カワハラの、雑多な記録。

史上最大級のレゴ、バケット掘削機レビュー。大人も子供も大満足

   

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レゴ史上最大とも言われている巨大キット「バケット掘削機(42055)」を買って組み立てたのでレビューしたいと思います。

2016年8月5日発売らしいので、既に発売から1年以上が経過。
今さら感は拭えませんが、せっかく買ったんだからブログのネタにしないともったいない!
と言うもったいない精神を持ってお届けします。

なんでこれ買ったの?

このバケット掘削機は私が買った中では一番高額なレゴです。
前から「いつか作りたい」と思っていましたが、なかなか購入の踏ん切りがつかない状態でした。
発売から1年以上経ったこのタイミングでなぜ買ったかというと…(正確には7月末に買ったので1年経ってないですが)

この前に名古屋のレゴランドに行った時にランド内のショップをうろついてた時にこのバケット掘削機も置いていました。
そのお値段3万8千円ほど。

「高っ!アマゾンなら3万以下で買えるわ!」と思った時に閃いてしまったんです。
「じゃあ、買おう」と。

レゴランドに行くために、このバケット掘削機が買えるくらいのお金を使っていたので、「お金使ったついでにバケット掘削機も買っちゃえばいいじゃん」みたいなよく分からない理屈が働きまして、気づいたらアマゾンで注文していました。

家を買ったとかで大きなお金を使った時、財布の紐がゆるくなってついでに高級な家具を買ってしまう、みたいな感じでしょうか。
だいぶ違うような気もしますが、心理状態としては似ていると思います。

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レゴテクニック バケット掘削機とはどんな商品か?

バケット掘削機(42055)はレゴテクニックシリーズの製品で、組み立てると全長74cmにもなる巨大なキットです。
パーツ数は3929個と、サイズ、パーツ数ともにレゴのキットとしては最大級となります。
ちょっと前まで、トイザらスやレゴストアの実店舗にも置かれていましたが、発売から1年が経過したからなのか最近店頭ではあまり見かけなくなりました。
ということで私は、アマゾンで2万6千円くらいで購入しました。
いっとき、もうちょっと安く(21600円位)で売られていましたが、現在はこれくらいの価格で落ち着いているようです。
どうせ買うなら、あの時買っときゃよかった。
まだ廃盤にはなっていませんが、将来廃盤になったときは価格が跳ね上がると思いますので気になっている方はお早めに。

バケット掘削機と、おまけにオフロードダンプトラックも付いていて、両方同時に組み立てられます。

モーターが付属していて、バケットの回転、バケットの旋回、クローラー(キャタピラ)による移動が電動で行えます。
これらの動作がたった一つのモーターで実現されているというのだから驚きです。
複数のモーターを内蔵した方が、よっぽど簡単にこの動作を実現出来るはずです。
これをあえてモーター一つとしていることに非常にこだわりを感じます。

レゴの「テクニック」と言うシリーズに属する商品ですが、「テクニック」のパーツは普通に「レゴ」と聞いた時にイメージする四角いブロックの上部にポッチがついたブロックは殆ど使われていません。
なので、レゴに詳しくない人がこれを見ると、レゴとは思わないかもしれません。

このバケット掘削機は普通のレゴじゃ満足できない、ややこしいものを作ってみたいと言う人にピッタリの商品ですね。

箱がボロい。とてもボロい。

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注文したバケット掘削機が届いて最初に衝撃を受けたのが、その箱の大きさ。
・・・ではなく、パッケージの箱があまりにボロボロだった点。

「え?中古品?」と思ってしまったほどです。

アマゾンが直接販売しているわけではなく、第三者が販売している「マーケットプレイス」品でした。
マーケットプレイス品だったから運ばボロいのかは不明ですが、買う時にamazonで品切れだったため、マーケットプレイスからチョイスしたわけです。
でも発送はアマゾンが受け持っていたようです。この辺の仕組みはよく分かりませんが。

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箱に直接ラベルが貼られているし。
もしかしてこのパッケージのまま輸送された?
そして、このバケット掘削機がなんかヤバイものと判断されて航空輸送してもらえなかったってことでしょうか。

自宅に届いた時は、きちんと段ボール箱の中にこのパッケージが入っていました。
バケット掘削機のパッケージよりだいぶ大きいダンボール箱に入ってたので、届いたときはすごい迫力。
こんな箱ボロボロで中身は大丈夫か?と心配になりましたが、結果的に大丈夫だったようです。
パーツも全部揃っていて、ちゃんと組み立てることが出来ました。

箱の中身

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箱の中身はこのようになっていました。
各袋に番号が振られていて、左においている1~3の袋は白い箱の中に入っていました。
袋の数、30以上。

今まで持ってなかったモーターとかリニアアクチュエーターとか特殊な部品が色々入ってる!
レゴ好きなら、箱を開けたこの瞬間のテンションが上がる感じ分かりますよね?

どうでもいいですが、写真に写っている部屋の生活感はなんとかならないものか。

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組み立てマニュアルの厚みが2cmくらいある。
このあと待ち受けている途方もない作業量を予感させられます。

ちなみにこのキットでAモデルのバケット掘削機と、組み換えでBモデルの謎の機械を作ることが出来ます。
このマニュアルにはBモデルは掲載されてなくて、Aモデルだけでこのページ数となっています。
Bモデルは公式ページからダウンロードと言う方式です。

Bモデルのマニュアルは300MB以上のファイルサイズとなっていて、これまた規格外。

作業に要した時間はどれくらい?

作業日時 作業時間
7/28 22:18 – 23:34 76min
7/29 22:23 – 0:37 134min
7/30 21:41 – 23:25 104min
8/15 23:32 – 04:19 287min
8/19 22:06 – 01:12 186min
8/27 10:32 – 12:13 101min

合計作業時間 887分 / 14時間47分です。
ちなみに初日はおまけのオフロードダンプトラックのみ組み立てました。

作り始めてから終わりまで、1ヶ月もかかってしまった。
と言っても作業したのは6日間だけですが。
組み立ては一人ではなく、嫁と二人がかりでやりました。
一人だともっとかかるはず。

なんで1ヶ月もかかったかというと、これを作ってるところを5歳と3歳の息子たちに見つかるわけにはいかなかいからです。
見つかったら最後、シッチャカメッチャカになってパーツを紛失し、完成がますます遅れる…
みたいな事態が目に見えています。

なので二人が寝静まった後に作業開始です。
でも私も夜は眠いので、「今日は遅いし、やめとこう」ってなって、なかなか作業が進まないわけです。
無駄に早起きの次男がいつ起きてくるかわかったもんじゃないので、早朝に作ると言う手も使えません。

毎回押入れにバレないように隠さないといけないので、出し入れが地味に面倒でした。
最後の方は組み上がってきて巨大になってくるのでうまく隠せず、押し入れを開けたら結構丸見えな状態でした。
「これは絶対バレる。」と思ったけど、案外大丈夫でした。

最大級のレゴ、組み立ての難易度は?

レゴが好きなら楽しんで出来る感じです。
私にとってはそんなに難しいと思うところはありませんでした。

多分、一番必要なのは「根気」。
私の場合は日を変えて作業したので良かったですが、ぶっ続けで完成を目指すとなると、途中で飽きちゃうかもしれません。

「次のパーツをどこに付けたらいいか分からん!」的な難しさはそんなにないです。
だいぶ組み上がってくると、説明書の図もごちゃごちゃしてくるので、どこにパーツを付けるのか一瞬では判断出来ないこともありますが、よく見ればなんとかなります。
コツとしては、そのページで必要なパーツを先に集めてから組み立てると良いです。
こうすることで、パーツのつけ忘れを予防できます。
図だけ見て付けたつもりで次のページに進んでしまうと、後で泣きを見るかもしれません。

パッケージを開けると大量の袋にが入っていてパーツが小分けされていますが、袋には1~8まで番号が振られています。
マニュアルに沿って組み立てていくとこの袋を順番に開封していくことになります。
全てを一気に開封して、3000個以上のパーツの山の中から目的のパーツを探す… みたいなことにはならないのでご心配はいりません。

ただ、Bモデルを作りたい時、一度バラバラにしないといけないので、大量のパーツの中から探すという地獄が確実に待っています。

また、断面が「+」型のシャフトを部品に通す作業はちょっと硬いので、嫁は「硬い。やって。」と私に丸投げするようになりました。

ユニットを単体で組み立てた後に本体と合体するという場面が度々登場しますが、ペグが5本以上同時に挿さないといけないこともあります。
これがなかなか刺さらなくて苦労することも。
小さい子供だけで完成に持っていくのは無理ですね。
対象年齢12~16歳となっていますが、5歳の長男では絶対無理です。

このアームとペグを使って組み立てるという構造はレゴテクニック特有のものですが、アームの穴にペグをまっすぐに差し込まないと入らないので、小さい子にはこれが難しい。
1本ならまだしも、2本以上の同時挿しという場面だと大人でもなかなか入らなくてイライラすることも。

やっと完成した

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まるまる一ヶ月かけてやっと完成しました。

あと一日作業したら終わるかな?と思っているある日、次男が押し入れに隠しているバケット掘削機を発見してしまいました。
「遊びたい、遊びたい」と大騒ぎするので、押し入れから出して息子たちが見守る中、完成まで一気に製作することに。
見つかったのが、完成間近のタイミングでまだ良かったです。
もっと初期の段階で見つかってたら、もっとややこしいことになってたはず。

実はこの数日前にも長男が見つけてしまったんですが、これが何か理解出来なかったのか、そんなに大騒ぎしなかったみたいです。

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全長74cm,高さ約40cm。
かなりの迫力です。
正直、完成品の置き場所に困るレベル。

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底から見たところ

バケット掘削機のギミック紹介

バケット掘削機には電動、手動を含め様々な可動箇所、ギミックが散りばめられています。

電池ボックスとスイッチ

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電池ボックスとスイッチです。
電池は上の写真で見えている側と反対側、合わせて6本の単三電池を使用します。
普段の生活で、単三電池を6本も使うモノってなかなかないのでワクワクしますね。

スイッチによりモーターの正転、逆転が出来ますが、上の写真を見れば分かるように、一方にしかスイッチを入れられないように工夫されています。

逆に入れちゃうと、バケットが逆回転してしまうのでこのように予防策が取られているわけですね。
こういった、レゴの細かい配慮には恐れ入ります。

電動のバケット、ベルトコンベア

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電源を入れて真ん中のレバーを上図のようにすると、採掘用のバケットとベルトコンベアが回転します。

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ベルトコンベアはバケットのある前側と後ろ側の2本に分かれています。
コンベアのパーツは、移動用のクローラー(キャタピラ)と同じ形のパーツですが、色が違います。

電動で上部が旋回する

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上図のように中央と奥のレバーを倒すと、バケットとコンベアが回転しつつ、上部(バケットと前側のコンベアのところ)が旋回します。
奥のレバーを反対に倒せば反対回りに。

ゆっくりとバケットを旋回させながら掘削する動作を再現しています。
旋回の速度は、ぱっと見動いてるのか分からないくらいのスピードですが、そこがまたリアル。

電動でクローラーが回転し、走る

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中央のレバーを先程とは反対にして、手前のレバーをどちらかに倒すと、クローラー(キャタピラ)が回転し走り出します!
この時、バケットの回転は止まります。
走りながら掘ることは出来ないってことですね。

やっぱり乗り物が動くというのは、それだけで興奮します。

  • バケットとベルトコンベア
  • 上部旋回
  • クローラー

このバケット掘削機のモーターで動く箇所は以上の3箇所となります。

モーターからの動力の伝達方法がすごい

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いろんな動きをたった一つのモーターで実現しているというのがこのバケット掘削機の特徴ですが、その方法がまたよく出来てる。
上の写真はコントロール部のレバーの裏側ですが、ギヤがごちゃごちゃしててトランスミッションになっています。

赤いギヤが幾つかありますが、レバーが中央(ニュートラル)位置にある時は赤ギヤとシャフトの回転は連結されていません。
レバーを操作するとその間にある濃いグレーの部品が動き、赤ギヤとシャフトが連結され回転動力を伝えることが可能になるという仕組みです。

このトランスミッションにより、左側の赤、黒、黄色のシャフトへ動力の伝達するか否か、正転か逆転かをコントロールすることで色々な動きを実現しています。

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モーターは上部の端っこに位置していますが、下方にある後ろコンベアやクローラーなど、遠く離れた所にも動力を伝達しなければいけません。
この動力の伝達には、上の写真のように立てに3本延びたシャフトにより行われています。

バケットが上下したり、旋回したり、下部コンベアも左右に稼働しますがそれでも着実に動力を伝達する機構は感動的。
これ考える人すごいですね。
私はただ「すごい!」と言う他ありません。

リニアアクチュエーターでバケットの高さを調整できる

ここからは手動で動かせる箇所を紹介します。

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手に持っているギヤを回すと、2本のリニアアクチュエーターが伸び縮みして、バケットの位置を上下に調整出来ます。

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リニアアクチュエーター回りを別角度から。
電動箇所の複雑に動力を伝達する機構を見た後だと、随分あっさりしてるように見えますね。

組み立ててる時は、ここも電動で動くのかと思ってましたが手動と分かって「なーんだ」と思いました。
がっかりしたと言うほどではありませんが。

後方のベルトコンベアが180度動く

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ギヤを回すと左右90度ずつ、180度の範囲で後方のコンベアを動かせます。
ギヤの上にある赤いレバーは、左右の動きをロックするためのもの。

このレバー部を作ってる時は「なんか分からんけど電動で動くんだろうな」と思ってましたが、そうではなかったみたいです。

はしごを片付けられる

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他に比べたら地味ですが、搭乗用のはしごを跳ね上げておけます。
手すりも一緒に跳ね上がるところが、芸が細かいです。

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通路は操縦席、上の方のモーター付近まで続いています。
機能には直接関係ないですが、ディティールアップのためのこういう部分も手抜きなしです。

動きが遅い!

さっきも書きましたが、モーター駆動の動きが非常に遅いです。
事前に調べてたので知ってましたけど、クローラー(キャタピラ)での移動は「本当に動いてんの?」と思うほど遅い。

しかも動かないときもある。
「どっか詰まってんのかな?」といじくり回してたら動いたりする。
私が組み立てた時の精度の問題かもしれない。

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過負荷によるモーターの破損を防止するためのトルクリミッター付きギヤ(クラッチギヤ)が付いているんですが、無理な力がかかるとこれが滑ってモーターを守ります。
上の写真の右上に2個、左下に1個見えてる白いギヤです。

動かしてる時によく見ると、このギヤが若干滑ってる時があります。
つまり、無理な力がかかっているということです。
かと言って、どこが悪いのか原因は特定できず。

子供がめっちゃ遊ぶ

完成して電池を入れて子供に差し出すと、大興奮で遊んでいました。
5歳の長男は「すごいね!大きいね!」とずっと言ってました。

このバケット掘削機は大人向けのレゴと言ってもいいですが、大人は完成した後は電池入れてちょっと動作を確認したら終わりですよね。
完成したバケット掘削機で大人ががっつり遊ぶってこともそうそうないと思います。

大人の私は組み立てるのを楽しみ、子供達はそれで遊んで楽しい、一挙両得なのがこのバケット掘削機です。

あと、テクニックシリーズのペグでパーツを繋げていくという方式は頑丈なので、子供が激しく遊んでも簡単にはバラバラになりません。
前に作った通常のブロックのミニクーパーは、子供が遊んだら割と簡単にドアとかが取れてしまいました。

そういう視点で見るとテクニックシリーズは、「レゴ好きな親と小さい子供」と言う家庭にも相性が良いかもと思ったりします。

まとめ

結果的にこのバケット掘削機は大人も子供も大満足の商品でした。
繰り返しますが、廃盤になるとレゴは値段が跳ね上がるので、気になっている方はお早めに。
レゴは作って楽しい、ばらしたらそのパーツは次の作品への資産になる、とてもコスパの高いオモチャです。

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