カワハラ雑記

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ペンタブレット(プリンストンPTB-STRP1)が壊れたので自力で修理した

      2016/11/04

愛用しているペンタブレット、プリンストンPTB-STRP1が壊れました。
とりあえず自力で修理したので、壊れた状況や修理方法を書きたいと思います。

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ペンタブが壊れた状況

自宅のPCでペンタブを使って作業していたところ、長男(4歳)が寄ってきて、「お絵描きしたーい」と。
席を譲り渡すと、長男はペンタブでなんか描いたりしていました。
と言っても、まともな絵はもちろん描けませんので、ぐちゃぐちゃに書きなぐっているだけですけど。

しばらくしたら気が済んだのかペンを放り投げてどっかに行ったので、私は席に戻って作業再開。
すると、ペンが全然反応しない!

ペンの充電がなくなったのかと思ったけど、そうではない模様。
PCを再起動しても改善しない。

おい、お前なにやった?と長男の首根っこをつかんで問い詰めても、知らぬ存ぜぬの一点張り。

一体どうしたんだ?

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症状

症状としては、とにかくペンをペンタブ本体に近づけても反応しない。
カーソルは微動だにしません。

ペン先を本体につけるとクリックの動作になるはずですが、無反応。
サイドキーも無反応。

つまり何も出来ない!

img_4280_s

本体のケーブルが出ている当たりにLEDランプがついていて、普段は白で点滅しています。
ペン先を本体に近づけると、白の点滅から白の常時点灯状態になるのが本来ですが、今は白の点滅のまま。
ペン先の接近を認識していない模様です。

ペンの充電が完全に切れた場合と症状が似ているので、とりあえず充電しようとしましたが、充電できません。
充電中はランプが赤に点灯しますが、赤にならない。
電池残量が充分にある時は充電できないので、多分まだ電池は切れていないんだと思います。

PCを再起動しても改善せず、デバイスマネージャーを開いてみましたが異常はありません。

完全に八方塞がりです。

とりあえず分解してみる

PCから見たペンタブは正常と判断されているので、ペンタブのハードウェアが物理的に壊れた可能性が考えられます。
故障で多いのがケーブルの断線かと思いますが、本体のLEDランプは光っているので、少なくとも給電はされています。

となると一番怪しいのは「ペン」です。

とりあえず分解してみますか。

でもどうやって分解するのかな?と、ゴムのグリップをグリグリやってたら、サイドのボタンが取れて焦る。

img_4251

ペンの中央の充電端子部下ら上下にパーツが分かれているようなので、中央から開くと予想できます。
表面にねじとかはないので、上下を引っ張るか回すかするしかなさそうです。
それでちょっと強めに引っ張ったら先っぽ側が抜けました。

引っ張ってたら急に抜けて、いきなりむき出しの基板と、頼りなく細い線のコイルが現れてまた焦る。
今の勢いで線が切れてない?

何が原因か観察してみる

分解したペンをよーく見てみると…

コイルから伸びてる髪の毛よりも細い線があるんですが、切れてる!

基板にハンダ付している箇所の根本が切れています。
ぱっと見では切れているのか分かりにくいですが、爪楊枝で触ったら切れてるのが分かりました。

img_4250_s

このペンの仕組はよく分かりませんが、どう考えてもこの線が切れていると動きませんよね。
ここが断線しているのが故障の原因と見て間違いなさそうです。

原因がわかったら早速修理!

原因が分かったところで、次にすることはもちろん修理です。

線が入れているなら繋ぐ。
切れた線をつなぐためにはハンダ付け。

幸い手元にハンダゴテがあるので、早速ハンダ付けと行きたいところですが…

線が切れてしまっているので、そのままでは基板まで線が届きません!

他の細い銅線を継ぎ足して延長してはんだ付けすると言う手もありますが、かなり細かい作業なので難しそうです。
そこで今回選択した方法は、基板にハンダを盛りに盛って、無理やり線まで届かせるという方法。

しかしこれ、栓の先端が僅かにはんだ付けされているだけなので、いつ切れてもおかしくないです。

ハンダを盛り盛りにして動作を確認したところ無事に動いたので、また壊れないうちに急いで蓋を閉めました。
なので、ハンダを盛り盛りにした写真は撮り忘れました。
でも、次に開けた衝撃でまた切れそうなので、何か不具合が起こるまでは二度と開けないことにします。

次のペンタブを選定しておいたほうがいいかもしれません。

(2016年11月4日追記)
その後また分解する機会があったので写真を撮りました。
こんな感じでハンダを盛って無理やり修理しています。

1-img_5063

なぜ壊れた?

直ったのは良いんですが、なぜ壊れたのでしょうか?
通常通りの使用方法で、特に変なことはしていません。

今回は基板に線をハンダ付している根本から切れているため、金属疲労により切れたのだと思われます。
線に何らかの力がかかったとき、この根本に集中して力がかかります。

特にペンを机に置く時の衝撃が原因となる可能性があります。
割りと雑にポイッと机に放り投げたりする事もあったかと思いますので、そういった衝撃が繰り返され、徐々に線の根本の箇所が疲労し、破断に至ったと考えられます。

そう考えると、このペンって結構な精密機器ですね。
普通のボールペンと同じような扱いをしたらダメってことです。

まとめ

プリンストンPTB-STRP1はサイズが大きい割に安くて良かったんですが、もう生産終了してしまっています。
また壊さないように大事に使いたいものです。

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