがGoodなのがこの「FINE(ファイン)」。
ちなみに「宮」っていうのはベッドの頭側にある時計とか携帯とかを置いて置ける棚のことです。
この価格で宮が付いているのはあんまりないんですよ。
しかも上下段ともにLEDライトとコンセント付き。
スマホも充電できます。便利!
子供は幼稚園児なのでスマホは持ってませんが。
やっぱり、あるとは大違いですよね。
現在我々は、宮のないベッドで寝ています。
携帯とか置く場所がないので枕元に置いているわけですが、朝起きると「携帯どこ行った?」状態になることも多々あるわけです。
カラーもナチュラル、ライトブラウン、ホワイトウォッシュと3色展開。
色によって、柵のくり抜き穴がハート型だったり、星形だったりと変えてあるこだわりっぷりです。
でも、ホワイトがいい!と思っても、ハート型の繰り抜きなので男の子にはちょっと使いにくいかも?
商品名 | FINE(ファイン) |
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価格(円) | 33500 |
耐荷重(kg) | 180 |
昇降方式 | ハシゴ |
宮(LEDライト、コンセント) | 有り |
材質 | パイン材 |
カラー | ナチュラル ホワイトウォッシュ ライトブラウン |
木材にこだわるなら「クスクスショート」
二段ベッドの材料としては、パイン材を使用しているものが多いです。
パイン材と言っても、パイナップルの木ではないですよ。
松の木です。
クスクスショート一般的なパイン材ではなく、木材にこだわって作れらています。
「「クスクスショート」と言うネーミングだから「くすの木」を使ってるんだな!」
ピンときたあなた、
不正解です!
実はクスクスショートは「檜(ひのき)」で作られています。
なぜ「クスクス」と名付けたんだ!
上段と下段の子どもたちが夜、親たちに聞こえないように語り合いクスクス笑う、そんなイメージでしょうか。
ひのきと言えば、よく知らないけどなんか高級そう、そんなイメージがありますよね。
ただ高いだけじゃなくて、正確で狂いがなく加工しやすい、日本の建築用の木材としては最高級とされていました。
しかもやたら長持ちする。
法隆寺がヒノキで作られているのを見れば納得ですね。
耐荷重も300kgと頑丈。
スノコは、安価なベッドでは合板が多いですが、こちらはスノコまでヒノキ。
これはもう、一生ものですね。
と思いきや、このベッドちょっと小さいんです。
普通のベッドは長さが200cmはあるんですが、クスクスショートは190cm。
大人にはちと窮屈かと。
まあ、ほとんどの人は問題なく寝られますが。
コンパクトなベッドで、部屋のスペースを最大限有効に使いたい人には最適です。。
本当に一生ものにしたい場合は、「クスクススタンダード」も用意されています。
こちらも総ひのきで、大きさも一般的なベッドと同じ。
さらに、登り降りが階段になったいる「クスクスステップ」もラインアップされています。
なにこの隙のない品揃え。
商品名 | クスクスショート |
---|---|
価格(円) | 59800 |
耐荷重(kg) | 300 |
昇降方式 | ハシゴ(垂直固定式) |
宮(LEDライト、コンセント) | 無し |
材質 | ヒノキ |
カラー | ナチュラル |
備考 | コンパクトサイズ |
結局どれを選んだかというと…
私としては宮付きで価格もお手頃なFINE(ファイン)がいいんじゃないかと思って嫁に提案しました。
ところが、即却下。
嫁が選んだのは「インパルス7」と言うベッド。
理由は、
「FINE(ファイン)は柵の高さが158cmもあって高すぎる。
インパルス7は133cmだ。」
とのこと。
いや、FINE(ファイン)の158cmは足側の柵の一番高いところで、側面の柵はもっと低いし、インパルス7の足側の柵は147.5cmある。
比べるところがちょっと違うと思う。
それでもFINE(ファイン)が10cm高いのは間違いないですけど。
まあインパルス7も悪く無いですけどね。
デザインもシンプルで柵もしっかりしてる。
分離してシングルベッドとして使う時は、柵の取り外しも可能です。
宮がない分、全長がコンパクトなのもメリットと言えます。
14.5cmの差は結構大きいかもしれない。
というわけでインパルス7に決定!
近いうちに注文します。
商品名 | インパルス7 |
---|---|
価格(円) | 27800 |
耐荷重(kg) | 180 |
昇降方式 | ハシゴ |
宮(LEDライト、コンセント) | 無し |
材質 | パイン材 |
カラー | ブラウン ホワイトウォッシュ |
選び出すときりがない
今回二段ベッドを調べてみて分かったのは、死ぬほど種類があって迷う、と言うこと。
家電なんかは、必要なスペックの商品を、主要な全メーカーの機種を比較、みたいなことも出来ますが、ベッドの場合は無理。
楽天市場で「二段ベッド」って検索すると63000件も出てくるんだもの。
全部比較、なんてとても出来ませんよね。
家具屋に足を運んだ場合は、お店にある中から良さそうなのを選ぶので、楽です。
店の広さの関係で何百種類も在庫を置けないので、せいぜい数種類から選べばOK
ネットだと、膨大な数が出てきて、見てるだけで疲れてしまいますね。
選択肢が多すぎると、選ぶのに疲れちゃって結局買わなくなる、と言う有名な話があります。
選択肢を100種類用意するより、3つの中から選ばせる方がよく売れる。
悩んでたらどんどん買えなくなってしまうので、ぱっと選んだほうが良いかもしれません。
まとめ
二段ベッド選びのポイントは、
- 外形寸法は部屋にマッチしているか?
- ベッドの上段が高すぎたり低すぎたりしないか?
- 宮付きかどうか?
- 柵の有無と、取り外し出来るかどうか?
このあたりを見とけば良いんじゃないかと思います。
余裕があれば耐荷重が大きい方が良いですが、普通に使う分にはどれを選んでも大丈夫です。
すぐに潰れるようなものを売ったら大問題になりますから。
というわけで、あなたにピッタリの二段ベッドを見つけてください!