カワハラの、雑多な記録。

ゲーム自体が久しぶりな私のミニスーファミレビュー

   

ミニスーファミこと、ニンテンドークラシックミニ・スーパーファミコンが思いのほか簡単に手に入りました。
私はテレビゲーム事態から長らく遠ざかっていしたが、スーパーファミコンは私が小学生のときに情熱を注ぎ込んだゲーム機です。
その復刻版であるミニスーファミは、今の私から見てどのようなものなのか、少し遊んでみたので今更ながらレビューをしたいと思います。

パッケージが当時を完全再現。

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見てください、このパッケージ。
27年前に発売されたオリジナルのスーパーファミコンのまんまですよ。

完全にスーファミ世代の私には、このパッケージを見ただけで鼓動が高鳴ります。
細かいところを見れば「ニンテンドークラシックミニ」の文字が入ってたり、元と違いはありますが、あの雰囲気はそのまんまです。

でも小さい!
「ミニ」なので当たり前ですが、かなりコンパクトな箱です。

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パッケージの裏面は、収録タイトルの紹介等が記載されています。

ちっちゃくてすごくかわいい本体

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早速開封。
新しいゲームを開封するこの瞬間は、大人になってもワクワクするもんですね。
かなり長いことゲームなんて買ってないので、久々にこの感じを味わいました。

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手のひらに乗る大きさ!
かわいい!

エジェクトボタンと、カートリッジ挿入口はダミーとなっています。
本体内に21タイトルが収録されているので、カートリッジを挿す必要がありませんので。
それにしても、色といい、形といい、当時のまんまです。
このフォルム、懐かしい!
違うのは大きさだけです。

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裏はこんなです。
猛烈に子供に邪魔されている中、頑張って写真を撮っています。
MADE IN CHINAだそうです。

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コントローラーのコネクターもダミーで、本当のコネクターは蓋を開けたとこにあります。
コントローラーのコネクターも同じデザインでミニサイズにしてくれてたら100点だったのに。

コントローラーは昔と同じサイズが2個付属

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ミニスーファミに先立ち、去年発売されたミニファミコンのコントローラーは、本体に合わせて小さいサイズとなっていたようです。
しかし、ミニスーファミのコントローラーは、27年前当時のままのサイズ。
あの時と同じ感覚で遊ぶことが出来ます。

さすがに、ファミコンに比べてボタン数がかなり多いスーファミのコントローラーを小さくしたら使いにくいだろう、との判断なのかもしれません。
本体とコントローラーを並べて写真を撮ると、なんだか遠近感が狂ったように見えてしまいます。
これは、当時のスーファミ本体の大きさを鮮明に覚えてるってことですね。
初めてスーファミを見る人には、この違和感が感じられないのかもしれません。

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子供達が、我先にと食いついてきます。

ACアダプタ別売り… でもスマホの充電器でOK

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ミニスーファミで遊ぶために、本体とテレビが必要なのはもちろんですが、他に電源が必要となります。
私はよく調べずに買ったので知らなかったんですが、お店のレジにて店員さんに注意事項として教えてもらいました。

電源と言ってもUSBから給電する方式なので、普通のスマホの充電器があればOKです。
ミニスーファミ本体にmicro BのUSB端子がついていて、ここに接続します。
多くのスマホの充電もmicro Bなので、スマホ充電器のケーブルがそのまま使えます。

iPhoneなんかはmicro Bじゃないので、充電器からケーブルを抜いて、ミニスーファミに付属しているUSBケーブルを充電器に挿せばOKです。

スマホの充電器がない場合、PCのUSB端子や、テレビに付いてるUSB端子でも使用可能とのこと。

もちろん任天堂純正のACアダプターも1000円(税抜)で売っています。
でもスマホ充電器はだいたいみんな持ってるので、あえてACアダプターを別売りにして、その分本体価格を下げたのだとすればナイスな判断ですね。

接続はAVケーブル、ではなくHDMI

ミニスーファミ本体とテレビとの接続は今風にHDMI接続です。
往年のオリジナルスーファミは、黄色、赤、白のAVケーブルを使っていました。
ファミコンを経てスーパーファミコンを手にした当時は、このAVケーブルを見て「なんだか未来が来た」と子供ながらに感じたものです。

ファミコンはRF接続だとかの接続方法を採用してましたからね。
テレビのアンテナ線との間に白くて四角い機器を接続して、チャンネルを1チャンネルとかにして写すと言う謎の方式。

それに比べたら、黄色、赤、白の3本のケーブルを繋ぐだけのAV入力は手軽ですごく良いと感じたわけです。

現代に蘇ったミニスーファミはHDMI接続となり、音声も映像もHDMIケーブル1本だけで済みます。
AVケーブルより手軽で便利!

HDMIケーブルはミニスーファミに付属しているので、別に買う必要はありません。
ACアダプター以外は、HDMIケーブル、コントローラー2個、全て揃ったフルセットです。

画質は当時よりも荒く感じる

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画質に関しては、ちょっとプレイしてみた感じでは、「ドット感がすごい」と感じました。
当時はそんなにドットを感じなかったように記憶してますが…
思い出補正かな?

現代はテレビもフルハイビジョンが普通で、キレイな画質に見慣れているためそう感じる、というのもあると思います。
それ以外に、当時はアナログテレビでドットが若干ぼんやりして映っていたと言うのが大きいです。
今のデジタルのテレビはくっきり写りますのでドット感が半端なく感じてしまうわけです。

任天堂はこんなことはもちろん想定内。
昔のアナログテレビの映りを再現するモードに設定することも出来ます。

肝心の収録タイトルは?

ミニスーファミはカートリッジ交換が出来ませんので、本体に内蔵されたゲームしか遊べません。
と言うことは、どのタイトルが収録されているかということがミニスーファミの評価を大きく左右してしまいます。
ミニスーファミの収録タイトルは次の21タイトル。

  • スーパーマリオワールド
  • F-ZERO
  • がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
  • 超魔界村
  • ゼルダの伝説 神々のトライフォース
  • スーパーフォーメーションサッカー
  • 魂斗羅スピリッツ
  • スーパーマリオカート
  • スターフォックス
  • 聖剣伝説2
  • ロックマン X
  • ファイアーエムブレム 紋章の謎
  • スーパーメトロイド
  • ファイナルファンタジーVI
  • スーパーストリートファイターⅡ ザ ニューチャレンジャーズ
  • スーパードンキーコング
  • スーパーマリオ ヨッシーアイランド
  • パネルでポン
  • スーパーマリオRPG
  • 星のカービィ スーパーデラックス
  • スターフォックス2

どれも有名なタイトルばっかりですね。
スーパーファミコンが発売されてから、次世代のハード、NINTENDO64が発売されるまでのスーファミのタイトルが年代的にもバランスよく収録されています。

数えてみたら、21タイトル中半分以上の12タイトルは持ってました。
どんだけゲームばっかりやってたんだと、我ながら思います。

中でも目玉となるのが「スターフォックス2」。
「スターフォックス」はスーファミでは異色の3Dシューティングゲームですが、この続編です。
いろいろな事情があり、当時はリリースされずに終わった幻のタイトルでしたが、今回満を持してのリリースとなりました。

ミニスーファミの電源を入れるとどのタイトルで遊ぶかの選択画面となり、ゲームを選んだ後はもうあの当時のまんまです。
当時と全く同じ感覚でプレイすることが出来ます。

ミニスーファミの説明書はネット上で見れる

ファミコンは取扱説明書を読まないと意味がよく分からない、ということもありましたが、スーファミは割りとゲーム内で説明してくれたりするので説明書なしでも遊びやすいです。
でも、細かい所は説明書で確認出来ればベストですよね。

ミニスーファミには各ソフトの説明書は付属していません。
じゃあどうしたらいいのかというと、なんとネット上で全部見れます。

ミニスーファミ収録タイトルの説明書

ミニスーファミを買った人じゃなくても、誰でも見れるのが太っ腹ですね。
買った人はもちろん、買ってない人も説明書見るだけでも楽しいですよ。

私はどういうわけか子供の頃、ゲームの説明書を見るのが好きでした。
新しく買ったものは、説明書を読んでから使うタイプです。
でも最近は説明書を読まずにいきなり使うことが増えてきました。
だんだん大雑把な性格になってきたのかもしれません。

まとめ

ミニスーファミを買って後悔することは、まずないと思います。
特にスーパーファミコンで遊んでいた世代にとっては、これだけのソフトが入って1万円以下で買えるなんて、お得にも程があると感じます。

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